映画「太陽の帝国」 上海への憧れ

お散歩

この映画は、1987年に製作された映画で、監督は、すでに当時「E.T.」などで名の知れた巨匠スティーブン・スピルバーグだ。舞台は、日本の真珠湾攻撃前後の上海。イギリス人の富豪の息子であるジムは、戦争勃発後、生活が一変する。両親とはぐれ、収容所で過酷な生活を強いられるのだ。

上海は、当時、租界と呼ばれ、西洋人が多く住んでいた。その名残か、上海には西洋風の建物が残っている。今は、開発により減ってきたが、この映画が撮影された頃は、かなり見られたらしい。それでも、外灘(バンド)と呼ばれる川岸に面する通りは、今でもクラシックな建物が連なり観光名所となっている。この映画のすごいところは、1940年代の上海を再現するため、その通りの7ブロックを借り切りきったことだ。さすがハリウッドといいたい。また、撮影当時の上海ならばこそ、できたことなのだろう。

映画自体、テーマは戦争というより、過酷な状況で少年がどのような成長をしていくかをテーマにしていると思う。日中戦争当時の日本軍は、スピルバーグが嫌うナチスドイツと同盟を結び、南京大虐殺などの蛮行を犯していた。だが、映画の中での日本軍の描き方は、そのわりにはマイルドである。視点が西洋人だからか、原作に沿ったせいか、それとも、スピルバーグが日本びいきだからかと勘ぐってしまった。ちなみに日本の軍人役にガッツ石松が出ています。

私は、この映画を見て上海に憧れ、実際に行ってしまった。ついでに南京と蘇州も訪ねた。
上海は、開発により大きく変貌を遂げているが、古い建物も残っており、それを眺めながら、映画の世界に浸ったりもした。

写真は、昨年の9月、上海を訪ねた時に撮った有名な外灘の写真。

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ところで、この映画と上海旅行の体験が、このブログで公開中の自作連載小説「白虹、日を貫けり」のインスピレーションの元となったのはいうまでもない。小説では、上海も舞台になります。
by masagata2004 | 2005-06-01 21:54 | 映画ドラマ評論


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