映画「東京原発」 来年にも現実化されるらしいけど

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2007年8月3日に投稿
日本映画は普段見ないし、嫌いなのだが、この映画は柏崎刈羽原発の地震による緊急停止事件で原発危機に直面した現在、とても身にしみいるテーマとして見ることができた。ドイツ映画「みえない雲」と同様の反原発映画だ。

物語は、役所広司演ずる東京都知事が、東京に原発を誘致することを提起する。もちろん、都の役員達は唖然とする。だが、都知事には、ある企みがあった。

ドラマの中では、原発に関する神話とその反証が分かりやすく説明されていた。

日本にある原発で阪神大震災級の地震に耐えうる原発は実をいうと一つもない。柏崎刈羽の惨状を見てもご覧の通り。

日本の電力の3割は原子力で担っているので欠かせないとかいうが、原子力がなくても、残りの火力や水力を最大限活かせば、実を言うとピーク時でさえ何とかまかなえる。現に柏崎刈羽での電力供給停止の補填のめどは東電はつけているようで。というのも、火力や水力は、普段、最大出力の2割しか稼働していない。でもって原子力は出力調整のできない発電機。つまりは、原子力のために他の電力が必要になるってこと。

そもそも、日本の原子力政策は、何の戦略もない、土壇場的に積み上がった政策だったといわざる得ない。当初はエネルギー危機から生まれた発想だったが、いつのまにか利権の伴う「発電のための発電」へと変貌していき、国民の無関心から自然エネルギーへの転換政策が遅れ、原発に対する危機意識が薄れていったということだ。実に日本的だ。

ちなみに、この東京原発、まんざら映画の話しだけではすまなそうだ。というのも、来年、横須賀の米海軍基地が原子力空母「ジョージ・ワシントン」号の母港基地となるというのだ。つまりは、首都圏に陸上よりも危険な海を航行する原発ができるという。1年の半分を原発が横須賀にいて、母港として修繕などもそこで行う。おお、危険極まりない。

原発よりもひどいのは、それが都市に電力を供給せず、軍艦のみの、それも我々の税金で、でもって、アメリカの軍事戦略のために使われる。

日本は、アメリカに3発目の原爆を落とされるということか。

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by masagata2004 | 2007-08-03 23:10 | 環境問題を考える | Trackback | Comments(0)
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