映画「てぃだかんかん」 沖縄の海は美しい
沖縄の海のサンゴを守ろうと、サンゴの移植に奮闘した男とその家族の物語で、実話に基づくもの。
主演は、何とあの吉本芸人の岡村隆史。ウチナンチュウというイメージには、そぐわないと思いきや、歓声弁の代わりの沖縄弁での演技にかなり努力したのだなという意気込みは伝わった。だが、もっと意外な演技をしたのは、主人公の友人で県庁職員の役をした吉沢悠だ。眼鏡をかけた生真面目なキャラだったが、彼は、6年前のテレビドラマ「エースをねらえ」でヒロインが恋いこがれるイケメン・テニスプレイヤーの藤堂役をしていたのだ。ものすごい変身ぶり。
ところで映画の内容だが、私も、主人公の気持ちはよく分かる。ウチナンチュウではないが、沖縄には去年と今年で3度も訪れ、3度目の8月には、1ヶ月近くも滞在した。そして、その目的は、普天間基地の移設で話題となっている辺野古海岸だ。鳩山前首相が「壊すのは自然への冒涜」とまで称したあの海。実に、実に、美しいところだった。そして、そこもサンゴが生息しており、サンゴを住処とする珍しく多様性豊かな生物が存在する。
このブログのトップの帯びも、そこで撮ったもの。
そして、以下は私がそこで撮ったビデオ映像。
いいところだよ、皆さんも行ってみれば。絶対に、この海を潰したいとは思えなくなる。ましてや、日本の防衛になんか寄与せず、膨大な税金の無駄遣いにしかならない基地建設の埋め立てのために。
さてさて、その沖縄で全国の注目を浴びた県知事選がありましたが、結果は、現職の仲井真氏が勝利。ま、これはある程度予想されたこと。現職の再選を阻止するのは、よほどのことがない限り無理。現職は固定票があり、前期の実績という新人にはかなわない武器がある。その上、争点ぼかしのため、県外移設を明言。これじゃあ、反基地で知名度が高いといっても伊波さんではかなわない。だから、落選だけど、出口調査まで接戦とした伊波さん、よく頑張ったと思うよ。盛り上がりに欠け、投票率も低かったのにもかかわらずよくやった。最終的に組織票効果があったのかな。
ま、仲井真さんも、選挙目当てとはいえ、県外移設を明言したのだから、公約を実行しないと。そうせざる得ない状況までにしたのは、伊波さん出馬の成果かな。今後、公約を翻す可能性はあるのだから、そこを監視して食い止めるしかない。ま、沖縄の県内世論がそうさせないようにしむけていけばいいんだと。もちろん、日本の国内世論も。
おっと、これは映画の評論だから、そこに戻るけど、実をいうと私は、この映画の登場人物と同じ気持ちにさせられ、その気持ちを代弁する意味と昨今の普天間移設論争を重ね合わせた小説をこのブログ上で執筆した。
是非とも読んで、ウチナンチュウの心情と米軍基地問題について考えていただきたい。
旅小説「私を沖縄に連れてって」 第1章 パンチ
主演は、何とあの吉本芸人の岡村隆史。ウチナンチュウというイメージには、そぐわないと思いきや、歓声弁の代わりの沖縄弁での演技にかなり努力したのだなという意気込みは伝わった。だが、もっと意外な演技をしたのは、主人公の友人で県庁職員の役をした吉沢悠だ。眼鏡をかけた生真面目なキャラだったが、彼は、6年前のテレビドラマ「エースをねらえ」でヒロインが恋いこがれるイケメン・テニスプレイヤーの藤堂役をしていたのだ。ものすごい変身ぶり。
ところで映画の内容だが、私も、主人公の気持ちはよく分かる。ウチナンチュウではないが、沖縄には去年と今年で3度も訪れ、3度目の8月には、1ヶ月近くも滞在した。そして、その目的は、普天間基地の移設で話題となっている辺野古海岸だ。鳩山前首相が「壊すのは自然への冒涜」とまで称したあの海。実に、実に、美しいところだった。そして、そこもサンゴが生息しており、サンゴを住処とする珍しく多様性豊かな生物が存在する。
このブログのトップの帯びも、そこで撮ったもの。
そして、以下は私がそこで撮ったビデオ映像。
いいところだよ、皆さんも行ってみれば。絶対に、この海を潰したいとは思えなくなる。ましてや、日本の防衛になんか寄与せず、膨大な税金の無駄遣いにしかならない基地建設の埋め立てのために。
さてさて、その沖縄で全国の注目を浴びた県知事選がありましたが、結果は、現職の仲井真氏が勝利。ま、これはある程度予想されたこと。現職の再選を阻止するのは、よほどのことがない限り無理。現職は固定票があり、前期の実績という新人にはかなわない武器がある。その上、争点ぼかしのため、県外移設を明言。これじゃあ、反基地で知名度が高いといっても伊波さんではかなわない。だから、落選だけど、出口調査まで接戦とした伊波さん、よく頑張ったと思うよ。盛り上がりに欠け、投票率も低かったのにもかかわらずよくやった。最終的に組織票効果があったのかな。
ま、仲井真さんも、選挙目当てとはいえ、県外移設を明言したのだから、公約を実行しないと。そうせざる得ない状況までにしたのは、伊波さん出馬の成果かな。今後、公約を翻す可能性はあるのだから、そこを監視して食い止めるしかない。ま、沖縄の県内世論がそうさせないようにしむけていけばいいんだと。もちろん、日本の国内世論も。
おっと、これは映画の評論だから、そこに戻るけど、実をいうと私は、この映画の登場人物と同じ気持ちにさせられ、その気持ちを代弁する意味と昨今の普天間移設論争を重ね合わせた小説をこのブログ上で執筆した。
是非とも読んで、ウチナンチュウの心情と米軍基地問題について考えていただきたい。
旅小説「私を沖縄に連れてって」 第1章 パンチ
by masagata2004
| 2010-11-29 08:54
| 沖縄
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