映画「ボーダータウン」 世界は悪の鎖でつながっている

ジェニファー・ロペス主演のクライム・アクション。

メキシコの国境近くの街、フアレスにある多国籍企業で働く女工員が、次々と惨殺死体で発見される。

誘拐されレイプされ、殺されかけた女性が、命からがら生き延び、事件を告発するため、新聞社を訪れる。
そこに、ロペス演じる女性記者が、真実を探るため共に捜査を開始する。

浮き上がった真実は、権力と大資本の癒着。ついにはマスコミも、この構造に組み込まれ真実が表にならないように仕立て上がっている。

アメリカ、メキシコだけの問題ではない。多国籍企業の中には、我々日本企業もある。先進国の企業が、発展途上国の労働者を搾取して繁栄を保とうとしている。悪いのは資本家だと責めるの簡単だけど、実を言うと、そういう資本家の経営する企業の製品を買っている消費者にも問題はありなのだ。消費者が、より安くより品質のいい製品を求めようとするから、こんなことが起こるというのをしっかりと認識すべきなのだ。

このことに関しては、中国のジーンズ工場で働く女工たちをドキュメントした映画「女工哀歌」も観ることをお薦めする。

グローバル化により、格差と貧困が拡大、そして、環境も悪化の一途を辿っている。ある国が労働条件や環境を良くしようとしたら、企業は外国へ逃げていき、かえって、悪条件が分散されていく。

むしろ、自由競争とか、そういう経済優先の考え方から、生活の保全を重視する価値観へシフトしていくべきだと常々思う。

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by masagata2004 | 2009-07-12 22:43 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(1)
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Commented by ruhiginoue at 2009-07-15 13:42
 映画では名指し出来ないので出てこなかったが、裏話よると、映画のモデルとなった事件で女工たちを襲っている集団は、経営者の一族に中心人物がいて、当局も知っていながら知らんぷりしているそうです。


人生は常に進歩していかなければならない


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