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天皇の戦争責任について

そう言えば、今日は「みどりの日」で祝日。私は、それでも仕事をしなければならなかったが、年号が平成となる前、今から18年前までは、この日は「天皇誕生日」だった。

その意味で天皇、昭和天皇について話したいと思う。そういえば、国会で祝日法を改正して、この日を「昭和の日」にすることが審議されるはずだったが、何でも中国の反日デモに配慮して延期されたとか。結局、やましい企みがあって改正するんだなということを匂わせる。

天皇の戦争責任といえば、NHKの番組改変問題で注目を浴びた国際女性法廷で、カットされたという「裕仁有罪」の判決が一時期世間を騒がせたが、あの女性法廷が法的根拠とした東京裁判でA級戦犯として裁かれた人々が祀られている靖国神社は、中国・韓国では反日の象徴となっている。

天皇の戦争責任ってタブーな話題とされているみたいだけど、それって昔の不敬罪のように陛下は神聖な存在だから? というよりか、日本的ななあなあ大好き、議論して対立するのは嫌いだということの表れでしょう。

結論から言えば、私は天皇に戦争責任はあったと思う。

戦前の大日本帝国憲法の11条では、「天皇は陸海軍を統帥す」とあったし、きちんと公務をこなす能力があり、御前会議などで開戦に至る過程において、それなりの関わりを持っている。

ないはずがない。靖国神社などでもめているA級戦犯には天皇は含まれなかったが、東京裁判は東京裁判である。まあ、サンフランシスコ講和条約や日中平和友好条約では建前上、天皇は国民と共にA級戦犯に騙され戦争に同意したということになっているらしい。

ところで、分からないのは、天皇に責任があるというと、なぜか右翼とか保守の人達が騒ぎ出す。そんなことはないといいたげだ。だが、それって、太平洋戦争(彼らは大東亜戦争と呼ぶ)や日中戦争は間違っていたと認めていることになりません?

近頃の歴史修正論者が叫ぶ聖戦論を否定することになりやしませんか? アジアの人々を解放するための戦争だったといって、天皇の名の元において、そういう戦争をしてきたんでしょう。正当化してきたんでしょう?

だったら、責任があって大いにいいじゃありませんか? 責任がないというと、あの戦争は間違っていたか、天皇は無能者であったとか、当時の日本国の元首ではなかったということになるんじゃありません。

日本の保守論者の矛盾するところですよね。いつも思うのですが、日本の右翼って頭悪いですね。その時、その時、かっこのつく側につくだけで、総合的に見ると論理矛盾だらけです。

いわゆるエセ保守、エセ右翼と呼んだほうがいいかもしれません。

あ、そうそう、天皇で思い出した。平成天皇とつくる会の教科書の委員であった米沢さんが、園遊会で会話したことがあって、米沢氏が「日の丸、君が代を日本中に広める」と天皇陛下に話すと陛下は「強制にならないほうがいいのでは」とたしなめられたことがあったっけ。

面白いのは、読売と産経が天皇を批判しなかった。普段、日の丸・君が代の強制に賛成するくせに。変なの。

ところで、身近な例で天皇、昭和天皇の話しをしますと、私の母は、戦時中小学生だったが、その時の天皇との思い出のせいで、天皇をよく言うことがあまりない。

というには、当時、天皇が通りを歩くことがあったとき、母は、道に土下座をさせられ、顔も上げられず陛下の姿を拝むことが出来なかったそうだ。顔を上げようものなら殴り飛ばされそうで怖かったという。その時の恐怖心が今でも残っているという。

天皇を元首にしたいとか言う人がいるが、昭和天皇も今の天皇も、そんなにカリスマ的ではない。それに、(*)日本人の多くは、今の天皇の名前が「明仁」であることさえ知らない。神聖だからというのではなく、ただ単に無関心だからだ。

むしろ、外国人の方が、日本の天皇を神聖なものと思っているくらいだ。あ、でも、ノーム・チョムスキーなんかは、戦争犯罪人とか言っていたな。

(*)このことは、数年前、就職の集団面接で40人近くの20代の人々が集った時に、面接官が現在の天皇の名前を聞いたときに、しばらく沈黙が流れ、答えられたのはたった一人という体験からでした。私は昭和天皇が裕仁であることは知っていても、平成天皇の名前は知りませんでした。というか、普段話題にしませんものね。私の主観といったら、そうなるかも。
by masagata2004 | 2005-04-29 21:55 | 時事トピック | Trackback | Comments(60)
Commented by 言ってることと・・ at 2005-05-09 20:13 x
>>右翼って頭悪いですね
その頭悪いのに論破されて逃げ出してるあんたは?
>>日本的ななあなあ大好き、議論して対立するのは嫌いだということの表れでしょう。
あんた、もろにこれじゃん
Commented by マサガタ at 2005-05-09 20:43 x
言っていることと・・さん、あなたの言っている意味が分かりません。
Commented by yt at 2005-05-11 16:55 x
児玉善士夫は天皇は退位すべきだと考えていたらしい。
これはほんとの話。
Commented by 低学歴者 at 2005-05-24 10:49 x
私の母も戦争中小学生でしたが別に天皇を嫌ってません。
私の周りで今上天皇の名前が明仁だと知らない人はほとんどいませんでした。
私の周囲が特殊である可能性もありますが、「それに、日本人の多くは、今の天皇の名前が「明仁」であることさえ知らない。」とは言い過ぎでは。
Commented by ぶらりと立ち寄った人 at 2005-05-24 11:24 x
平成天皇?天皇陛下は崩御されたのでしょうか?現在の天皇は「今上天皇」であって、「平成天皇」ではありません。
もうちっと勉強してください!!
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-25 00:35 x
はっきり言うと、貴方は無知すぎます。
元首に責任が及ぶのは共和制であって、立憲君主制ではありません。
明治憲法には「君主不答責」に関する条文があり、それは現在のタイやスウェーデンなどにも存在します。
そういうことから勉強しなおしましょう。
Commented by マサガタ at 2005-05-25 07:31 x
嫌っているというより、現代人は無関心といった方がいいかも。それから、今上天皇のことは今初めて知りました。あれ、けっして左翼教育受けたわけではないのですが、こんなにも天皇のことに関して知らないんだな。

責任はいわゆる法的なことより、道義的なこと。それも、日本国民に対してよりも、被害国に対してとなると、法的な部分でも責任は生じてきます。
Commented by 鍛冶屋 at 2005-05-25 09:18 x
では、天皇に「法的な責任」が発生する根拠となる法律を教えてください。
Commented by 低学歴者 at 2005-05-25 09:56 x
2005-05-25 07:31 のレスの一部は私に対してだと思うのですが。
>嫌っているというより、現代人は無関心といった方がいいかも。
私の母が天皇を嫌っていないというのは、あなたのお母様が過去の体験から天皇をよく言うことがない、に対して書きこんだのであって、現代人一般の例として書いたわけではありません。
集団面接の体験から「日本人の多くは、今の天皇の名前が「明仁」であることさえ知らない。」との考えをもたれたようですが、答えた一人以外の人は知らなかったから答えなかったのではなく、答える機会をうかがっていたが先に答えられてしまったとか、そういった可能性もあるのではないでしょうか。勿論、私はその場にいませんでしたから、どういった状況で面接が行われていたかわかりませんが。

あ、現代人が天皇という存在に普段あまり関心をもっていない、というのは私も思います。私もそうです。ただ、国歌や国旗と同じように普段特に意識をしていなくても、侮辱・冒涜されたときは非常に不愉快です。その感情を上手く説明できませんが。
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-25 13:56 x
はじめまして。創氏改名中様の所から来ました。
彼と同じく楽天でブログを持っております。

さて、私は、明治憲法をかなり研究しておりますが、

>被害国に対してとなると、法的な部分でも責任は生じてきます。

というのは、有り得ませんよ。なぜなら、陛下は「責任」に値する法的権限を有していないからです。


「責任」は、「権限」がない者には、基本的に発生しません。まだ当時の行政府に責任が
あるというのなら話が分かりますが(ま、これも解決済みですが)

同様の理由で、

>近頃の歴史修正論者が叫ぶ聖戦論を否定することになりやしませんか? アジアの人々を解放するための戦争だったといって、天皇の名の元において、そういう戦争をしてきたんでしょう。

というのも、おかしい事がお分かりですか?
Commented by masagata2004 at 2005-05-25 19:53
でも、天皇が戦争はするなといえば、開戦はなかったのでは?

なんといっても、天主様だったのでしょう。そもそも、天皇が裁判にかけられなかったのは、アメリカが戦後の統治をやりやすくするためでしょう。

それに、11条の「陸海軍を統帥す」は、意味を為さないってことですか?

Commented by masagata2004 at 2005-05-25 20:01
戦争犯罪に関しては、ジュネーブ条約やハーグ条約があり、東京裁判もそれらの条約を基礎としたと聞いたことがありますが、まあ、東京裁判は、それでも事後立法性が強いですよね。ただ、被害国には被害国の法律があり、中国には中国の法律があって、日本の戦争は侵略だったので、少なくとも一般市民に対する被害は、犯罪と認定されるでしょう。
Commented by 通りすがり at 2005-05-25 20:03 x
>なんといっても、天主様だったのでしょう。
すいませんどうでもいいことかもしれませんが、天子様では?
それと、天皇の権限については現在のイギリスと同程度だったと思われます。一応議会が存在しており、独裁国家では無かったのですから。
責任があるとすれば、ポツダム宣言の受諾に聖断を下されたときはあったと思われますが。
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-25 20:11 x
>でも、天皇が戦争はするなといえば、開戦はなかったのでは?
>なんといっても、天主様だったのでしょう。

天子様の間違いでしょ…。
そもそもの問題として立憲君主には議会の決定に逆らうことは許されていませんし、天皇の意向で議会の決定が覆されたことなどはありません。

>天皇が裁判にかけられなかったのは、アメリカが戦後の統治をやりやすくするためでしょう。

それだけでなく、君主不答責の存在とドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の前例があり「立憲君主は戦争責任に問えない」となっています。

>それに、11条の「陸海軍を統帥す」は、意味を為さないってことですか?

国民国家形成の歴史と日本の幕末から明治憲法起草までの歴史を学びなおうことを勧めます。
明治憲法の「天皇主権」に関することが歴史的にみて建前であることがわかります。
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-25 20:17 x
>戦争犯罪に関しては、ジュネーブ条約やハーグ条約があり、東京裁判もそれらの条約を基礎としたと聞いたことがありますが、まあ、東京裁判は、それでも事後立法性が強いですよね。

捕虜の扱いや民間人保護に関してはBC項の戦争犯罪容疑が該当する場合もあるでしょうけどねぇ。
平和に対する罪なんぞは完全に事後法です。

>日本の戦争は侵略だったので、少なくとも一般市民に対する被害は、犯罪と認定されるでしょう。

それはギャグで言っているのですか?
侵略か否かの線引きさえ現在でもあいまいなのに、当時のことをどういう基準で断定するのです?
それに、民間人の被害と言っても中国の場合焦土作戦のように「中国人自身の行為」によるものとてあります。
十把一絡げにいうのは正しいとはいえません。
貴方の主張には幾重もの誤謬に満ちている。
Commented by 通りすがり at 2005-05-25 20:18 x
>日本の戦争は侵略だったので、少なくとも一般市民に対する被害は、犯罪と認定されるでしょう。

となると欧米諸国も同様の犯罪を犯しているのは、どうお考えでしょうか?彼らの一般市民への犯罪行為は認定されているのですか?
勝った側は不問で、負けた側のみ問うのはアンフェアでは?
Commented by masagata2004 at 2005-05-25 20:29
確かにアンフェアですね。そこが、現在まで引きずっていることでしょう。

明治憲法の実質上の意味はともかくとして、文言で元首と示され、それなりにものを申せる立場にいた人に責任がなかったとはいえませんよ。それじゃあ、憲法はただの紙切れかということになります。

日中戦争は、それ以前の満州事変が自作自演で分かるように、日本による明らかな侵略戦争です。それはヨーロッパ人が植民地の支配をしてきたことと同様です。
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-25 20:47 x
>明治憲法の実質上の意味はともかくとして、文言で元首と示され、それなりにものを申せる立場にいた人に責任がなかったとはいえませんよ。それじゃあ、憲法はただの紙切れかということになります。

「擬制」という言葉はご存知ですか?
実質の異なるものを、法的取り扱いにおいては同一のものとみなして、同一の効果を与えることを指します。
明治憲法の天皇主権は擬制によるもので、実質的には現在のような、議会制をふくんだ立憲君主制国家を目指したものです。


>日中戦争は、それ以前の満州事変が自作自演で分かるように、日本による明らかな侵略戦争です。それはヨーロッパ人が植民地の支配をしてきたことと同様です。

明らかな侵略?日本側には満州の邦人保護という大義名分がありますがなにか?
その当時において、邦人保護を名目に派兵出兵することは日常茶飯事です。
満州の邦人が、国民党の指示による排日・侮日運動でどのような状態に晒されていたかわかってて言ってます?
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-25 20:57 x
>明治憲法の実質上の意味はともかくとして、文言で元首と示され、それなりにものを申せる立場にいた人に責任がなかったとはいえませんよ。

君主は、権威的存在であるから、全ての立憲君主国で「無答責」なのです。「ものを申せる」と言う、曖昧な規定は、「権限」とは言いません。権限とは、法的根拠に基づいた実効力を持つ地位です。そして、天皇陛下は飾り物かと言うと、限りなくそれに近いと言わざるを得ないですね。それが「君臨すれども統治せず」です。

>被害国には被害国の法律があり、中国には中国の法律があって、日本の戦争は侵略だったので、

国内法は、この際関係ありませんよ。国内法と国際法は、別個の法体系に属します。国際慣習法上、どうかという事のみに論点をしぼるべきです。

>日中戦争は、それ以前の満州事変が自作自演で分かるように、日本による明らかな侵略戦争です。それはヨーロッパ人が植民地の支配をしてきたことと同様です。

盧溝橋事件以降、半年の動きを見て、貴方はその発言をしているのですか?満州事変に関しては、相手の心情を斟酌すれば、侵略と言えなくもないが、シナ事変は、どう考えても相手方に責任がありますよ。
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-25 21:21 x
>天皇が戦争はするなといえば、開戦はなかったのでは?

これに関しては、前例があります。日清戦争において、陛下の意思と意見は完全に無視され、陛下は激怒されたそうです。先例拘束の原則により、陛下に通常時の権力は法的に認められません。

>天皇が裁判にかけられなかったのは、アメリカが戦後の統治をやりやすくするためでしょう。

それは、そうですね。また、それはアメリカの事情であって、我々の法的正当性とは別次元の話ですね。

>11条の「陸海軍を統帥す」は、意味を為さないってことですか?

意味を為しません。「天皇の軍隊」は、今のイギリス軍と同じ体制です。「ローヤル・ネイビー」と言いますが、国王は、その発動にサインするだけの存在ですよね。
Commented by ぴーさん at 2005-05-25 22:15 x
管理人さん、いろいろ読ませてもらったのですが、
呆れるような事を堂々と書いているので、正直驚きました^^;
「無関心」と「無知」は別物なんですがね。
今上天皇のお名前を知らないのは「無知」なだけ。
あと、歴史の勉強は学校で学んだものだけですか?
もしそうなら、かなり勉強不足と言わざるを得ませんね。
当時の時代背景をよく勉強してから文章を公開しましょうね。
また、くれぐれも現在の法や常識をもって当時の人々を裁かないようにね
Commented by masagata2004 at 2005-05-25 22:41
どうも、天皇に責任がないとか言う論者は言い逃れをしているようにしか思えないのですがね。天皇が軍に命令して、軍がそれに従った前例もありますよね。2.26事件の時もそうでしたよね。ま、私は、専門家ではありませんので。現憲法ぐらいはっきりと象徴制が明記され、また、国事行為も内閣の指名を受けてとか書いていれば納得は行くのですがね。
ただ、責任はどうあれ、裁かれるべきかは別でしょう。退位するので丁度良かったかなと思いますね。

満州事変に関しては、自衛のためといって、それがやらせだったら、結局侵略目的とされます。アメリカのイラク侵攻と同じです。
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-25 22:53 x
>どうも、天皇に責任がないとか言う論者は言い逃れをしているようにしか思えないのですがね。

反論できない左派の人は、相手の主張を「言い逃れ」だと決め付ける傾向がありますね。

>天皇が軍に命令して、軍がそれに従った前例もありますよね。2.26事件の時もそうでしたよね。

それはギャグでいっているのですか?
2・26事件のときは首相・大臣が暗殺され侍従長は重傷など、無政府状態といっても過言ではない状態でしたよ。
そんな状態でどうやったら「政府」が鎮圧を命令できるのです?
貴方は、自分に都合がいいように曲解歪曲しているだけのことです。
厳密に言えば2・26事件やポツダム宣言受諾などは、憲法違反にあたりますが理解できていますか?
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-25 22:58 x
>ま、私は、専門家ではありませんので。現憲法ぐらいはっきりと象徴制が明記され、また、国事行為も内閣の指名を受けてとか書いていれば納得は行くのですがね。

専門家でないというのはただの言い逃れでしかありませんよ。
相手の主張を言い逃れだと言い切って、なにを言っているのです?
そんな主張をするのであれば「専門家」が存在する話題には一切触れないことです。
追求されて反論できなくなることもありませんしね?

>ただ、責任はどうあれ、裁かれるべきかは別でしょう。退位するので丁度良かったかなと思いますね。

裁かれるということや責任があるということは法的なことになりますが、法的にその位置にない以上、裁かれるべきでもないし責任もありません。
また、退位したからといってなにがあるんです?
仮に退位していたとしたら貴方方はこういうでしょう「裕仁は退位することで責任から逃げた」と。
結局のところ、誹謗を行っているに過ぎません。
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-25 23:20 x
>天皇が軍に命令して、軍がそれに従った前例もありますよね。2.26事件の時もそうでしたよね

何を言っているのですか、これは「戒厳令」の発動された状態、即ち、現代で言う「非常事態宣言」の発令された状態の下での事です。アメリカでもあるでしょう、マーシャル・ローという奴が。おおむね三権の機能が停止した時、もしくは騒乱・天災等により、迅速な意思決定が求められる時等には、一時的に行政権が元首に委ねられるという、あれです。わざわざ私が「通常時の権力」と上のレスで書いているのを見落としておられるようですね。ちなみに昭和天皇が政治的意思決定を下したのは、この2・26事件と「御聖断」だけですよ。

>責任はどうあれ、裁かれるべきかは別でしょう。

責任が無いのに裁かれるべきというのは、滅茶苦茶ですよ。そんな物は、魔女裁判と同レベルであって、人民裁判ですら、一応の体裁としては、「責任」を裁きの根拠としていますよ。
Commented by 通りすがり at 2005-05-25 23:40 x
管理人殿は己の無知を恥じるべきですね。
第三者の視点でこのブログを見て思った事は、管理人殿は完全に論破されてしまっているという事です。

満州事変と現代のアメリカによるイラクへの武力制裁を同一と考えている時点で、それこそ管理人殿が大好きなシナのいう「歴史認識」が足りませんよw

管理人殿が軽く語るほど歴史は分かりやすいものではないのですよ。
Commented by マサガタ at 2005-05-26 19:56 x
天皇機関説を唱えた学者が不敬罪に問われたのはどうしてですか。
それに御前会議で天皇は何をしていたのですか? ただ座って見ていただけ? そこで、開戦に反対を唱えることができたんでは? アメリカと戦争することがどういうことか、海外を見てきていて教養もおありになった昭和天皇ならお分かりだったはず。

満州事変を正当化することは、ある意味、中国が尖閣諸島を占領するいい口実を与えるのでは? 主観的な主張を推し進めると、相手にも同じ論法を使われ、自分達が不利益を被る隙を与えます。
Commented by 通りすがりB at 2005-05-26 22:57 x
>それに御前会議で天皇は何をしていたのですか? ただ座って見てい>ただけ? そこで、開戦に反対を唱えることができたんでは?

当時の歴史的背景などを理解されていますか?
天皇は専制君主ではないのですよ。

満州事変と尖閣諸島、この2つのどこをどうしたら結びつくのですか?
中国は建前でもいいから、尖閣諸島に王道楽土を建設するとか言っていますか?
主観的な主張しかできないのは管理人さん、貴方の事ですよ。
貴方のような人が某新聞社の記者になれば、新しい歴史問題を捏造する手伝いをするんでしょうね。

いい加減勉強しなおしたらどうですか?

まぁ こう書いても何のレスも無く、また的外れなお話が出てくるんでしょうね。^^;
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-27 00:13 x
>天皇機関説を唱えた学者が不敬罪に問われたのはどうしてですか。

不敬罪だと言い出した貴族院議員で陸軍中将の菊池が強烈な天皇神聖視論者だったから。
あと、説の内容を機関銃だと誤解した阿呆な過激派右翼もくっついたせい。
学術として間違っていたのではない。
ていうか、管理人。無知がばれるから無駄な発言はやめたほうがよい。
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-27 00:20 x
>それに御前会議で天皇は何をしていたのですか? ただ座って見ていただけ? そこで、開戦に反対を唱えることができたんでは?

御前会議とは閣議や議会の決定を天皇に伝える会議のこと。
天皇には基本的に発言権はなく、閣僚から意見を求められたときにだけ発言が許されていたのだが?
基本的な知識が欠落しすぎです。

>満州事変を正当化することは、ある意味、中国が尖閣諸島を占領するいい口実を与えるのでは?

尖閣諸島では、複数の民族が血みどろの抗争を繰り広げているのですか?w
確かに日本中国台湾が領有権を主張していますが、永住者がいるわけでもなく、ましてや死傷者が出るような抗争は起きていませんねぇ。
満州事変当時の満州と、現在の尖閣諸島。
どこがどう類似しているのか論理的に述べてくださいよ。
ここへのレスではなく、新しいエントリーで。
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-27 00:45 x
>天皇機関説を唱えた学者が不敬罪に問われたのはどうしてですか。

馬鹿な勢力が、天皇主権説を担いだからです。それ自体としては、十年以上前の論争をぶり返しましたからね。ちなみに、主権説の親玉の上杉は、アナーキストですよ。

>開戦に反対を唱えることができたんでは?

出来たらどうだと言うのです?先程言いましたように、陛下が如何に反対しようとも、国務大臣閣下がこうだと決めれば、うんともすんとも言えないのが陛下の地位ですが。

>満州事変を正当化することは、ある意味、中国が尖閣諸島を占領するいい口実を与えるのでは? 

え?何で?意味が分かりません。満州国という体裁に拘ったからいけないのであって、実質的支配権の拡充という観点では、満州事変は、リットン調査団にも認められていますね。それぐらい、日本は先行投資していたという証左に他なりません。それが何で尖閣諸島と同列に論じられるのか、全く理解できません。
Commented by masagata2004 at 2005-05-27 20:36
11条により統帥権は天皇にあったため軍隊は内閣や議会の意向を無視できたといわれ、満州事変でなぜ天皇が暴走をとめなかったのか不思議ですね。天皇に何もできなかったというのは実際、当時の状況を考えても腑に落ちません。それから、終戦の玉音放送の中で、天皇はあの戦争をアジアを解放させるための戦争だったと正当化することを述べています。

リットン調査団に関して言えば欧米は当時、同じ穴の狢だったから強くいえなかったのでしょう。過去を自分の都合で正当化すると将来、他国に他国の一方的な論理で領土や利権を奪われても、同じ理屈を唱えられ反論できなくなるのです。その時に、歴史修正論者がどう叫ぼうが、手遅れです。
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-27 22:34 x
>11条により統帥権は天皇にあったため軍隊は内閣や議会の意向を無視できたといわれ

無茶苦茶ですよ。それじゃ、完全に専制君主じゃないですか。時計の針を16世紀まで戻す気ですか?詔勅一つ出すにも、国務大臣の副署が必要である事は、55条2項に定められていますよ。法的にも妥当性が無く、そういう前例もないのに「出来た」というのは、意味がわかりませんね。

>当時の状況を考えても、天皇に何もできなかったというのは実際、当時の状況を考えても腑に落ちません。

貴方が腑に落ちないのは構いませんが、法的には、元首並びに君主というものは、そういうものです。反論するなら、反例を挙げるのが議論のマナーではありませんか?

>終戦の玉音放送の中で、天皇はあの戦争をアジアを解放させるための戦争だったと正当化することを述べています。

それは当然。副次的な目的にせよ、ウソじゃないんですから。

>リットン調査団に関して言えば欧米は当時、同じ穴の狢だったから強くいえなかったのでしょう。

同じ穴の狢と言いますが、法は、同時代の相対性をもって、判断されるべき。法の不遡及って言うでしょ。
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-27 22:35 x
>過去を自分の都合で正当化すると将来、他国に他国の一方的な論理で領土や利権を奪われても、同じ理屈を唱えられ反論できなくなるのです。

過去をその時代における相対的な視点も持たずに、観察するからそう思うのでしょう。半世紀も前の理屈が、現在に通用するなどと、どういう根拠で言えるのですか?

満州の各種権益は、日本が作ったようなものです。それだけ投資しているのですから。やっと実りが出てきたかな、という所で、恐慌が起こり、張作霖のバ○が、いらざる事をして、日本は、天文学的な損害を出す…そういう流れを全てすっ飛ばして議論するのは、いただけませんね。
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-28 02:59 x
>11条により統帥権は天皇にあったため軍隊は内閣や議会の意向を無視できたといわれ、満州事変でなぜ天皇が暴走をとめなかったのか不思議ですね。

会話の内容が巻き戻ってますよ。
天皇主権が擬制であることは、天皇の独断で議会の決定が覆ったことがないことでも明らかです。
そして2・26事件のときが無政府状態であることから統帥権の例にはなりません。
あと、軍縮会議の統帥権問題も例にはなりませんよ。

>天皇に何もできなかったというのは実際、当時の状況を考えても腑に落ちません。

貴方が勝手にそう思い込んでいるだけです。
昭和天皇は何もできない状態にありましたし、何かを行おうともなさいませんでした。

>それから、終戦の玉音放送の中で、天皇はあの戦争をアジアを解放させるための戦争だったと正当化することを述べています。

大義名分として掲げた以上、そう述べるのは当然といえましょう。
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-28 03:10 x
>リットン調査団に関して言えば欧米は当時、同じ穴の狢だったから強くいえなかったのでしょう。

米国は満州の(主に鉄道ですが)利権がほしくて仕方がありませんでしたが?
同じ穴の狢ではあっても獲物の横取りを狙うほうなので強く出るほうですが?

>過去を自分の都合で正当化すると将来、他国に他国の一方的な論理で領土や利権を奪われても、同じ理屈を唱えられ反論できなくなるのです。その時に、歴史修正論者がどう叫ぼうが、手遅れです。

19世紀の出来事は19世紀の概念や価値観で判断するものです。
なぜなら19世紀には、20世紀の価値観や概念が存在しないからですよ。
存在しない価値観や概念で、どうやったらその出来事の時代・社会背景を把握・認知でき、なぜ発生したのかを理解できると言うのです?
客観性も相対性もない発言ですね。

あと、貴方の理論を用いれば、貴方は非国民として警察に拘束され塀の中に放り込まれても文句は言えない主張なわけですが、理解できています?
「一方的な論理で権利を奪われても、当時と同じ理屈を唱えられ反論できなくなるのです。その時に、貴方がどう叫ぼうが、手遅れ」なんですものね?
Commented by アドバイザー at 2005-05-28 12:34 x
管理人はキチンと筋道をたてて発言しましょう。
管理人は自分の発言に責任を持ちましょう。
管理人はキチンと皆さんの質問に答えましょう。
管理人はもっと歴史を勉強しましょう。
管理人はもっと常識を理解しましょう。

以上の事が一つでも出来ないなら管理人失格ですよ。マジで。
逃げずに議論すればいいのでは?
Commented by マサガタ at 2005-05-28 17:01 x
天皇はつまりマリー・アントワネットと言いたいわけね。

また、我々はアメリカに原爆落とされたことに文句を言ってはいけないとのことですかね。満州事変は当時の基準から言って十分に国際法違反でリットン調査団は、満州国の建国は認めていません。

天皇が最大限権威を行使すれば、開戦を防ぐことは可能でした。ただ、しなかっただけです。陸海軍の総帥である以上、責任があります。

それから変な詭弁を使うのはやめましょう。

それから、アメリカのクリントン大統領が、アフリカ人を奴隷に取った過去の歴史を謝罪したことがありますよね。その当時の基準をという言い方で言い逃ればかりはできません。間違ったことは間違ったと認めるべきでしょう。もちろん、これは倫理論で法律論ではありません。法律に関しては、悪法も法なりとかいう言葉がありますからね。
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-28 17:41 x
>我々はアメリカに原爆落とされたことに文句を言ってはいけないとのことですかね。

無差別虐殺は当時の基準としても立派に犯罪行為ですが?

>満州事変は当時の基準から言って十分に国際法違反でリットン調査団は、満州国の建国は認めていません。

だから、上のレスで、満州国という体裁に拘ったからいけないと言っているではありませんか。リ調査団は、権益の拡充自体は認めています。ただし、国際法違反というのは、満州が「シナの領土である」とすればの話です。これは、日本側にも対応のまずさがありましたが、大いに訝しい所です。
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-28 17:41 x
>陸海軍の総帥である以上、責任があります。

反例もないのに、主張しても空論でしかありません。陛下が兵権を握る為には、戒厳令もしくは、国務大臣の副署ある詔勅でも出されなければ無理なんですって。先帝陛下のご進講をなさった、清水博士はこのように仰ってますよ。

>国務大臣の輔弼なき陛下の行政権の行使は、畏れながら違法の御所為と申上ぐるの外なし

もっと卑近な例で言えば、エリザベス女王が、イラク戦争に反対だったら、軍の派遣を差し止める事が出来たとでもおっしゃるのですか?

>変な詭弁を使うのはやめましょう。

何処が詭弁か指摘よろしくお願いします。

>その当時の基準をという言い方で言い逃ればかりはできません。

誰も言い逃れなんてしてませんが。奴隷制度にしろ(これは、時代的に微妙だと思いますが)ホロコーストにしろ、著しく人道に反する行動でしょう。日本は、「戦争」しただけ。その損害賠償に関しては、北以外、全て決着しているわけですよ。「倫理」的に、どういう問題があるわけですか?ドイツの方が余程、倫理的に問題ある対応だと思いますがね。
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-28 18:43 x
>天皇はつまりマリー・アントワネットと言いたいわけね。

まったくもって意味不明です。

>また、我々はアメリカに原爆落とされたことに文句を言ってはいけないとのことですかね。満州事変は当時の基準から言って十分に国際法違反でリットン調査団は、満州国の建国は認めていません。

原爆の投下はつきつめればただの大量虐殺。
満州国建設は国家が認めるか否かの違い。バチカンをはじめ、承認している国は多い。一緒にすること自体が間違い。

>天皇が最大限権威を行使すれば、開戦を防ぐことは可能でした。ただ、しなかっただけです。陸海軍の総帥である以上、責任があります。

で、天皇が統帥権を行使した例は挙げないのですか?
擬制である以上、それを盾に責任を追及するのはナンセンスですし、詭弁でしかありません。

>それから変な詭弁を使うのはやめましょう。

それは管理人自身の発言のことですが?
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-28 18:47 x
>それから、アメリカのクリントン大統領が、アフリカ人を奴隷に取った過去の歴史を謝罪したことがありますよね。その当時の基準をという言い方で言い逃ればかりはできません。

戦争行為という国際法上の合法行為、国家主権の発動を、奴隷制度と一緒に語る時点で貴方は論理的に破綻しています。

>間違ったことは間違ったと認めるべきでしょう。

自己言及がお好きですね。

>もちろん、これは倫理論で法律論ではありません。法律に関しては、悪法も法なりとかいう言葉がありますからね。

倫理論を盾にとって天皇の戦争責任という法理論上の問題を追求する貴方の姿勢はなんですか?
詭弁そのものでしょう。
Commented by うは at 2005-05-29 09:46 x
>天皇はつまりマリー・アントワネットと言いたいわけね。

なにこれ?正気で言ってる?

>また、我々はアメリカに原爆落とされたことに文句を言ってはいけない>とのことですかね。

ハッキリ言って、管理人の論法は「そこらへんのガキ」と同じ。

あとね、倫理論で外交を決めてもらったら困るよね。
管理人、君は日本人か?
日本人なら日本人として誇りを持て。
別に極右になれとかの意味じゃない。わかるよな?
Commented by masagata2004 at 2005-05-29 11:57
満州事変は国務大臣の意向に反しての行為でした。それに副署が必要なら、それを求めればよかったでしょう。総帥として。そういう努力を天皇はしたのでしょうか。開戦に関しては、要は軍を真珠湾に送らなければよかっただけでしょう。引き上げるとか、法律を変えるとかの問題ではありません。それに当時の首相、近衛文麿は、天皇の同意を得た上で開戦を防ぐための演説をラジオでするつもりだったと聞きます。

天皇自体、アジアへの侵略に積極的であったと考えられ、止める権限があるのに行使しなかったのでしょう。
Commented by masagata2004 at 2005-05-29 11:58
女性法廷では、天皇は軍隊の性暴力を知る立場にあり、また「文明国なんだからするな」といえば防げたと事実を結論付けています。裁判には賛否ありますが、そこらへんのエセ右翼どもよりは、事実認定や法律論には詳しいと思いますけど。

マリーアントワネットのように、側近や貴族に操られ、城より外のことを何も知らなかった。気が付いたら責任を問われたというのとは違うでしょう。

少なくとも何が起こっていたか知っていたし理解していたし、止めようと思えば可能であったが、あえてそれをしなかった。

日本人として誇りを持つためには、過去の歴史を正しく知ることが重要です。おとぎ話はたくさんです。
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-29 13:22 x
>満州事変は国務大臣の意向に反しての行為でした。それに副署が必要なら、それを求めればよかったでしょう。総帥として。

追認したら、「反して」なんて言えませんよ。その時点で一蓮托生です。まして、関東軍の行動は、陛下の御意思の論点とは関係ありません。
あのね、会社の社長さんと違って、「詔勅」は文官が作るんですよ。100パー却下される詔勅を作ったって意味がないでしょ。

>近衛文麿は、天皇の同意を得た上で開戦を防ぐための演説をラジオでするつもりだったと聞きます。

それをした所で、国際政治が変わったとは思えませんが。大体、近衛閣下の能力では、荷が重過ぎます(笑)何よりも、国民が「戦争しろ」って言っていたのですから。

>天皇自体、アジアへの侵略に積極的であったと考えられ、止める権限があるのに行使しなかったのでしょう

「アジア」というのは、何処?論点を絞りましょう。国際法的に微妙なのは、満州事変だけです。で、その満州事変ですが、天皇陛下は、確かに追認する声明を出していますが、それ以外にどうするべきであったというのか。単なる元首が、内閣の意思に反する声明を出せば、完全な越権行為です。
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-29 13:33 x
>止めようと思えば可能であったが、あえてそれをしなかった。

だから、どうやって止める事が出来たのか説明しないと、説得力がありませんよ。クーデターでも起こせば可能かもしれませんが、それを「不作為」と判断する事に法的妥当性は無い。まあ、それをすれば陛下も無傷ではいられませんしね。

>天皇は軍隊の性暴力を知る立場にあり、また「文明国なんだからするな」といえば防げたと事実を結論付けています。

遊郭が合法の時代に、そんな後付の理屈で話を進めても空論でしかありません。ところで、慰安婦ネタに話が拡大してきましたよ。あくまでも、「戦争責任」という論点だったんじゃないですか?

あと、満州の権益確保は、日本の投資額を見ればあまりにも当然の帰結です。分かってます?相手が日本に不法行為に基づく損害賠償を請求出来るのと同じように、当然、こちらにも不当利得変換請求権があるわけですよ。
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-29 14:48 x
おやおや、ついに削除ですか?
詭弁を振るっているのが管理人自身だという事実を指摘したのはマズかったですか?
Commented by masagata2004 at 2005-05-29 16:56
削除はしてませんよ。何ならもう一度どうぞ。誹謗中傷の類なら削除はしますけど。

ところで、イギリスの君主制と戦前に本の君主制は性質が異なるものであることをご理解いただきたいですね。大隈重信は議会の権限の強いイギリスをまねたかったらしいですけど、ただ日本の当時の現状にそぐわないということで天皇を中心とする制度にしたのです。

女性法廷では、性暴力は慰安婦だけでなく暴行行為も含まれました。そして、当時の天皇の権限で防げたかもしれないことが認定されました。尚、慰安婦は遊郭とは違います。

満州事変が謀略である事実は、日本にどんな必要性があっても変わりません。
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-29 17:20 x
>日本の当時の現状にそぐわないということで天皇を中心とする制度にしたのです。

お調べになった文献は、多分、憲法が「英米型ではない」という趣旨で書いておられるのだと思いますが、当時は、すでにドイツ帝国憲法が出来上がっていました。それを何故、起草者は、わざわざ嫌って、「プロイセン邦憲法」をモデルにしたとお思いですか?それは、プロイセン法憲法が、サヴィニー歴史法学派の解釈を強く反映する事が出来たからです。んで、このサヴィニーという人物は、極めて英米法に近い考え方をする人です(勿論、大陸法系ですから、系統は違いますが)その辺の所は、英国の保守主義の始祖バークから、ただならぬ影響を受けていた伊東巳代治、歴史法学派のロエスレル等の起草に関与した人々を見ても、限りなく英国の政治体制をモデルとしたかったのは、明白です。

しかしながら、英国に成文憲法無く、まして日本には、英国の名誉革命以来の貴族精神も育っていない、にも関わらず、近代化は至上命題である、そういう状況で、成文憲法を作らねばならない、その時、ヨーロッパでドイツ以外の選択肢が有り得たか、よく考えてください。

見かけだけに拘ってはいけませんよ。
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-29 17:30 x
>当時の天皇の権限で防げたかもしれないことが認定されました。

慰安婦以外の戦時性暴力ですか。「防げたかもしれない」なんていうのは、あまりにも曖昧すぎる。はっきり言って、戦争やめないと、防げるわけが無い事ぐらい、子供でも分かるでしょう。要するに、「戦争をやめさせる事が出来たかもしれない」という事ですが、これについては、上記にも書いてある通り、陛下の法律上の権限は、法的にも前例にも、存在しません。

>慰安婦は遊郭とは違います。

そんな事は、分かっています。「違法性」の問題として、遊郭とどういう差異があったのか、即ち、「遊郭は合法だが、慰安所は違法」と言える部分があるなら指摘してください。
Commented by 鳩ポッポ9098 at 2005-05-29 17:34 x
>満州事変が謀略である事実は、日本にどんな必要性があっても変わりません。

だから、満州国という体裁に拘るのがいけないと、何回も言っています。権益自体に国際慣習法上、違法性はありません。
Commented by 迷惑な話 at 2005-05-29 18:24 x
日本の小学生でも「平成天皇」なんていわないよ。「今上天皇」を知らなかったこのような人が、海外に留学して、内外に誤った歴史認識を披露していくのだから、たまったもんじゃない。勘弁してくれ。

その前にATMで振込みくらい一発でできるようになりなさい。
Commented by 名無しさんは創氏改名中 at 2005-05-29 18:43 x
おや、失礼をば。先ほどの分は削除していただいてくださいな。

>。大隈重信は議会の権限の強いイギリスをまねたかったらしいですけど、ただ日本の当時の現状にそぐわないということで天皇を中心とする制度にしたのです。

その理由というものを考えたことはありますか?
当時の日本は封建制度の国家から国民国家への過渡期です。
そんな状態でいきなり、現在のような議会制ををふくむ立憲君主制政治をおこなっても成功はしません。民度や教育レベルが追いついていないからです。

国民国家を作るうえで、当時の日本人はかつての藩のなかの人間であると言う意識が強く「俺は薩摩人であいつは長州人だ。日本人ってだれだ?」な状態です。
そんな状態で議会を開けば、藩閥政治が横行します。
現実に薩長閥による政治が横行しましたしね。
それで国が乱れるのを可能な限り押さえ込むのが天皇主権の目指す一因です。
国はお前らが好き勝手にしてよいのではないぞ、とね。
Commented by 信楽提督 at 2005-05-30 01:29 x
 はじめまして、信楽提督と申します。以後お見知りおきを。
さて、管理人さんの興味深いご意見に私が言おうと思っていた事は既に様々な方が言われているので、議論の中の発言についてコメントをば。

>女性法廷では、性暴力は慰安婦だけでなく暴行行為も含まれました。そして、当時の天皇の権限で防げたかもしれないことが認定されました。尚、慰安婦は遊郭とは違います。

 まず、どの様な根拠で先帝陛下がその暴力行為をご存知だったのでしょうか?また、そのご存知だった場合、どうやって止める事が可能だったのでしょうか?
 後、陛下がご存知であろうが無かろうが、また止めようが止めまいが戦地で強姦をした者は軍法会議で罰されます。

 陸軍刑法
第八十六条 戦地又ハ帝国軍ノ占領地ニ於テ住民ノ財物ヲ掠奪シタル者ハ一年以上ノ有期懲役ニ処ス
2 前項ノ罪ヲ犯スニ当リ婦女ヲ強姦シタルトキハ無期又ハ七年以上ノ懲役ニ処ス
第八十八条ノ二 戦地又ハ帝国軍ノ占領地ニ於テ婦女ヲ強姦シタル者ハ無期又ハ一年以上ノ懲役ニ処ス
2 前項ノ罪ヲ犯ス者人ヲ傷シタルトキハ無期又ハ三年以上ノ懲役ニ処シ死ニ致シタルトキハ死刑又ハ無期若ハ七年以上ノ懲役ニ処
Commented by at 2005-05-30 12:41 x
>日本人として誇りを持つためには、過去の歴史を正しく知ることが重要です。

そう思うのなら、正しい歴史を学びましょうよ。管理人さん。

話がそれますが、中国や韓国の歴史教科書をどう思いますか?

勉強不足で恥ずかしいのですが、「女性法廷」って何ですか?

管理人さんも勉強不足があれば素直に認めたらいいのでは?
私はそれが自分の為にもなると思いますけど。
人間皆が全知全能ではないのだから。
Commented by 通りすがり at 2005-05-30 20:24 x
女性国際戦犯法廷のことでしょうか?
民間が設置したもので、しかも被告人無し(死亡しているため、ちなみに昭和天皇、東條英機等9名)、弁護人無しというものです。
裁判の名を借りた反日運動等批判的な見解も数多くあります。
好意的な見方としては、東京裁判では問われなかった女性への暴力への解決が試みられたというところでしょうか?
Commented by うぇ at 2005-05-30 23:38 x
女性法廷って民間だったのですか^^;
管理人が持ち出した理由が分かりました。
つまり現代風に言えば、プロ市民が作った感じでしょうか。
Commented by MJ-12 at 2005-05-31 01:01 x
>うぇさん
主催団体VAWW-NETジャパンのHP
http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/
どういう団体かはここを見てご自分で判断して下さい。
Commented by うぇ at 2005-05-31 12:30 x
>MJ-12さん
ありがとうございます。
今見に行ってきましたが、めまいがしました。
と、言うのも、戦時、平時にかかわらず、女性に暴力を振るうのは人間として畜生にも劣る最低で下劣な行為であることは、私も同感ですが、60年以上も前の事をいまだに「裁判」などと言っているのには呆然としました。
簡単に言えばプロ市民ですね。
真偽にかかわらず、自国の恥の部分を国内外に喧伝することによって、自らのアイデンティティとし、「良い子ちゃん」でいたい。
そんな思いしか伝わってきません。
もちろん「悪」は「悪」として断罪されるべきですが、歴史問題と絡めてこのような自慰行為をしている方々を見ると残念でなりません。


私の体験記、意見、評論、人生観などについて書きます


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