米映画「グリーン・ゾーン」 大量破壊兵器はなかった

イラク戦争中、米陸軍の大量破壊兵器捜索班が、どこを探しても見つからない大量破壊兵器の謎を追うため奔走する。つまりのところ、大量破壊兵器などなく捏造情報だったと。

何を今更と思うだろう。開戦前から、そんなものないと国連の査察団の報告などで分かっていたのだから、それなのに、あると仮定して進軍しイラク市民に多大の犠牲を強いた。

この中では新聞記者が、大量破壊兵器存在の情報を政府高官から受け、それを記事にしたが、何の裏も取らず記事にしてしまったと告白する場面がある。つまりは、世論もメディアもムードに乗って、大量破壊兵器などどうでもいい、アメリカが勝利すればそれでいいという形で進んでいったということなのだろう。

集団催眠にかかった状態だったというか。ま、歴史は繰り返す。そのことに関しては、私がこのブログで書いたこの小説を参考に。我が日本も他国を責められない。

映画としては、金をかけ、撮影に臨場感を持たせるため工夫を凝らしたことは認めるが、何とも、ストーリー展開がありきたりで、且つ、自己弁護的なのが、ちょっとつまらない。クライマックスのシーンは、夜間シーンなので暗い情景ばかりでうたたねしてしまった。

ところで、こんな映画を観て、アメリカが反省しているから、アメリカは結局いい奴だと思うかといえば、もう、信用は、ずだずだになって修復不能ではないかと。お得意の映画で反省や謝罪の意を表したいのだろうが、それにしても、ダメージが多き過ぎる。

それにハリウッド映画自体、もう影響力低下しちゃったのじゃないか。アメリカという国のイメージ低下と共にね。日本においても、映画の興行収入では、邦画が凌ぐのが普通の状態になっている。

まだまだ、アメリカの影響力って、そりゃあるけど、特にインターネットなんてそうだし、だけど、もううんざりの感がある。日本でも、沖縄の米軍基地の件があるし。自己の権利獲得にこだわるアメリカの態度に、嫌悪感を感じている。

そうだ、ハリウッドに是非とも、このブログで現在連載中の在日米軍批判、それも現在進行中の出来事を小説化したこんな小説を映画化してもらいたい。これをハリウッドがつくったとなれば、それこそ、見直した、見上げたものだと日本や世界中から称賛を受けるかもしれない。

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by masagata2004 | 2010-10-06 20:04 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)
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