思い出すサリン事件とドイツ人講師

「ヒットラー食堂」、改名を決定 | Excite エキサイト


08年3月19日追記:ドイツのメルケル首相が、イスラエルを訪問中にホロコーストに対して謝罪した記事にTBしましたが、以下のような経緯があります。

追記:ドイツ出身の豪サッカー選手がヒトラーの仮装をしたというニュースに対して、以下の記事をTBしましたが、元は、下記のような似たようなエピソードに対する反応記事です。


インド、ムンバイのレストランが、当初「ヒットラーズ・クロス」という店名にしていたのが多数の抗議の末、変更するに至ったとか。

こんなことは、ドイツやオーストリア、その他、ヨーロッパ諸国では許されないどころか、刑罰に処されることだ。

そのことで思い出したことがある。私がアメリカに留学中のことだ。

95年の1月だった。その時、東京の地下鉄でサリンガス事件が起こった。
そのニュースは海を越えてアメリカでも話題となっていた。

たまたま、選択科目としてドイツ語(初級)を取っていた私だったが、その科目を教えるドイツ人講師が、「今日は、あなたに関係のあることをお話しします。」と私の方を見て言った。講師は女性で、40代か50代だった。

話しは、ホロコーストでサリンと似たようなガスが使われ、多くの人々が殺されたことだった。
ドイツ人として、身の毛のよだつことだと語っていたのを覚えている。

その時は何だ、と思いながら、ドイツ人にとって、サリン事件は、ホロコーストを連想させる、そのくらい、民族の加害の記憶として語られていることなのかなと感じた。特にアメリカに住んでいる人だと、ドイツ人であることとナチスの暗い過去は、常に意識しなければならないのだろう。

帰国後、ドイツかオーストリアの映画で、ネオナチのような過激な集団によりウィーンの舞踏会でホールにガスがまき散らされ、ドレスアップされた人々が次々と倒れて殺されるようなストーリーをレンタルビデオで見たことがある。明らかに地下鉄サリン事件にヒントを得た話だった。

でもって、それに比べて、そう言う歴史に関して鈍感なのは我が国日本である。小泉首相の靖国参拝、歴史認識問題などなど、こうも堂々と間違った過去を正当化する態度は、同じ敗戦国としてあまりにも対照的だ。

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by masagata2004 | 2006-08-26 17:01 | 米留学体験談 | Trackback | Comments(0)
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