辺野古と報道

先週から1週間ほど、沖縄県名護市辺野古にまで行って来た。

話すことは、たっぷりあるが、とりあえず、今回はこの写真と共にお話をしよう。

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これは、新基地建設(普天間基地の移設先といわれる)現場を撮影、取材をしているメディアの方達が、工事現場の辺野古崎から大浦湾を見下ろすことのできる展望台にたむろしている様子。現在、埋め立て工事のための護岸工事が進められている。

海の上の赤い線は、フロートで、船やボートによる抗議、阻止行動を防ぐために設定したもの。海保がその周辺を見張っている。前日に、私はカヤックで抗議する一団に加わり、フロートの近くまで漕ぎ着けた。
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問題なのは、この護岸工事は県知事が認可していない岩礁破砕許可を申請せずに行われようとしていること。前知事が認可した許可は先月末で切れていて、それ以降は、工事を進める沖縄防衛局は申請をしていない。それでも、できると居直るのは、辺野古の漁民が漁業権を放棄しているから、許可は必要ないという理屈。それは明らかに違法。

なので、法を犯してでもいつ護岸工事をするのかが注目の的となっている。それをすれば、県知事は提訴して、ひいては埋め立ての承認撤回に踏み切ることにもつながる。

そんなことで、展望台に集まったメディアのクルー達もやきもきしている様子だったが、私は単に眺めたくて来たのだったが、ついでだから、メディアにとっての辺野古をカメラマンや記者の人々にきいてみた。



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# by masagata2004 | 2017-04-20 14:16 | 沖縄 | Trackback | Comments(0)

外国人と働く

最近、とある運送会社で働くことがあった。現在、引っ越しや事務所移転で繁忙期なので、短期のアルバイトの募集があった。学生やフリーランスで働く社会人など様々な男たちと一緒に、この力仕事に挑むことになった。

その中に中央アジア出身の人がいた。彼は妻が日本人なので、日本語は堪能。ただ、時々、文法的な間違いがあるくらい。少なくとも、周りの日本人が言っていることはしっかり理解している。

そんなわけで、彼を含め数人の男たちと一緒になって働いたのだが、そこで何が起こったかというと。

まずは、若い学生で中央アジアに以前滞在したことがあるという人が、興味深そうに彼に話しかけてきて、お互い盛り上がった。エベレストの話もして盛り上がった。私も、彼といろいろな話をした。大阪弁は理解できるかなんてきくと、彼は、大阪弁は分からないが沖縄弁なら分かると言った。

なので、友好的な雰囲気が続いたかと思ったが、最後に嫌なことが起こった。


続き
# by masagata2004 | 2017-03-17 19:24 | マサガタな日々 | Trackback | Comments(0)

映画「小さき声のカノン」 あれから6年

大地震と大津波と原発事故が東北地方で起こった311から6年目。東京は千代田区のアーツ千代田で上映されたドキュメンタリー映画「小さき声のカノン」を観た。その1週間前に、私は、福島県の伊達市と飯舘村を訪ねている。

映画は主に、福島で子供と一緒に暮らすお母さん達の苦悩に焦点をあて、1986年に大事故を起こしたチェルノブイリ原発事故により被害を被ったベラルーシの人々との対比を醸し出している。驚くことに、そのベラルーシの放射染被害対策を策定したのは日本の医師や団体によるものだったという。

規模は違うが、子供への影響の深刻さは、そんなに変わらないということを思い知らされる。特に、子供の体力に著しい変化がみられると応える人々のインタビュー場面で、ぞっとする思いをさせられる。チェルノブイリでは、当時子供だった人たちが大人として成長するまでに何度も骨折を経験するなど、肉体の弱体化が指摘されていた。また、原発事故後に生まれた人々にも健康障害は多発しているという。

ちなみに、福島では、事項当時18歳以下だった子供達の検査で、通常の数十倍を超える甲状腺癌の症状がみられており、明らかにチェルノブイリと重なる。

映画を製作した鎌仲ひとみさんとも、お話をして、私が伊達市や飯舘村を前の週に訪ねたことを話すと、服は洗濯をしたか、ときかれた。線量は高くなくとも、土壌汚染の心配があるからだという。



さて、私の伊達市と飯舘村の訪問記について述べると、


続き
# by masagata2004 | 2017-03-14 11:09 | 環境問題を考える | Trackback | Comments(0)

ハリウッド映画「沈黙 サイレンス」 宗教とは? 神とは?

すでに小説の原作を読んで評論も書いており、その世界に引き込まれていたので、映画は、初日公開の日に観に行った。感想は、全く期待を裏切るものではなく、原作通りのイメージで、原作同様に感動を覚えた。

監督が、カトリック教徒ということが良かったのだろうと思った。ハリウッド映画ということでほとんどが英語(ポルトガル語という前提)だが、日本語で日本人の演技の優れた俳優達が、長崎弁で台詞を言う。情景や衣装も違和感がなく、日本映画と見間違うほどだ。日本市場を意識したためと思われる。ただ、この映画の初公開は、バチカンで、聖職者達に対してだったというのだから凄い。万国共通で理解できる内容だったらしい。

江戸時代初期のキリスト教禁教令により、キリシタン弾圧の激しかった長崎に、ポルトガルから二人の宣教師が密入国する。彼らの目的は、弾圧と拷問の末、棄教した神父を探すことであった。そして、隠れキリシタンの村にたどり着くのだが、彼らの存在は現地の奉行に知られることとなった。



ここからネタばれ
# by masagata2004 | 2017-01-30 21:54 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)

映画「リリーのすべて」 選べない体

20世紀初期、デンマークに住む風景画家のアイナーは、同じく画家の妻と一緒に暮らすごく普通の紳士に見えたが、ある日、妻に女性モデルの代役を頼まれたことから、自らが女性であったことに気付く。そして、日常的に女装をして自らをリリーと名乗ることとなる。

その後、本来の自分の姿にするべく、当時は実験段階であった性転換手術を受けることにするのだが、それは大変危険な賭けであった。

この映画を観ることにしたきっかけは、自分が長年に渡りトランスジェンダーの人々を誤解していたからである。特に、男性から女性に転換する人は、女装癖があり、また、気弱で受け身になりたいから女性になりたがっているのではと思っていた。

実のところ、その人達は、異性の体になりたいのではなく、そもそもが異性であるのに、外見上、自分と違った性の体として生まれてきたのを修正しようとしているのであるということが分かった。男である、女であるというのは肉体的に違うだけでなく、精神的にも違うということを意味するのだ。それは社会的な男らしいとか、女らしい、というのとは違う生物学的な性認識である。

最近、そのことで有名なのが、アメリカ人で元オリンピックの男子陸上競技の金メダリストであったケイトリン・ジェナーである。性転換手術を65歳で施し、女性の体になり、髪の毛を伸ばし女装をしている。彼女曰く、自分は、それ以前は毎日、朝から晩まで自分に嘘をついて生きていたと。正直いって外見上、不気味に見えるのだが、それが本人にとっての「ありのまま」の姿である。

人は、生まれる時、自分が男になるか女になるかを選べない。それと同様に、心と体の性が同じ人間として生まれるか、ずれが生じる人間になるかも選べないのだ。

しかし、悲しいことに、そういう事情に対しての社会の理解が乏しい限り、彼ら、彼女らは苦しみ続けるであろう。リリーの時代は、全く理解がなく、医師に相談をすると、精神病院に連れ込まれそうになったりした。現代は、日本でも、性転換をした後に、戸籍変更が可能となるように法改正もされるようになったが、社会の偏見は未だ根強い。

これは、人が人として生きる上での権利の問題と捉えるべきだろう。


# by masagata2004 | 2016-12-09 20:58 | Trackback | Comments(0)


人生は常に進歩していかなければならない


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