演劇「細雪」 上流階級の関西弁

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10月8日、帝国劇場で演劇「細雪」を観賞した。高橋恵子、賀来千香子、水野真紀など、豪華キャストによる舞台劇である。

谷崎潤一郎原作の小説を基にした1930年代大阪の老舗商店一家の4姉妹の物語。古い風習にこだわる長女と、それに振り回される妹たちとのエピソードが主体となっている。

この劇をみたくなったきっかけは、以前、和歌山県出身の人から、関西弁にはいろいろなバージョンがあり、中には上流階級の関西弁があり、細雪はその典型だということを聞いたことからだ。

なるほど、劇を見ていて、そんな感じがした。もっとも、関西弁自体、よく理解できないけど。

ストーリーとしては、ある種のテーマ性があるように思える。それは、伝統とかこだわりは絶対的なものではないということ。それを他人に押しつけていいことではないということ。ただ、どうしてもこだわりを持つというのではあれば、劇の中の台詞にあったように「自分の心の引き出しにしまい、好きな時に出し入れして見ていればいいのである」と。

世ははかないか。でもまあ、この劇中で披露された着物の数々は、しっかりと残していくべき伝統ではないかなと思った。劇を見終わった後、銀座の男用の着物店に言った。縮緬という種類の着物があることを生まれた初めて知った。紋付きの次にランクの高い着物で、紬より上だとか。劇の中でも来ている男たちがいた。

そして、その店には、日本人と外国人(白人)のカップルが来ていて、セクシーな女性の外人の旦那さんが、反物をつけて寸法計りをして貰っていた。婚約したてのようで、ウェディングドレスを着る日本人新婦に対し、和服での新郎服を仕立てていた。外人だけど、お似合いのようであった。
by masagata2004 | 2011-10-10 11:45 | 演劇評論 | Trackback | Comments(0)
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