人気ブログランキング | 話題のタグを見る

映画「戦場のアリア」 戦争って何だろう?

レンタルで借りたドイツ・イギリス・フランスの合作映画。

第1次世界大戦中、フランスとドイツの国境地帯で睨みをきらすドイツ対イギリス・フランス連合軍。クリスマスのイヴに、歌手であるドイツ軍の兵士が聖歌を唱ったことで、奇跡が起こる。三軍の兵士は、それぞれの塹壕から出て打ち解け合い、何と自軍の塹壕攻撃を事前に知らせ、敵軍を自軍の塹壕に避難させるのである。

三国ともキリスト教という共通の宗教がある。それがなせた奇跡なのだろう。そして、国家に翻弄される兵士たちの持つ共通の苦悩が、かえって敵に対して強い絆を感じさせたのだと物語られる。

映画の中で、キリスト教の神父が聖書の「マタイ書」の一部を取り上げ、聖戦ならば敵を殺してもいいのだと、新兵達に説くシーンがとても印象に残った。

マタイ書10章34節:「わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ」

イラク戦争を後押しするアメリカでイスラム教徒に対し、ジハードのあるイスラム教は好戦的だと非難する者たちがいたが、彼らだって人のことはいえないということが分かる。

いい評論だと思ったらクリックしてください。ランキングへ
by masagata2004 | 2007-06-30 21:44 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)


私の体験記、意見、評論、人生観などについて書きます


by マサガタ

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ

全体
プロフィール
自作小説
映画ドラマ評論
環境問題を考える
時事トピック
音楽
スポーツ
ライフ・スタイル
米留学体験談
イベント告知板
メディア問題
旅行
中国
風景写真&動画集
書籍評論
演劇評論
アート
マサガタな日々
JANJAN
スキー
沖縄

タグ

最新のトラックバック

フォロー中のブログ

高遠菜穂子のイラク・ホー...
ジャーナリスト・志葉玲の...
地球を楽園にする芸術家・...
*華の宴* ~ Life...
poziomkaとポーラ...
広島瀬戸内新聞ニュース(...
井上靜 網誌
美ら海・沖縄に基地はいらない!
辺野古の海を土砂で埋める...

その他のお薦めリンク

ノーモア南京の会
Peaceful Tomorrows
Our Planet
環境エネルギー政策研究所
STAND WITH OKINAWA

私へのメールは、
masagata1029アットマークy8.dion.ne.jp まで。

当ブログへのリンクはフリーです。

検索

その他のジャンル

ブログパーツ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

東京
旅行家・冒険家

画像一覧