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自作小説「ヨーソロ 三笠」 第14章 皇国の興廃 この一戦に有り

平和運動家の青年が、戦艦三笠に乗り込み、真の平和主義に目覚める。筆者の実体験に基づく奇想天外な物語。もちろん、フィクション。

まずは第1章から第13章までお読み下さい。

 この日は晴れ渡っていた。すがすがしい初夏の暖かさを感じる。考えてみれば、源太がこの艦に時空の旅で来た時は真冬の季節だった。その後、三ヶ月余りの間、男ばかり三百名以上と一緒に一つの船にすし詰めの状態で様々なことをしながら過ごした。季節は、冬から春を通り越して初夏へと移り変わっていった。その間、ずっと海上にいたため、陸地では何が起こっているのか分からない。それは乗艦する他の者達も同じだ。彼らの言葉で「内地」という日本では積もった雪が解け、桜が咲き、その後、新緑が実っている現象が起こっている。
 皆、桜の季節をまるまる逃している。それも祖国のためなのであろうか。このままいけば場合によっては桜を見ることなど二度となくなってしまう。

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by masagata2004 | 2013-05-18 23:59 | 自作小説 | Trackback | Comments(0)

自作小説「ヨーソロ、三笠」 第12章 Auld Lang Syne

平和運動家の青年が、戦艦三笠に乗り込み、真の平和主義に目覚める。筆者の実体験に基づく奇想天外な物語。もちろん、フィクション。

まずは第1章から第11章までお読み下さい。

「ふむ、おはんは面白い人物じゃな。理想論ばかりを述べておるだけでなく、賢くものごとを理解する頭もあろうようだ。そうじゃ、国を愛せない者は、自分の故郷、家族、そして、自分自身さえも愛せないのと同じことじゃ」
 源太は、圧倒された気分になった。何だかめまいがしてくる。今まで自分の信じてきた事の何かが崩れていくかのような感覚を覚えた。自分はけっして間違っていたわけではないはずだが、何か大事なことを見落としてきたのではと思えてくる。
 落ち込んだ表情になった源太をみて東堂が言った。
「ところでだが、おはんの渡してくれた紙によると、バルチック艦隊と相対する日まで、あと1ヶ月と少しということじゃが、そうなると来週来る補給船が陸との最後の連絡船となる。どうじゃ、おはん、それに乗って陸に揚がったらどうじゃ」

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by masagata2004 | 2013-05-06 19:15 | 自作小説 | Trackback | Comments(0)

自作小説「ヨーソロ、三笠」 第11章 国家主義とは

平和運動家の青年が、戦艦三笠に乗り込み、真の平和主義に目覚める。筆者の実体験に基づく奇想天外な物語。もちろん、フィクション。

まずは第1章から第10章までお読み下さい。

 源太は、東堂の命令により艦頭側艦橋の真後ろの高い柱を梯子を伝って登って行った。帆船でいえばマストの柱の上のようなところで、上甲板全体と周囲の海全体が見渡せる人一人か二人が立っていられるほどのカップ型の展望スペースに来た。見下ろしたところに東堂とその他将校がずらりと立っている艦橋が見える。源太が見下ろしているのを東堂が見上げて確認する。
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 さっそく砲戦の訓練が開始された。これまでの単独でした砲戦訓練とは違い、艦の兵員総出で実戦に則した形で行う。「右砲戦、はじめ」という声が艦橋から発せられた。スピーカー設備の内時代、号令はパイプを伝って生の声を届けるか、メガホンで叫びながらリレーのように伝言していくやり方で総員に命令を行き渡らせる。砲台付近を見ると、急に騒々しくなった。艦は停止している。右側の海には岩礁が見えた。どうやらあの岩山が目標らしい。源太はポケットから携帯電話を取りだした。
 ドーン、という大砲が発射される轟音が鳴り響くと共に、源太の立っているところに激しい震動が伝わった。源太は携帯電話を動画撮影モードにして片手で持ち、もう片方の手で手すりを握った。
 十分程の時間が経って、訓練が一旦休止に。艦橋の東堂が手を上げては下げる動作を見せ、降りてくるように指示した。源太は東堂のところへ行く。東堂も艦橋から降りて、源太と二人だけになれる場所へ向かった。源太は携帯電話の動画を再生して見せた。動画は五分ほどある。それを三回ほど繰り返し再生した。東堂は、真剣な眼差しで動画を見つめる。その後、艦橋へ戻った。源太も展望スペースへと戻った。
 その日、そのようなことを十回程度繰り返し、砲戦訓練は終わった。源太は携帯電話を東堂にまた手渡した。電池の残量が当初の半分ぐらいになっていた。とりあえずは電源を切った。東堂には電源を入れ方と保存されている動画の再生方法を伝えた。また、電池の残量が減っていることを教え、なのでやたらと再生を繰り返さないようにと伝えた。東堂は、もちろん分かっていると応えた。あんな小さな画面の映像が何の役に立つのだろうかと思った。もちろん、この時代で、このような技術が使えることは、圧倒的に有利になるのは間違いない。なんとも、ずるがしこいことをしているともいえる。

 昼食の時間となり、源太は水兵の詰所へと戻った。さっそく多神が声をかけた。
「おう、野崎、今日は長官と何をやっておった?」
「長官命令で、訓練に参加する代わりにちょっとしたことを」と源太。長官からは誰にも言ってはならないと釘を刺されている。
「ほう、そうか」と多神。
 昼食の後、休憩時間となった。源太は多神に対して、あることを訊きたくなった。
「多神さん、あなたは一体何のために戦っているのですか?」
「なんで、そんなこときくんだ。御国のために決まっておるがろう」
と少し驚いた表情で答えた。
「この戦争が正しい戦争だと思っているのですか?」
「当り前だろう。天皇陛下の御命による戦争だ。正しいに決まっておろうが」
「天皇陛下の御命は何でも正しい?」
「そうだべ。天皇陛下様は神様だぞ。神様のいうことに間違いなどなかべ」
「神様?」
「天皇が神様だと信じているのですか?」
「ああ、信じておる。この艦にいる者は皆、万世一系の天皇の元にあり、忠誠を誓っている。おまえは、ずっとイギリスにおったからそのことを知らんというのか」
 源太は議論をするつもりはなかった。なぜなら生きている時代が違う。受けてきた教育も。まあ、こんなものだろうと思って受け流した。しばらくして、詰め所に士官の男性が入り源太に近付き声をかけた。

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by masagata2004 | 2013-04-30 00:26 | 自作小説 | Trackback | Comments(0)

自作小説「ヨーソロ、三笠」 第8章 人気者

平和運動家の青年が、戦艦三笠に乗り込み、真の平和主義に目覚める。筆者の実体験に基づく奇想天外な物語。もちろん、フィクション。

まずは第1章から第7章までお読み下さい。

 その場所は、弾薬庫だった。おい、そんなところで煙草を吸うのかと驚いたが、砲員長である多神はここの管理人だ。
 煙草は美味しいものではなかった。源太は煙草好きではないが、これがあまりいい質のものでないことぐらいは分かる。明治の煙草とはこんなものか。
「ところで、お前さんは、長官とはどんな関係なんじゃい、友人の息子とかいっとたが」
「まあ、単にそんなところです」
 それ以上の作り話は思いつけないので、そう言った。
「ほう、で、イギリスに住んでいた」
「ええ、ずっとです。日本には長い間、いませんでした」
 外国にずっといたというのがごまかすのには丁度いい。同じ日本でも大違いの世界に今、いるのだから。
「そうだな。見かけがそんな感じだ。俺の次に大きいし、体格もしっかりしている。そうだ、渡した衣蓑の中の服は合っておるか? もし合わないようだったら、直してやれるから言えよ」
「いえ、今のところは、何かあれば直してもらいます」
 さっき着替えた作業着はすこしきつめだったが、着られないこともなかった。後で、他も試しておこうと思った。
 源太は多神に訊きたいことがあった。
「多神さん、いえ、砲員長は下のお名前はなんというのですか」
「寿乃助だ」
「ご出身は?」
「会津の国だ。あんまりいいたかねえけど、負け戦した国だべ」
 源太は日本史の明治維新、その後の戊辰戦争のことを思い出した。なるほど、そういうことか。まだ、記憶に新しいものとされているのか。
「なぜ海軍なんかに」
「海軍なんかに? 畏れ多き天皇陛下の軍隊だぞ、名誉ある職務を、なんかに、とは何を言う?」
 ものすごい形相で言うので、思わず「すみません」と謝った。
「はは、俺の家は士族だがな。もうそんな時代ではないからすっかり落ちぶれてしもうたが。だが、お国を守る意志は受け継がれておるし、それに俺のような男は、こんなところしか受け入れてもらえなかった。体がでっっかいし、軍学校はただで学べて給料も貰える。気が付いたら、兵曹長で砲員長になっておった。もっとも、会津出身だから出世は遅い方だけどな」
「ご家族はいるのですか」
「おっとうとおっかあが会津におるが、俺自身は数年前に嫁をもらって子供が一人おるぞ。男の子だ」
と胸ポケットから写真を取り出した。かわいい赤ん坊の写真だ。白黒ですり切れたような当時の写真だ。
「だが、会えないのだ」
「え、どうして?」
「嫁と別れてしもうて。というか俺が嫁が嫌になった。大したおなごではなかったしな。それよりも・・」
と源太の方を多神は見つめる。
「俺たち、気が合いそうだの」
 怪しい目つきに、ぞっとした。
 甲板の方からラッパの鳴る音がした。
「お、飯の時間だ。行くぞ」
というので、煙草を床に置き足で潰した。

 食事は長いテーブルに一同がずらりと並んで食す。御握りや焼き魚、白菜とこの時代らしい食事のメニューだが、それに加え肉じゃがあった。洋食だが、こんな時代からあったのか。とりあえず、食べてみると、まあおいしい。御茶が各人の湯飲みに注がれたが、一人に対し一杯のみらしい。
 多神にそれとなくその理由を訊くと、海軍では水は貴重品なので当然のことだということ。
 食事の後は、掃除、機関砲磨きの時間となった。源太は砲を他の水兵がするのをまねながら磨いた。
「源太、明日はお前、軍楽隊どもと一緒に、この機関砲を撃つ訓練をするぞ」
と多神。源太は、「はい、分かりました」と応えた。
 掃除が終わると、辺りは暗くなり、「就寝の準備をせよ」と黒い制服を着た士官が大声で言いながら廊下を歩いていく。士官はアルコールランプを持って見回りを歩く。懐中電灯などない時代。戦艦内の備え付けの照明も蛍光灯がない時代のためか昼間でさえ源太にとっては暗く感じられた。他の水兵に習って、天井や壁にハンモックを吊す。水兵たちの就寝のための詰め所となる甲板下の詰め所に行く。
 これは中学生の頃、夏のボーイスカウトのキャンプでしたことを思い出した。まさか戦艦の中でハンモックで寝るとは。大人数が一つの船に乗っているのだから、こんなものを使わなければいけないのか。
 そして、消灯。服は黒い水兵服から衣蓑にあった白い服に着替えてハンモックに乗り就寝。疲れていたためすぐに眠りにつけた。
 翌朝、ラッパの音と「総員 起こし」の掛け声で目が覚めた。一同、いそいでハンモックを片付ける。何もかもを機敏に行動しなければいけない。外は日が差しているようで、まだ薄暗い。朝の五時ぐらいではないか。
 砲員長と士官に導かれ、上甲板の船尾の広い甲板に集められた。準備運動だ。源太は見様見真似で周囲と同じ体操をした。テニスの強化合宿に参加した頃を思い出した。すぐに艦内を走る運動に変わった。上着を脱ぎ、一同上半身裸で走り回る。
 その後は、洗面器で顔を洗い、歯磨きをする。だが、水を大切にする方針のため、洗面器の水一杯で顔を洗い、その後、コップ一杯で歯を磨かなければいけない。歯ブラシは源太の知っているものと形は似ているが、随分、毛がごわごわしている。磨き粉は、チューブ上の練りは磨き粉ではなく、まさに容器に入った粉状のものを使う。
 その後は朝食の時間となった。ご飯にみそ汁と和風の朝食の後、服は黒の水兵服に。すぐに総員呼出で船尾の甲板に。全員整列の上、見上げると艦橋に黒い制服の士官たちがずらりと並び何が始まるかと思いきや、船尾のポールの旗が掲揚される儀式が始まるようだ。
「君が代」が流れた。何とも重苦しい雰囲気。一同が右手を曲げて上げ軍隊式の敬礼をしている。おい、何だ。そうか、軍隊にいるんだ。だが、こんなのどうも抵抗がある。だが、今は他に合わせ、している振りだけでもしようと考えた。
 軍楽隊の奏でる「君が代」と共に上がっているのは日の丸ではなく、日の丸に加え赤い線が放射状に描かれている旭日旗と呼ばれるものだ。ますます抵抗感を感じた。
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by masagata2004 | 2013-01-02 23:52 | 自作小説 | Trackback | Comments(0)

自作小説「ヨーソロ、三笠」 第7章 衣蓑と断髪

平和運動家の青年が、戦艦三笠に乗り込み、真の平和主義に目覚める。筆者の実体験に基づく奇想天外な物語。もちろん、フィクション。

まずは第1章から第6章までお読み下さい。

 まずは渡されたのは衣嚢と呼ばれる蓑虫のような形をしたバッグである。細長く格闘技訓練に使うサンドバッグのような形をしていて上に紐がついていて、紐を引っ張ると上口が締まるようになっている。衣嚢の中にいろいろなものが詰め込まれている。何でも佐世保に寄港中、町で怪我をしてしまい乗船できなくなった兵員がいたため、その者の分を使うことにしたのだという。

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by masagata2004 | 2013-01-01 03:19 | 自作小説 | Trackback | Comments(0)

自作小説「ヨーソロ、三笠」 第6章 神からのお告げ

平和運動家の青年が、戦艦三笠に乗り込み、真の平和主義に目覚める。筆者の実体験に基づく奇想天外な物語。もちろん、フィクション。

まずは第1章から第5章までお読み下さい。

「なぜです? どうして僕がこの船にいなければならないのです? 僕は水兵ではありませんよ」
と源太は仰天して言った。
「そうじゃが、おいどんが見た夢の中の神様は、おはんがおいどんのためにここに来るだけでなく、おはん自身も、おいどんと会って大事なことを学びに来ると言われた。その世話をおいどんはしなければならないとも」
 東堂は、源太を大きな目でぎょろりと見つめながら言った。
「僕が、ここであなたから何を学ぶというのです」
「さあ、わからんが、とにかくせっかく水兵の格好をしておるのだから、この艦で一緒になって行動してみてはどうか」
「は、冗談じゃないですよ。さっきから言っているように水兵ではありません。元の世界ではただの大学を卒業したばかりの男です。そもそも、軍隊の訓練なんかしたこともないし、したくもありません。僕にはふさわしくないところです。なので降ろしてください」
「降ろせと言っても艦は出航した。引き戻せん。数週間すれば補給艦が来る予定じゃ。それまではここにおらんといかん。それに、おはんは、このまま艦を降りて、どこか行く宛があるのか。この時代では、おはんの知っている者などおらんのではないか」
 その言葉に源太はぎょっとした。冷静になってみればそうだ。軍艦などにはいたくないと言う気分から「降ろしてくれ」と言ってしまったが、この明治時代に自分が頼れる知人や親戚などはいない。その先祖はいるかと思われるが、この時代では他人同士だ。そうだ、時空を超えた今の自分にとって、今頼れるのは、目の前にいる人物のみなのだ。源太は東堂に言った。
「僕が答えを持ってきたという言いましたが、それは一体なんなのですか」
「そのことはおいおい、知ることになるだろう」
「今の僕には、あなたしか頼る相手はいません。だけど、僕に何が出来るのでしょう。まさか戦闘に参加せよと言うのですか」
「さあ、そのこともおいおい考えさせてもらおう」
 しばらく沈黙が続いた。そして源太は、ぼそぼそと「では、お願いします」と答えた。
 その後、東堂は源太にそこにじっとしているように言い長官室を出ていった。
 源太は考えた。全く不思議な現象で、こんなところに来た。でも、戻らなければ、戻るためにはどうしたらいいか。それを考えるための、また、その間生きていくための場所が必要だ。自分には不釣り合いなところでも、生き延びるためにはいなければならない。
 二十分ほどして東堂が戻ってきた。あの多神を一緒に連れてだ。
「よいか、この若造は、おいどんの大事な友人の息子さんだ。しばらくイギリスにいっとたが、最近、帰ってきたばかりでのう。水兵になりたいと。是非ともと言うので、この艦に乗船させることにした。他の艦と乗り間違えたのかと思い違いしとったらしい。この艦こそ、我が連合艦隊旗艦「三笠」であると教え込んだ。しばらく、訓練に参加させるつもりじゃ。もちろん、戦闘態勢にはいっとるのじゃから、いざとなれば、ロシアとの戦闘も覚悟の上でしごいて欲しい」
「はあ、ですが、こん人は海兵団にはいたことはあるのですか?」
「ないが、特別に認めた。そこをおいどんがおはんに無理を言ってたのんじょる」
 東堂は威厳のある表情と口調で多神に迫る。
「了解いたしました。丁度、軍楽隊員の戦闘訓練を担当いたしておりますので、一緒に砲員として訓練させます」
「ああ、おはんだからこそお願いすることじゃ、よいな、義兄弟として親身に世話してくれ給え、兵曹長」
「はい」と多神は敬礼して答えた。
 東堂は、源太の持っていた財布と携帯電話、そして、腕時計は私物として預かると言ったので、そのまま渡した状態にした。携帯電話は渡す前に、電源を切っておいた。どうせ使うことも、使えることも、この時代ではあり得ない。そして、多神と一緒に長官室を出た。
 長官の肝入りで水兵の一員としてこの艦で行動する。もちろん、暫くの間だけだ。だけど、どうすればいい。水兵の訓練を受けたことなどないし、水兵のすることなどほとんど知らない。ましてや、今は明治時代、そんな時代の水兵になるなんて。

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by masagata2004 | 2012-10-09 00:23 | 自作小説 | Trackback | Comments(0)

自作小説「ヨーソロ、三笠」 第4章 明治38年2月

平和運動家の青年が、戦艦三笠に乗り込み、真の平和主義に目覚める。

まずは序章第3章をお読み下さい。

 それにどうして、この船は動いているか。陸地ははるか彼方に見え、どんどん遠のいている。船の回りは海だけだ。
 
「蛍の光」の演奏が終わった。でも、源太は、ほっとできない。一体全体、何が起こったのか。
「一同、持ち前の位置に着け」
と大声で誰かが叫ぶ声が聞こえた。ラッパ音が鳴る。ぞろぞろと人が動く音が。楽隊員がさっと、甲板を離れる姿が見られた。
 そして、艦橋の水兵たちも動き出す。どうしたことか、源太はとりあえず、携帯電話をポケットにしまった。
 甲板まで降りるため、階段のステップを踏むと、突然、後ろから
「バカもん、のろのろするな」と怒鳴り声が、何だと、自分をバカ者だと、どこの誰だか知らない奴にそんなこと言われたくないよと後ろを振り向き睨みつけると、水兵が向かってきて源太を押し倒す。源太は、その突飛押しのない行動に驚き、体のバランスを崩してステップを踏み外し、あっという間に転げ落ちた。背中、肩、最後に頭を打ちそうになった時、床に達したが、体全体に衝撃が走り気絶してしまった。
 目を覚ました。さっと、起き上がる。医務室のようなところに自分が寝ていたのに気が付いた。
「お、気付いたか、バカもん、水兵のくせに階段から落ちやがって」
 目の前にいたのは、背の高い見覚えのある男。
「多神さん」
「おお、兵曹長の多神だ。ところで、おまえは誰だ? どうも見かけん顔だが、佐世保から乗っかってきたのか」
「見かけない顔って? 佐世保から乗ってきた?」
と源太は聴いて驚いたが、まだ驚くことがある。
「この船、動いているんですよね」
「そうだべ。三笠は出航したばかりじゃ、動いて何が悪いんだ?」
 驚いた表情で源太を見る多神。
「多神さんって、さっきお会いした多神さんですよね」
 源太は多神を観察した。背格好と顔は、そのままだが、髪型が違う。さっき見た時よりは坊主に近く毛が短めだ。
「何を言っとるんだ? おまえに会うのはこれが初めてだが。さっき甲板で気絶していたのを運んできたんだわさ。おまえはみん顔だけど、名を名のらんか」
 源太は、起きあがり寝台から床に足を降ろした。靴が置いてあったので履いた。帽子が側に置いてあったのでそれを被った。別に意味はないが。
「おまえ、ここの水兵とは違うよな」
と多神。
「ええ、違いますよ。僕は水兵なんかじゃありません」
と源太は訳の分からない男は相手にできないと思い医務室を出た。低い天井。ここはデッキの下の中甲板だ。
 デッキに昇れる階段はないかと見渡す。あった。そこまで、走っていき階段を上がった。
 ほっとして、デッキに来ると、やはりこの船は動いていた。航行しているのだ。気絶する前よりも陸から離れている。波しぶきを上げ、そして、見上げると煙突から黒煙が上がっている。煤の匂いはここから来ているのだ。今時、蒸気船なんてあるか。それに、この船は埠頭に固定されているものだったのだろう。
 一体全体、どういうことだ? 何が起こったのだ。そして、今は真冬のような寒さだ。海上だからではない。季節が明らかに違うのだ。
「おいおい、勝手に動くな。おまえ、名も名乗らず無礼だぞ」
と追ってきた多神が言う。
 すると、目の前から、二人の紺色の制服を着た男たちが歩いて向かってくる。一人は、もう一人に比べて、ずっと年老いていてやや小柄、白髪で白髭を生やした老人だ。どっかで見たことがあるような、と源太は思った。
 多神は、二人の制服男たちに敬礼をした。まるで軍人が上官に対して敬礼をするように。
 二人の制服男たちは通り過ぎようとする時、源太は
「東堂平七郎、戦争の神様」
と思わず、言葉を発した。
 制服男たちが立ち止まる。そして、白髪の老人とは別の黒い口ひげを生やした男が、きっと睨みをきかせ源太に言った。
「貴様、長官だぞ、何という態度じゃ。敬礼せんか」
 源太は、そんな言葉など気にせず、白髪の老人に対して言う。
「長官、僕は間違ってこの船に乗りました。お願いです。降ろしてください」
「おい、何を抜かす。貴様、何者じゃ?」
と黒ひげの男。帽子は被っているが頭は禿げているのが分かる。源太だけでなく、そばにいた多神も睨まれた。
「申し訳ございません。こいつ、どこからか間違って来た奴のようで」
「何?」
 源太を今にでも斬り殺すかのような目つきで睨む髭の禿げ男。するとその側の老人、長官は、
「まあ、まあ、秋山どん。おはん、今、面白い言葉でおいどんを呼んだな。どう間違ってここに来たのか事情を聞こうがな。おいどんの部屋で二人きりで話しはできんかの」
と目を輝かせ興味津々の眼差しで源太に話しかけた。源太はもちろんのこと、話しがしたかった。

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by masagata2004 | 2010-11-06 20:38 | 自作小説 | Trackback | Comments(0)

自作小説「ヨーソロ、三笠」 第3章 蛍の光

平和運動家の青年が、戦艦三笠に乗り込み、真の平和主義に目覚める。

まずは序章第2章をお読み下さい。

 まずは、甲板に上がった。ここは、船尾にある甲板で、これから行われる式典の会場となる場所だ。三笠は重量1万3千トン、全長130メートル、幅23メートルほどの大きさと入り口の表示板に書かれていた。
 ここで、スピーチと楽団による演奏会を行うそうだ。 それは、この戦艦三笠が、海戦に向かうため港を離れた時の様子を再現することだ。
 すぐに目に付くのは、高さが二メートルはある大きな砲台がどんと構えている姿だ。砲身が二本つけられている。多神の説明によると、これは三十センチ主砲であり、前後・左右に方向を変えることができるもので、砲弾の飛距離は一万メートルだという。
 そして、船尾甲板の先端には、旧日本海軍を象徴するかのような旭日旗をなびかせたポールが立っている。  
 この甲板の上は、「上甲板」という。式典の準備のためか、何人かの自衛官と楽隊員が、甲板に上がってきた。
 源太と多神は、上甲板を船首に向かって歩いていった。木目の甲板の床を歩いて、周囲を見渡す。これは蒸気船だったのか、大きな煙突が二本立っている。煙突を挟むように、煙突より高いティー字のマストが立っている。
 横を向くと、肩の高さほどの砲台がずらりと並んでいる。これは6インチ砲と呼ばれ水兵が直接操作して、船の横側から撃つものだという。
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 ところで、これはいつの時代の船なのだろうか、と源太は思った。
 丁度、煙突の真下に休憩室があった。多神に案内され、源太は入った。多神は、自動販売機からジュースを買って、源太に缶を渡した。
 源太は「どうも」と言って、缶の蓋を開け飲んだ。
「ま、まずはこの艦の歴史を要約したビデオを見て貰おう」
と目の前にあったテレビ画面のスイッチを押す。
 画面から「記念艦、三笠とは」というタイトルが表れ、解説番組が始まった。
 この船が建造されたのは、一九〇二年というから明治時代だ。当時の日本海軍が、その後起こる日露戦争に備えるためにイギリスに発注したものだ。
 日露戦争は、中国が遼東半島の旅順にロシアが要塞を建設し始めたことがきっかけだった。そこは、一八九四年の日清戦争の勝利で、日本が清国から割譲した土地だったが、それをロシア・フランス・ドイツの三国による干渉にあい、領土権を放棄させられ、その後、ロシアが清から租借した場所だった。そこから、ロシアの朝鮮半島への南下が考えられ、容認すれば、朝鮮半島にロシアの勢力が伸びる恐れがあった。
 日本は、旅順の要塞化を再三、やめるように通告したが、聞き入れられず、一九〇四年二月このことをきっかけに、日本はロシアに宣戦布告をする。
 日本軍が目指したのは、旅順港の閉塞であった。陸と海で総力上げてその年の末、多大な犠牲者を出した後、旅順を奪還させる。三笠は、その旅順閉塞作戦の中の大きな海戦であった黄海戦で活躍したという。
 旅順を封鎖された後、ロシアは、三十余隻からなるバルチック艦隊を西のはるか彼方のリバウから極東のウラジオストックへ向け出航させる。ウラジオストックにあるウラジオ艦隊と合流して、反撃に出ようというからだ。
 ならば、バルチック艦隊がウラジオストックに着くのを阻止しなければならない。そこで、三笠を旗艦とする連合艦隊は、待ち伏せ攻撃を行うこととした。
 
 一九〇五年二月二十日、三笠は長崎県佐世保港を出航。待ち伏せにおいては、敵がウラジオストックに向け、日本海側を通るか、太平洋側を通るかは不明であった。誤ると一大事になる。しかし、最短距離となる日本海側を通ると確信した連合艦隊司令長官、東堂平七郎大将は、日本海側での待ち伏せを決行する。
 その後、朝鮮半島沖の鎮海湾に停泊するが、その年の五月二十七日、対馬海峡にてバルチック艦隊とみられる艦隊が発見されたという通信を受けると対馬海峡に向かい、バルチック艦隊に接近。そこで、両艦隊は砲撃戦に突入する。
 最初に砲弾を撃ったのはロシア側であった。特に旗艦の三笠への砲撃は凄まじかったが、強靱にも耐え、そして、東堂司令長官の冷静な判断により、攻撃の態勢が整うまで反撃には出なかった。それは、丁字形戦法というフォーメーションを整えるためで、敵艦隊が縦列に攻めてくるのに対し、連合艦隊が横一列に対峙すれば、艦の前後にある主砲と右舷もしくは左舷側に備え付けれた砲台を使い攻撃ができる。敵側は、前方の主砲しか使えない形となる。
 午後二時、連合艦隊の砲撃が始まり、そのわずか三十分後に、敵艦は多大な打撃を受け、バルチック艦隊の旗艦であったスオロフを炎上せしめ、司令長官であったロジェストウェンスキー中将は負傷し指揮系統が乱れることとなった。
 その後、二日間に及び海戦は続き、旗艦スオロフを含め敵艦六隻を撃沈するに至り、見事にバルチック艦隊のウラジオストック行きを阻止できたのであった。連合艦隊側は船体への損傷と七百名近い死傷者を出したものの沈没した艦船はなく、圧倒的な勝利を挙げる結果となった。
 この勝利により、ロシア側には日本との交戦の意志が薄れ、結果、アメリカとの仲介によりポーツマス講和条約を結び日露戦争は終結する。
 日露戦争後、三笠は、一九二三年退役することとなったが、国民の多くから親しまれていたため、一九二五年記念艦として、この三笠公園に地面に完全に固定する形で展示物として残されることになったとのこと。
 
 ビデオは十分ほどであらましを、さらっと流したものだった。源太も中学や高校で習った歴史科目で日露戦争ぐらいは知っていたが、ロシアのバルチック艦隊、この三笠が率いた連合艦隊が日本海で交戦をしたことは初めて知ったという感じだ。もっとも、はるか昔のこと。こんな時代の武勇伝を取り上げ、今更何なんだと思った。
 休憩室を出ると、多神は、船首側の艦橋に案内した。階段を上って、艦橋を二つ上がっていく。
 一番、高い艦橋だ。真下が操縦室であったという。思わずそこからの風景に圧倒された。海が一望できる。ここは横須賀、東京湾の入り口だ。
 ふと、目の前の景色に目をやった。東京湾の入り口が一望できるのはいいが、艦の目の前には数百メートル先に海面を隔て建物の並ぶ埠頭のような施設がある。
「多神さん、あれは?」
と源太は指差して訊いた。ふと、気になった。
「ああ、あれは米海軍基地だよ。元は旧海軍の基地のあったところだ。海上自衛隊の基地は、あっち側だ」
と米海軍基地のはるか左側を指差して答えた。
 そうか、ここは米海軍基地の間近にあるのか。そして、その海軍基地には、近々、危険な原子力空母が配備される。
「この場所に東堂大将は立って司令を下したんだ。砲弾降り注ぐ危険な状態でありながら、微動だせずにな」
と多神がきりっとした表情になり言った。
「ふうん」
と源太はそっけなく言った。ま、日露戦争に勝利したのはいいが、日本は、その後、第二次大戦で負け、軍隊を持たない国になった。憲法でもそう定められたのだ。今になってはるか昔の功績、それも、帝国主義時代の覇権争いに加わって勝利したことを自慢して何が得だっていうんだ。
「今は、この艦は固定されているが、昔は、ここから出航の司令を出したんだ。ヨーソロって!」
「ヨーソロ?」と源太、聞き慣れない言葉だ。
「ヨーソロっていうのは、旧海軍用語で、出航せよっていう意味だ。水兵の間では了解という意味でも使われていた。今でも、隊員の間では冗談で使われてるけどな」
という多神が説明。
 次に、艦橋から階段を降り、上甲板より下の「中甲板」と呼ばれるところへ行く。

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by masagata2004 | 2010-07-27 23:34 | 自作小説 | Trackback | Comments(0)

自作小説「ヨーソロ、三笠」 第2章 海曹長

平和運動家の青年が、戦艦三笠に乗り込み、真の平和主義に目覚める。

まずは序章をお読み下さい。

 目の前に立っていたのは、背の高い制服を着た自衛官だった。源太は身長が一七五センチだが、この男は身長は一八五センチぐらいありそうだ。歳は三十近くだろうか。大きな目を源太に向けぎらぎらと輝かせている。
「すみません。僕は、ただ道に迷ってここに来ただけですので」
と源太は返した。冗談じゃない自衛隊に入隊したいかなんて。お断りに決まっているじゃないか。
「何言っているんだ。見たところ、がっしりとした体格していて強そうじゃないか。自衛隊は君のような逞しい青年にはぴったりなところだぞ。話しだけでも聞いてみないか」
と自衛官の男は、源太の行く手を制止しながら言う。
「悪いんですけど、僕は忙しいんで」
と源太は、不機嫌そうに言った。とその時、源太の足に何かが引っかかった。あれっと思った瞬間、ガタンという音がして何かが地面に打ち付けられ落ちる音がした。
 はっと思って地面を見るとノート型パソコンが落ちていた。すぐそばに置かれていたバッテリー装置とつながっていたコードに源太の足が引っかかったのだ。
 そこには、自衛隊員勧誘の特設テントとテーブルが数台置かれていた。どうやら式典と一緒に新規自衛隊員勧誘活動を行っているらしい。
「あ、こりゃ、まずい。このパソコン、壊れてしまってます」
とテントから別の若い自衛官が出てきて言った。パソコンのキーを押しながら反応がないことに苛立っているようだ。
 しばらく気まずい雰囲気が流れた。源太としては、こんなところに引っかかりやすいパソコンのコードなんて垂らすなよと言ってみたかったが、何となく雰囲気的に言いづらかく様子見した。
「まあ、気にするなよ。こんなもの大したことではない」
と背の高い自衛官が言った。源太は、
「弁償しなければいけないのならしますけど」
と言うと
「いやいや、かまわんよ」と自衛官は手を振りながら言った。
「でも」
と源太が言うと、
「そうだな、それなら、代わりにして貰いたいことがあるんだ」
と自衛官が言うと、源太は、まずいと思い
「自衛隊に入隊するのならお断りですよ」
と牽制するように言った。
「はは、そんなこと頼まないさ。俺がお願いしたいのはだな、これから始まる式典に水兵の格好して出演して欲しいということさ」

続き
by masagata2004 | 2010-03-16 15:22 | 自作小説 | Trackback | Comments(0)

自作小説「ヨーソロ、三笠」 第1章 初めての横須賀

インペリアル・ホテル」に続く自作小説。「私を「スキーに連れてって」の時代に連れてって」の後に連載予定。

平和運動家の青年が、戦艦三笠に乗り込み、真の平和主義に目覚める。筆者の実体験に基づく奇想天外な物語。もちろん、フィクション。

 二〇〇八年 五月末日

 野崎源太は横須賀中央駅に着いた。

 二十二歳の大学を卒業してから、就職先がなく、アルバイトをしながら生活している青年である。今、やっているのは宅配便の配送係とテニス学校の補助インストラクターだ。
 体力には自信がある。というのも、子供の頃からテニスをしていて、大学時代はプロ養成の遠征に招待され、イギリスにテニス留学をしていたほどだ。もっとも、競争が激しすぎてプロの道は断念したものの、その後、アルバイトでテニスのインストラクターをする仕事をしている。だが、これはパートタイムであり、それだけでは食っていけない。宅配便の配送アルバイトと合わせて、何とか生活費を稼いでいる。
 企業に就職するのも考えていたが、不景気のせいで、職を見つけること自体むずかしく、また、源太の好みに合う仕事というのが、なかなか見つからない。特に源太は、企業社会というのを嫌っていた。大学時代、テニスプロの道を断念して以来、源太が打ち込んだのはNGOなどのボランティアや啓蒙活動だ。この社会にはびこる不正や貧困などの理不尽な問題を解消していこうという信念を強く抱くようになった。
 そのため特に、平和運動にも傾倒していくようになった。世界にはどうして、戦争が起こるのだろう。どうして国同士、民族同士で愚かな戦争をし続けるのか。まだかじった程度の知識しかないが、自分が世界平和に貢献できるのではと使命感を感じるようになった。
 その運動の一環として、今、この横須賀にいる。駅の近くの平和団体の事務所に向かうことにした。今は、午前十時、埼玉県さいたま市の自宅を午前八時に出発、電車を乗り継ぎ、横須賀に着いた。生まれと育ちは埼玉で同じ首都圏で軍港として有名と知りながら、これまで横須賀に来たことがなかったので生まれて初めての訪問になる。
 その日の午後一時から開催される「原子力空母母港化反対大会」に加わるためだ。横須賀は米海軍基地のある街。そして、その海軍基地に米軍は、原子力空母ジョージ・ワシントンを母港化配備しようとしている。原子力を動力源にして航行する空母だ。母港化するので、一年の半分以上の期間、横須賀に停泊する。つまりは、東京湾に原子力発電所が配置されるようなものだ。事故を起こせば、首都圏数千万人に被害を及ぼす。
 当然、地元の横須賀市民は、配備の決定がなされる前から反対運動をし続けていた。現市長の蒲谷氏は、母港化配備拒否を公約に掲げ当選したが、就任後、容認に転向。政府の対米追従政策に沿って、母港化を既成事実化させ、市民の署名運動で要求されていた母港化の是非を問う住民投票案の成立さえ阻止。
 結局のところ、空母は今年中に配備される運びとなった。そのうえ、先週には、空母が洋上で火災事故を起こし、修理のため一ヶ月以上、配備が遅れると発表。安全性にさらなる疑問を投げかけている。
 ならば、できるだけ反対の意志をアピールして計画を変更すべきだと同志と共に叫びを上げることにした。
 日本には憲法九条がある。戦争をしないと決めたこの国にそんな空母が配備されるなんて信じられない。日本政府はよくも、そんなことを許した。いったいどうして、そうまでして米軍の言うなりになるのか。

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by masagata2004 | 2009-07-19 21:55 | 自作小説 | Trackback | Comments(0)


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