映画「チベットでの7年 (Seven Years in Tibet)」 9条を改正せよ

オーストリア人登山家ハインリッヒ・ハラーは、ナチスの支援でヒマラヤ登山隊に参加。しかし、天候が悪くあえなく下山したところでイギリス領インドで敵国人として捕虜になり収容される。収容所を脱走して辿り着いたのが、高山にある王国チベットだった。そこで、幼き王ダライラマに出会う。

内容は、チベット文化のすばらしさというよりも、そのチベットを侵略した中国共産党を批判する意図が強いものだった。

チベットは第2次世界大戦前までは、独立国家であり、中国の公使館があったほどだ。しかし、戦後、中国に併合されてしまう。チベットの人々は抵抗するが武器も足りない。政治をつかさどる摂政は、中国の圧倒的な武力を前に早くも戦闘を諦め降伏、やもなく併合を受け入れる。

いくら平和好きで善良な民であるということをアピールしても、強欲な獅子は要求をできる限りする。力に対しては力でしか対抗できないという教訓か。

もっとも、中国自体が、チベットを併合する前は、そんな強欲な獅子どもに激しい要求を突きつけられ続け、後にチベットに対して行ったような虐殺の被害者でもあった。平和主義者のいう外交や話し合いによる解決というのは常に限界がある。肉食獣にステーキを与え続ければ、草食獣になってくれるのか、という論理と同じである。

なので、私は平和主義者、どちらかというとリベラルな人間だけど、9条改正には賛成。それでも、かつてのように侵略戦争や、例え自衛目的でも人道に反する行為をしないと規定するのであれば、日本の再軍備化には賛成。核武装に対しては反対ではあるが論理としては理解できる。いざという時に備え準備ぐらいはしておいたほうが。それに関しては、このテレビ番組がお薦め。

まあ、そんなわけで国防論を学ぶという意味では、実にお薦めの映画である。

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by masagata2004 | 2010-10-16 16:57 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)
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