漫画・ドラマ「エースをねらえ」 脇役が実をいうと主役

高校のテニス部に入ったばかりのずぶの素人の女子高生、岡ひろみが、鬼コーチに見初められ、選手に抜擢される。周囲は反発するのだが、思わぬことに彼女はめきめきと強くなっていく。

これは1970年代に漫画雑誌で連載され、その後、何度かアニメになり、2004年にテレビドラマ化されたもの。ストーリーは、漫画だけあって、非現実的な設定に強引な展開、だが、それでも多くの読者と視聴者をひきつける。

これは主人公を通して脇役のキャラを際だたせ、むしろ脇役を売り物にするストーリーの典型である。その意味でいえば児童文学の「小公女」と手法が似ている。

その主役たる脇役というのは、ひろみの憧れの先輩で後にライバルとなるお蝶夫人こと、竜崎麗香だ。大金持ちのお嬢様で、子供の頃からテニスの英才教育を受けたひろみにとっては雲の上の存在。当初、ひろみには優しく接するが、ひろみがめきめき成長して自分に追いつこうとしてくると脅威に感じ、冷たく当たようになるが、同時に誇り高き女性として彼女のよきライバルとなる。真の高潔さとは何かを問うている。素晴らしい言葉をひろみに与える。「負けることを恐れるのをやめなさい。それよりも全力を出し切れずに終わることを恐れなさい」

名前からして現実にはありえん人物。漫画でも、これが女子高生かと思えない老成ぶり、それはテレビドラマでも同じだったが、そんな視聴者の期待に応えた配役(松本莉緒)だったので思わず見入った。でも、現実にいたら、怖い。漫画だったから許容できたキャラだ。

もう一人、大事な脇役は、ひろみをしごく鬼コーチ、宗方仁だ。これは現実にいそうだが、しかし、ちとストーカー的で、あれほどのことをしたら、現実には大問題だろうと思えるほど、危うい男。しかし、よくよく見ると指導者としての資質はある。それは、ひろみを無理矢理抜擢し、周囲からの反発を受けても、それを貫き、そして、ひろみの心理とひろみのライバルたちの心理をしっかり見抜いて、彼女を着実に立派な選手に育て上げるからだ。

スポーツは力や技だけでなく、精神で勝負するものであるということを思い知らされる。

てなわけで、非現実ストーリーを大いに楽しめるのだが、テレビドラマ版では、実写ならではの醍醐味が味わえた。

それは、お蝶夫人と対する加賀のお蘭(酒井彩名)など、美女たちのセクシーテニスシーンがあったからだ。テニスはいい。特に女子テニスは観るのがいい。水着みたいに露出の広いテニスウエアはもっといい。サーブの時に叫び声を上げるとさらにいい。

時には、エースをねらってみるか!
by masagata2004 | 2010-10-27 16:06 | スポーツ | Trackback | Comments(0)
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