人気ブログランキング | 話題のタグを見る

1本250万円のワインで考えさせられること

お正月、知り合いの招待で、ホテル・ニューオータニにある超高級フランス料理店ツール・ダルジャンでディナーを食した。正装でというのでお正月らしく着物で来た。ダイニングルームの前の待合室でワン・ショット。
1本250万円のワインで考えさせられること_b0017892_15404850.jpg


待合室は写真の通り豪華で、また広い。その広さだけで一つのレストランがすっぽり入るようなところ。そして、メインのダイニングルームはもっとすごい。鏡天井にシャンデリア、各テーブルにキャンドル。窓には豪華なカーテン。贅を尽くしたインテリアの数々。そこでは、黒いモーニングを着たギャルソン(給仕)が、テーブルと同じ数だけ所狭しと歩いている。それは、映画「華麗なるギャツビー」に出てきたディナーの場面を思い出す。

もちろん、ディナーコースは格別。食前酒にシャンパン、フォアグラ、メインディッシュは鴨のロース。でもって、鴨にはそれぞれ番号がつけられ、食したお客に番号のついたカードが渡される。
1本250万円のワインで考えさせられること_b0017892_15515963.jpg


食事中、ワインはどうかとソムリエに勧められ、あっさりとした風味の赤ワインを勧められた。その時、その店で一番高いワインはどんなものかと訊いたら、ロマネコンティで1本250万円だといわれた。

1本250万円のワイン。グラスでは提供されず、欲しければボトルごとで注文しなければいけないのだとか。もちろん、そんなもの手が出ないのだが、実際に時々、注文する人もいるのだとか。

250万円あれば、何ができるだろうか。



それだけで年収ぐらいか、それ以下の人が多くいる。また、発展途上国に行けば、その額だけで数百人の子供が通える学校が建てられる。注文する人は、そんなことを考えながら飲んでいないのだろうけど。

そんなことを考えたい人のために、こんな小説を紹介。

私をスキーに連れてっての時代に連れてって

ついでに、こんな小説も考えている。かつて格差が歴然だった時代の日本で、そんな状態に疑問を持った人々が理想を追い求めながらも、様々な苦難を生き抜いていくというストーリー。おもろいよ。

新しき権利の章典

どちらも自らの人生経験を基にしています。
by masagata2004 | 2014-01-05 16:10 | マサガタな日々 | Trackback | Comments(0)


私の体験記、意見、評論、人生観などについて書きます


by マサガタ

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ

全体
プロフィール
自作小説
映画ドラマ評論
環境問題を考える
時事トピック
音楽
スポーツ
ライフ・スタイル
米留学体験談
イベント告知板
メディア問題
旅行
中国
風景写真&動画集
書籍評論
演劇評論
アート
マサガタな日々
JANJAN
スキー
沖縄

タグ

最新のトラックバック

フォロー中のブログ

高遠菜穂子のイラク・ホー...
ジャーナリスト・志葉玲の...
地球を楽園にする芸術家・...
*華の宴* ~ Life...
poziomkaとポーラ...
広島瀬戸内新聞ニュース(...
井上靜 網誌
美ら海・沖縄に基地はいらない!
辺野古の海を土砂で埋める...

その他のお薦めリンク

ノーモア南京の会
Peaceful Tomorrows
Our Planet
環境エネルギー政策研究所
STAND WITH OKINAWA

私へのメールは、
masagata1029アットマークy8.dion.ne.jp まで。

当ブログへのリンクはフリーです。

検索

その他のジャンル

ブログパーツ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

東京
旅行家・冒険家

画像一覧