これは司法ではなく、政治や外交で解決することなのだろう
Excite エキサイト : 社会ニュース
中国の元従軍慰安婦の女性が、国を告訴して賠償を求めていた訴訟が棄却され、原告側の敗訴となった。
裁判官は事実を認めたものの、法的な賠償請求権が時効であることを理由に原告敗訴としたのだが、それは既定の枠組みの中でしか判断を出せない司法としてはやむ得ないことかもしれない。もっとも、法律の専門家ではないから、何とも言えないが。
ただ、この問題、司法がどうとかの問題ではないだろう。要は政治的な決着をすべきだった。ドイツなどが被害者個人に補償をしていっているように、政治・外交問題としてとらえ、過去の清算をして日本のイメージを上げる。また、外交的立場を良くしていくという考えに沿わなければならない。これは現実的な国益のためだ。
他の国だって謝ってない国がある。負けたがためにとかいろいろと不平をいう人々がいるが、他の国、さしずめ勝った国がどうとかというのが免罪符にはならない。それに、日本は戦争に負けたという前に、始めたという責任がある。また、一般市民を巻き込むことは原爆と同様に当時の国際法違反でもあった。戦争を始めた国家としての自己責任がある。
早く、その自己責任を果たして隣国との関係を良くしていき、平和に貢献できる国家のイメージを構築していって貰いたい。このままではいつまで経っても、歴史リスクを背負いながら気後れ感を引きずり続けなければならない。
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中国の元従軍慰安婦の女性が、国を告訴して賠償を求めていた訴訟が棄却され、原告側の敗訴となった。
裁判官は事実を認めたものの、法的な賠償請求権が時効であることを理由に原告敗訴としたのだが、それは既定の枠組みの中でしか判断を出せない司法としてはやむ得ないことかもしれない。もっとも、法律の専門家ではないから、何とも言えないが。
ただ、この問題、司法がどうとかの問題ではないだろう。要は政治的な決着をすべきだった。ドイツなどが被害者個人に補償をしていっているように、政治・外交問題としてとらえ、過去の清算をして日本のイメージを上げる。また、外交的立場を良くしていくという考えに沿わなければならない。これは現実的な国益のためだ。
他の国だって謝ってない国がある。負けたがためにとかいろいろと不平をいう人々がいるが、他の国、さしずめ勝った国がどうとかというのが免罪符にはならない。それに、日本は戦争に負けたという前に、始めたという責任がある。また、一般市民を巻き込むことは原爆と同様に当時の国際法違反でもあった。戦争を始めた国家としての自己責任がある。
早く、その自己責任を果たして隣国との関係を良くしていき、平和に貢献できる国家のイメージを構築していって貰いたい。このままではいつまで経っても、歴史リスクを背負いながら気後れ感を引きずり続けなければならない。
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by masagata2004
| 2006-08-30 20:43
| 時事トピック
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