これを右傾化というのか?

私が、JANJANに投稿した記事に対して、2チャンネルで右傾化しているという感想が書かれていた。

これまで書いた私の記事と比較するとかなり右傾化していると言いたいのだろうけど、これまでの主張とは何ら変わりない。私が過去にJANJANに投稿した記事は、今回投稿した記事を含めこのページで読める。

ちなみに問題となったのはこの記事で以下に転載しておく。何ら右系の記事ではなく、正常な日本人なら普通に読める記事だ。特に太字の段落は私が過去からずっと一貫して言ってきたことで、そのおかげで左系のニートと思われていたくらいだ。

安保、威厳、統合 日本にはどうしても軍隊が必要だ

先月27日、DVDのレンタル店で「海ゆかば 日本海大海戦」(1983年作品)という映画を借りた。1905年、日本海軍がロシアのバルチック艦隊を砲撃して、日露戦争を勝利に導いた「日本海海戦」を連合艦隊旗艦・三笠に乗り組んだ軍楽隊の視点から描いた物語だ。偶然にも、レンタルした日は日本海海戦の記念日だった。

 筆者は、軍艦三笠に切っても切れない絆のようなものを感じている。昨年4月、原子力空母母港化反対運動のため横須賀を訪れた時、拠点の事務所に向かうはずが、なぜか道に迷い、記念艦三笠のある公園に辿りついてしまった。そんな軍艦が横須賀にあるということさえも知らなかった。艦内に入り、水兵や東郷平八郎率いる人々の亡霊に触れたような体験をした。まさに、誘いを受けたとでも言っていい。

b0017892_15359.jpg


 そんな体験のせいか、映画の世界には、ぐっと引き込まれた。今は亡き沖田裕之と三船敏郎がメインキャストである。当時の水兵たちの生きざまが分かりやすく描かれており、兵士の間の男色、天皇に対する忠誠心、過酷な庶民の生活と軍隊の関わり合いなどが理解できる。

 三笠で出会った亡霊がそのまま画面に現れたようで、親しみを感じ、感動しながら何度も見た。激戦に向かうため、佐世保港を出港し「蛍の光」を奏でながら、甲板から手を振る水兵たちの姿は涙が出るほどだった。

 日本海大海戦では大勝利という結果だったが、連合艦隊にもかなりの犠牲が出たことがしっかり描写されていた。

 日露戦争の勝利が、日本を大国へと押し上げる結果につながったとされる。多くの犠牲が今日の日本の基盤を作ったことを忘れてはならない。

 今の日本には軍隊がないことになっているが、実際は、自衛隊と名を変えた疑似軍隊がある。そして、日本と日本国民を常に護衛している。最近では、自らの存在さえも否定する平和団体の旅客船の護衛を海賊の出没する外洋で引き受けた。実に誇らしい存在だ。

 旅客船の乗客のブログによると、海上自衛隊の護衛を知らされたとき、平和団体のスタッフの中には屈辱感から泣き崩れる人もいたらしい。だが、乗客の半分以上は護衛に賛同したということだ。

 安全を考えると当然のことである。考えてみれば、日本列島は今まで、自衛隊に護衛されていた客船のようなものだった。

 しかし、それ以外に軍隊というのは、安全保障と同時に、その国の威厳と統合性を象徴する意味でも必要なものだ。

 映画では、戦艦の出港に対し、旗を振る群衆の姿が映し出されていた。「同じ軍隊に守られている我々」という共有意識を提供してくれる。特に日本は、サムライが国家を作り上げた歴史がある。軍隊の存在を抜きに国体を語ることはしにくい面がある。

 もちろん、そんな軍隊に頼りすぎて国家を破局に導き、多くの犠牲を国内外にもたらした歴史を忘れてはならない。その過去に対しては真摯に反省し、今日的な軍隊の在り方を模索しなければならないだろう。

 だが、人は、国家という共同体を外れて生きていくことはできない。だから、国家の必要機関である軍隊を捨てることなどできない。海賊からの警護や北朝鮮からのミサイル危機など軍隊の必要性が増す今日、憲法改正と同時に軍隊と国民とのあるべき関係をじっくり論じてみるべきだ。

 筆者の意見としては、軍人が敬意を表される社会であって欲しいと願う。威張られては困るが、彼らには胸を張って、国を背負って立つ意欲を見せつけてほしい。それにより社会が、活性化するのだ。

 横須賀を訪れたときに見た制服の自衛隊員は、三笠の水兵の末裔らしく、実に凛々しかった。彼らに対し敬礼し、憲法9条改正は「よいそうろう(海軍用語で「了解」)」と伝え、ねぎらいたい気分にさせられた。

 現実を見ない教条的な平和主義がもてはやされた時代は終わった。現実を恐れず真正面に立ち向かう三笠の戦士のような人々がもてはやされる時代が来ることを願う。もちろん、無用な戦闘は避けるべきだが。

私のポリティカルスタンスは、中央左、リベラルといったところで。で、現実主義。
by masagata2004 | 2009-06-04 01:05 | マサガタな日々 | Trackback | Comments(14)
トラックバックURL : http://masagata.exblog.jp/tb/11164754
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by yuki at 2009-06-04 21:08 x
誤解している人が多いですが、民族主義は集産主義なので左翼です。
それと軍事・史観に左右は関係ありません(左翼は理想主義者が多いから左翼=反戦・自虐に見える)。
WW2は左翼が起こした戦争です。

国粋主義者と平和主義者が反米を軸に手を繋ぎ始めました。
この道はいつか来た道。
今度はどちらが先に仕掛けるか知りませんが。

これを馬鹿げた極論とお考えですか?
平壌訪問であなたがおっしゃった通り、空気(世論)は膨張していきます。
私から見れば、あなたも理想主義者ですよ。
Commented by ruhiginoue at 2009-06-05 02:47
 憲法その他の基礎知識が欠落しての結論誘導だから、右傾化ではなくネットウヨ化しているというのが正確です。
 日本国憲法のどこに「軍隊」の不保持が規定されてますか?
 自衛のみの「戦力なき軍隊」であるから合憲とされているのだから、それが間違いだと考えるならそう言うべきなのに、自衛のために改憲すべきという誤った主張をしていますよね?
 
Commented by ruhiginoue at 2009-06-05 06:01
>日本と日本国民を常に護衛している。
常に監視している実態については?
>最近では、自らの存在さえも否定する平和団体の旅客船の護衛を海賊の出没する外洋で引き受けた。実に誇らしい存在だ。
政治で決定されたことに従うのは当たり前。国民も渋々従っただけ。国民は公僕より上にいる。
Commented by ??? at 2009-06-05 22:55 x
改憲はとても簡単な答えです。
それなら馬鹿な私でも見出すことができます。
masagataさんならそうではない平和な答えを導くことができるのでは、と思いました。
Commented by masagata2004 at 2009-06-07 15:15
国民が自衛隊を監視・できるのが民主国家です。

>日本と日本国民を常に護衛している。
常に監視している実態については?
Commented by ruhiginoue at 2009-06-07 17:52
 司馬遼太郎が軍隊経験から「軍隊が守るのは軍隊自体」国とか国民を守るものでないと指摘したが恵庭事件の裁判では、緊急事態でもないのに自衛隊が国民生活を壊すのでは仕事になってないという問いに防衛庁は「国防とは政治体制を守るもので個別の国民ではない」と明言。
 自衛隊学校でも、「民主的に選挙で成立した政権が社会主義など左派だったら、その指示に従うのが自衛隊の義務」かというと「とんでもない。国体を維持する自衛隊だ」つまりチリのように軍事クーデターということ。その訓練をしていた告発もあり、研究論文で幹部たちは「ヒューマニズムの克服」と称して、反政府デモ鎮圧のため女子供を巻き添えにして銃撃することをためらってはならないと説く。
 現実に治安出動訓練が必須科目であり、これは国民に銃を向けることだと反対する自衛官は懲戒解雇され業務妨害の刑事被告となり、これは大規模な支援運動により無罪となったが、解雇取り消しは認められなかった。
 この方針は現在でも変わっていない。伝統ある小平機関は国民の監視に腐心しており、自衛隊関係の裁判や運動をしていれば調査され、盗聴も受ける。しかし裁判に訴えても退けられている。
Commented by masagata2004 at 2009-06-07 19:05
どんな組織にも自己保身や暴走の危険があります。官僚や警察なんかも、だからといって、それを廃止してしまえとはならないでしょう。それよりも、過去の間違いを繰り返さない体制にしていけばいいのでないかと。それができるのが民主主義国家です。
Commented by ruhiginoue at 2009-06-07 22:39
 外部監査の結果、不正があったら組織そのものの改廃まで定義していないと、効果がありません。
 今の自衛隊は良くないので廃止して、新たに防衛隊と救助隊の二組織を立ち上げるべきとの意見がありますが、それに賛成です。
Commented by masagata2004 at 2009-06-08 23:35
>防衛隊と救助隊の二組織を立ち上げるべきとの意見

そんなの日本でのみ通用する定義です。思い切って軍隊としましょう。分かりやすさ第一。外国でも活躍しなければいけないのですから。
Commented by ??? at 2009-06-09 23:25 x
軍とは戦争のための武力集団なのでは?
思い切り、思い切ってほしいです。
Commented by ruhiginoue at 2009-06-10 00:30
 組織は「定義」とは違いますよ。
 ロシアがソ連時代から「空軍」と「防空軍」は別の組織にしているなど、国にって異なるのはむしろあたりまえ。
Commented by masagata2004 at 2009-06-10 23:49
国民の軍隊でない現状ならば、国民の軍隊に変えましょう。自分たちの存在を否定する平和団体のレジャーボートを護衛しているのは民主主義の軍隊らしい姿です。そういうのを支えましょう。全否定するのではなくてね。
Commented by ruhiginoue at 2009-06-13 03:11
 自衛隊用語で「竜作戦」と称し、民生部門で恩を売りからめとり国民に浸透し服従させるのは工作でしかありません。
 働いている個人に対しては、自衛隊にも、警官やみどりのおばさんと同じように「おつかれさま」というのが礼儀でも、信頼をおいてはいけませんし、褒めてもいけません。あくまで政治力によりコントロールする対象です。
Commented by 鉄伯爵 at 2009-06-16 22:02 x
>研究論文で幹部たちは「ヒューマニズムの克服」と称して、反政府デモ鎮圧のため女子供を巻き添えにして銃撃することをためらってはならないと説く。

昔の角川映画『戦国自衛隊』で、戦国時代にタイムスリップした自衛隊員たちの一部が、無防備の庶民を殺戮するシーンがありましたね。クーデター計画に関わっていた自衛官が登場する設定等、SFアクションながら、「軍」というものの本質を鋭く描いていました。


人生は常に進歩していかなければならない


by マサガタ

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

カテゴリ

全体
プロフィール
自作小説
映画ドラマ評論
環境問題を考える
時事トピック
音楽
スポーツ
ライフ・スタイル
米留学体験談
イベント告知板
メディア問題
旅行
中国
風景写真&動画集
書籍評論
演劇評論
アート
マサガタな日々
JANJAN
スキー
沖縄

タグ

最新のトラックバック

映画「終戦のエンペラー」..
from soramove
【映画】バーダー・マイン..
from しづのをだまき
インサイダー
from 映鍵(ei_ken)

フォロー中のブログ

高遠菜穂子のイラク・ホー...
ジャーナリスト・志葉玲の...
増山麗奈の革命鍋!
*華の宴* ~ Life...
poziomkaとポーラ...
広島瀬戸内新聞ニュース(...
楽なログ
美ら海・沖縄に基地はいらない!

その他のお薦めリンク

ノーモア南京の会
Peaceful Tomorrows
Our Planet
環境エネルギー政策研究所


私へのメールは、
masagata1029アットマークy8.dion.ne.jp まで。

当ブログへのリンクはフリーです。

検索

ブログパーツ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

東京
旅行家・冒険家

画像一覧