映画「イングロリアス・バスターズ」 面白かったが史実を曲げちゃ駄目

てなわけで、ネタバレになりそうな論評なので、まだ観ていない人は読まない方が。

ストーリーは、第2次大戦中、ナチスを次々と殺戮する特殊部隊「イングロリアス・バスターズ」が、占領下のパリでナチスのプロパガンダ映画の上映会で爆弾を仕掛ける作戦に出る。同じ頃、上映会場の映画館では、家族をナチスに殺されたユダヤ人の女性も同じく爆破作戦を練っていた。

タランティーノ監督らしい設定と展開で、第1章から、次々と面白い展開がある。特に最初のユダヤ人を匿う酪農一家とユダヤ人狩りをするナチス高官とのやり取りは必見。ある意味、人間の限界というものを考えさせられる。

映画は、大部分がドイツ語とフランス語で流れていくので、ヨーロッパ映画みたいで、その点、味があっていい。見所は、ナチスの士官に化け敵地潜入をしていたイギリスのエージェントが、イギリス訛りのドイツ語を話してしまい怪しまれる。何とかごまかすが、その後に、ドイツ独自の習慣を知らず、正体を見破られるシーンが機知に富んでいる。ただ、これはヨーロッパでないと分からないネタなんだろうなと思った。

しかし、いくつか難点があった。

ブラビが主演のようだが、あまり中心的なキャラになっていない感じだった。みていて、あまり役にはまっていない感じがした。

もう一つは、最後だが、なぜ、ヒットラーとゲッペルスを爆破直前に映画館から出さなかったのか。明らかに史実と違う展開になった。その辺にこだわらずやっちゃうのか。そういうのって、私好みではない。

この映画で、ドイツ語とフランス語の学習意欲が沸いたことは、いい収穫だったような。

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by masagata2004 | 2009-11-25 23:26 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)
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