ディズニー映画「眠れぬ森の美女」 メディア・リテラシーの時間

1959年作のディズニーアニメの代表作。これをモチーフにした城がテーマパークに建てられていますよね。

さてさて、物語は、原作はフランスの童話です。とある国でオーロラという王女が生まれたのですが、魔女により呪いがかけられ、16歳で死んでしまう運命に。何とか、妖精の魔法により永遠の眠りにつくぐらいですましたが、そんな彼女の運命を何とか避けられないかと、妖精たちが王女を森に匿いますが、そこにも魔女の魔の手が迫る。

さて、この物語に周到に仕込まれた大衆洗脳の仕掛けを説明しましょう。フェミニストのT.Y.女史と社会学者のM.S.氏風に語らせていただきます。3つほど取り出しますと。

1.女は男の助けを求めて生きていて、男の助けがないと生きられない。

ご存知のこと、王子のキスにより呪いが解かれ、王女は目覚めます。それは良かった。これをみて、女の子たちは、いつか私には王子様がやってくる。ベッドに寝て待っていればいい。言い方を変えると女は大人しくしてな。自分から行動するな。男に頼って生きていくしか道はないんだと、洗脳しています。レイプされても抵抗するなって、ことかもよ。

2.悪魔は黒い。

さすが人種差別大国アメリカ、魔女は黒装束にかため、カラスを子分にして王女たちを苦しめます。かつて、黒人の蔑称としてアメリカではカラスを意味する「クロウ」という言葉が使われていました。この辺の表現がはっきりしているのは実にディズニーらしいと思えます。日本人に対する表現が問題となった映画「パール・ハーバー」にもその辺の精神が受け継がれています。

3.国体は個人の意志より優先される。

恋愛はご自由に、お好きな人を選んでいいのよって、教わりますよね。親に決められるなんて、自由の国では考えられない。この映画では、王女は自分が王女であることも知らないまま育てられ、森で偶然にも生まれたときに隣国との統合を理由に親が決めた婚約者のフィリップ王子と出会います。素晴らしい偶然です。

最後に魔女を倒し、キスで目覚め、お互いが婚約者同士であることを知り、規定の結婚でありながら、ハッピーエンドで終わります。つまりは、政略結婚は、国益を増進するために不可欠だ、国家のためには、個々の自由意志など捨てなさい。計算し尽くされた結婚でも、運命だと思い込みなさいという教訓が込められているのでしょう。

たかが、お伽話だろう。ディズニーが金儲けのために作った映画だろうと突き放しさえすればいいのですが、それを人生観と重ね合わせる輩もいるのがこの世の現実。

さあ、皆さん、騙されないように。以上、メディア・リテラシーの授業でした。

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by masagata2004 | 2009-08-12 22:10 | メディア問題


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