トルコ映画「イラク 狼の谷」 タイタニックの悪役に敬意

はっきり言って、大反米プロパガンダ映画。

ストーリーは、トルコの諜報員が、米軍による屈辱的仕打ちにより自殺した軍人の復讐をしようとイラク北部のクルド人自治区に潜入する。そこで、米軍を動かし民族抗争を煽りイラクでの利権を牛耳るアメリカ人商人、サム・マーシャルに近付き殺害を試みる。そのマーシャルを演じるのが、タイタニックでディカプリオのライバル役であった大富豪御曹司を演じたビリー・ゼインだ。また、アブグレイブ刑務所で囚人の臓器を密輸する医師の役もハリウッド俳優が演じている。ちなみにその医師は、役柄ではユダヤ人。なので反ユダヤ映画だとも。

こんな映画に出てしまっていいのだろうかという悪役を演じきっているのには感心する。

ストーリーは、アクション映画としてはまずまずだが、政治映画としては、説明不足な感じだった。しかし、トルコ、クルド、アラブ、それらとイラク戦争の関わり合いを知りたければ、是非ともお薦め。

ナチスや旧日本軍ではない。現在進行形の出来事をドラマ化していて、そのアメリカ側の悪役に現役のハリウッド俳優が出ているのが最も印象に残る。

まあ、アメリカ人でもイラク戦争に当初から反対していた人、多かったよね。

ついでに、映画の中のイスラム指導者がいう言葉「自爆テロは自らを弱くし、敵を強くさせるだけだ」というのは、まさにその通りだと思った。

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by masagata2004 | 2008-01-04 15:25 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)
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