人気ブログランキング | 話題のタグを見る

カタルシスな市民運動

環境ジャーナリストの会9月定例会「いまアフリカの貧困を問う」/トーキョーワンダーサイト企画展

日本の市民運動はどうしてこう、世間から白い目で見られたりするのだろうか。

もちろん、それはお上意識が強く、民衆から運動を起こそうとする民意の弱い日本社会独特のものがあるが、問題はそれだけではない気がする。

それは、市民運動をしている人たちが、あまりにも自己満足的に一時しのぎなカタルナシスにはまっているせいではなかろうか。要は、会を開いたりして、適当に人を集め、適当に意見を出し合い、慰め合うような共感を味わいたいだけで、実際、社会を動かすだけの実行力を持たないノー天気なお祭り集団のように思われているからではなかろうか。

反対、反対だけを叫ぶ野党と同じである。本当に世の中変えたいなら、自分たちにとって耳障りな意見も役立つなら積極的にとりいれ、また、嫌いな連中でも、必要であれば懐に入って、変革の有志にしてしまうほどの技量を持つのだが、そんなこともせず自分たちとそのシンパだけの慰め合いに終始するようなところが透けて見えるからではなかろうか。

全ての市民運動がそうだとは言わない。だが、そんなカタルナシスな運動家がやけに目立ち、真面目に活動をしている人たちも一色単にされてしまうのだ。

それが残念でならない。
by masagata2004 | 2005-09-20 22:46 | 時事トピック | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from ニュースの現場で考えること at 2005-10-08 18:21
タイトル : 「自由記者クラブ」設立の構想
記者クラブ制度に関連し、私はいま、ぼんやりとした「構想」を持っている。構想だから頭の中に描いているだけであって、それを実行できる物理的・財政的根拠は、何も持ち合わせていない。でも、こういうものがあれば、いいだろうなあと。まあ、夢想と紙一重かもしれないが。 記者クラブ制度の問題は各所で議論されていたし、今も議論されている。それはそれで大事なことなのだが、私自身は、この制度に関する問題点の洗い出しは終わっており、論点は整理し尽くされたと思っている。あとは、どこをどう変えていくかの具体論しかない。で、...... more


私の体験記、意見、評論、人生観などについて書きます


by マサガタ

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ

全体
プロフィール
自作小説
映画ドラマ評論
環境問題を考える
時事トピック
音楽
スポーツ
ライフ・スタイル
米留学体験談
イベント告知板
メディア問題
旅行
中国
風景写真&動画集
書籍評論
演劇評論
アート
マサガタな日々
JANJAN
スキー
沖縄

タグ

最新のトラックバック

フォロー中のブログ

高遠菜穂子のイラク・ホー...
ジャーナリスト・志葉玲の...
地球を楽園にする芸術家・...
*華の宴* ~ Life...
poziomkaとポーラ...
広島瀬戸内新聞ニュース(...
井上靜 網誌
美ら海・沖縄に基地はいらない!
辺野古の海を土砂で埋める...

その他のお薦めリンク

ノーモア南京の会
Peaceful Tomorrows
Our Planet
環境エネルギー政策研究所
STAND WITH OKINAWA

私へのメールは、
masagata1029アットマークy8.dion.ne.jp まで。

当ブログへのリンクはフリーです。

検索

その他のジャンル

ブログパーツ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

東京
旅行家・冒険家

画像一覧