映画「タイタニック」を批判する

最近、セリーヌ・ディオンの歌う「マイ・ハート・ウィル・ゴーオン」という映画「タイタニック」のテーマとなった曲をビデオ映像と共に聴いた。映画のシーン・シーンとディオンの歌う姿が交互に映し出され、曲と歌が流れる。

彼女の歌唱力には疑う余地はないが、私は、この曲をテーマ曲として使った「タイタニック」という映画は、映画館とテレビで何度か見たが、世間が話題にするほど気に入っていない。かなり、設定が強引な上、ストーリーがありきたりな印象が、どうも残ってしまい、感動の大作というイメージはない。以下に、私が指摘したい批判点。

(1) お婆さんが100歳以上になってまで生きていて、過去を語るのは、ちょっと強引。この歳になってまで生きている人は少ない。このストーリーを回想録にしたいがために、強引に設定したキャラクターに思えてならない。

(2) ディカプリオが、あの役にはまってない。女性を救い上げるキャラクターにしては、子供っぽ過ぎるイメージ。演技もうまいとは言えない。

(3) いくら高価とはいえ、たかだかダイヤ一個のために、潜水艦を海底深く潜りこませるのは大袈裟。実際のところ、その探索費用だけでダイヤ一個の価格を上回ることさえ考えられる。

宝箱満杯に入った財宝をいただくというのなら、実際ありえること。時価数千億円程度の財宝探しなら理解も出来るが。いっそのこと、歴史的遺物のタイタニックの探索をしただけだったと言うことにすればよかったのに思う。

野心を抱く男というイメージを鮮明にして、ストーリーを美的に表現したかった意図が見え見え。

(4) 主人公の女性の婚約者役の男は、ありきたり過ぎるほど金持ちエゴ男として表現されていて、くだらな過ぎる。船が沈没すると分かって、さっと気持ちを切り替えられるのは、金持ちの坊ちゃんらしくない。少しは、そのことで取り乱してはいいのではと思うが?

ただ、誉めたい点は、さすが金をかけただけあって、セットはリアルでシーンシーンの臨場感は最高。それから、ストーリーで言うと、出会って4日間で激しい恋愛に発展する展開は、まあ、考えたなと思う。

しかし、涙を流すほど感動して何十回も見た人の気持ちは、永遠に理解できない。
by masagata2004 | 2005-02-25 13:54 | 映画ドラマ評論 | Comments(3)
Commented by 岡田 at 2011-10-02 17:23 x
涙を流すほど感動して何十回も見た人の気持ちは、永遠に理解できない。
理解しなくていいしw
その石みたいにかたい頭脳だったら理解できないのも無理ないな
そんなやつがTitanicを批判して語ってんじゃねえぞ
Commented by masagata2004 at 2011-10-05 21:25
岡田さん、なぜ、大作といわれながら、脚本賞を取れず、また、ディカプリオは主演男優賞にノミネートさえされなかったのでしょうか。
Commented by ああ at 2012-12-31 06:51 x
ありきたり(王道)だからこそ受けたのかもしれませんね


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