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驚きの1日1000アクセス越え!

驚いた! このブログを開いてからざっと1年が過ぎたが、昨日1日でアクセス数が
1000を超えた。開局以来、初の快挙といったところだろうか。。

それって、ブログの世界ではすごいことなのだろうか。

おそらく、私が8月6日頃にニュース記事にトラックバックした「もう、ただ被害者ぶるのはやめよう」に、先週末、再度、第2次大戦再考関連の記事にトラックバックしたのが、目に付き、これだけのアクセスが殺到したのだろうと思う。もちろん、その多くが、私の書いた意見に驚き反対だったのではないかと推測される。

ただ、賛否はともかくとして、読んでいただけたことはありがたい。

せっかくだから、他のポストも読んでいただければと思う。特に、自作連載小説「白虹、日を貫けり」なんかも!
by masagata2004 | 2005-08-30 20:43 | マサガタな日々 | Trackback | Comments(0)

ブロガーの集まりを目撃

スタバ・オフのお知らせ

今日の夜、新宿のスタバで集まっているブロガーの人々を目撃した。約12,3人ほど。このサイトのトラバ元のポストを見て集まった方たちのようだ。私も行く予定だったが、すでに終盤に差し掛かっている上、自分が入ると盛り上がりムードを壊してしまう気がして遠慮してしまった。主催者の女性は若い女性で、同年代の女性が半分を占めていたが、中には中年のサラリーマン風の男性もいた。

ブログで交流し合って、顔を合わせるとはどんな気分なんだろうと思う。顔を合わさない状態で相手のイメージがふくらんで、そのイメージ通りでないとがっかりするのではないか。私は、ネットでの出会いで何度もそんな経験をしたことがある。彼らは、わきあいあいとして楽しそうだった。でも、最初の出会いから顔を合わしている者とのつきあいとは、大違いだと思う。
by masagata2004 | 2005-08-26 22:38 | ライフ・スタイル | Trackback | Comments(4)

「百人斬り」記事の真偽よりも、重要なこと

Excite エキサイト : 主要ニュース

東京地裁でいわゆる「百人斬り」記事で名誉を毀損されたという遺族の方々が、起こした訴訟で棄却という結果が出た。はっきりと嘘とはいえないという裁判官の見解だった。

ところで、この「百人斬り」の記事だが、別に兵士の蛮行を告発した記事ではない。むしろ、武勇伝として語られた記事なのだ。もしかして、戦果をあげられなかった兵士が、新聞記者を相手にしたほら話か、新聞記者が売れ筋のストーリーとしてでっち上げたものが、事実のように報道されたのかもしれない。だが、考えてみれば、そんな記事が堂々と紙面に出る時代であったことがうかがわれる。ついでもって、その新聞も、今ではやたらと反戦を気取りたがる朝日・毎日に掲載されていたというから驚きだ。兵士の方にも、記者の方にも、真偽は別にして悪気などなかったのだろう。戦後になって、それがとんでもないことだと気付かされたのだろうが。

ちなみに、南京虐殺当時のいろいろな新聞記事を見たことがあるが、その中には、「子供たちに見せたかった」と自慢話をする兵士の話が載せられているのだ。つまり、いかに世論が好戦的であったかを示す。

右翼の人たちは、この手の話を持ち出してやたらと、南京虐殺はなかったと主張する。細かい事実や規模に関しては、はっきりとはしない部分があるものの、数十万規模の捕虜や女子供に対する略奪・強姦・処刑などが、あの当時あったのは事実である。未だに生きている目撃者や被害者も数多くいる。それは変わらない。百人斬りの話も、戦闘で百人を斬ったのではなく、武器を持たない捕虜を斬ったのが事実なら、確かに捏造である。

ご遺族の方々は大変気の毒だと思う。考えてみれば、戦中は、散々軍部を礼賛していた人々が、敗戦後、一転して彼らを誹謗・中傷の的にする、それも本人ではなく、関係のない家族にだ。敗戦後の軍事法廷というのは、確かに不公平極まりないものばかりだが、このことを主張する権限が日本には、侵略国であり、開戦国であり、敗戦国であったためなかった。その上、現在に至るまで、十分な敗戦総括、つまり自分たちの加害責任を明確にすることを避けてきたため、この苦々しい立場は変わらない。それが、現在までに続くわだかまりとなっている。きちんとしていれば、今の状況はずいぶん変わっていたのかもしれない。国連の常任理事国入りだってできたのかも。軍事法廷が不当であるとするならば、最近議論となっている「国際刑事裁判所」構想の主導権を握ることだってできたかもしれない。自分たちの辛苦を語れるほどの立場を築いていなかったのである。

日本が近代になってアジア侵略の路線に入っていた要因には、かつての「アジア主義」から、欧米列強の帝国主義のゲームにのってしまう過程があったことを知らなければならないと聞く。考えてみれば、その間違いを素直に認め繰り返さないための総括をしていれば、いわゆる「アジア主義」または「大東亜共栄圏」の大儀を、現在になってその大儀通りに復活させることができたのかもしれないのに、全くもったいない。むしろ今では、戦勝国の属国となり、アジア分割統治のパラダイムに組み込まれるという残念な結果となっている。
by masagata2004 | 2005-08-23 22:59 | 時事トピック | Trackback(1) | Comments(0)

見損なったぞ、ホリエモン

Excite エキサイト : 政治ニュース

まあ、無所属というところが微妙なんだろうけど。

ただ、そこまでやるかねと思うね。例えば、さんざん話題にしといて直前で辞退というのなら、彼らしくていいのに。

何よりもライブドアのブランドを傷つけることにならないかね。メディアを運営するものは党派性を表にだしては、いけない立場にあることを知らないとはいわないよね。

まあ、きっと、政治家さんたちに、携帯電話の参入なんかで便宜を図るからと誘惑を受けたのでしょう。逆に、断ると、さすがのホリエモンも怖いもんね。相手は権力者だから。

だから、中間とって、無所属で出馬ということかな。あえて忠告すれば、あまり頑張らないように。ま、頑張るつもりはないんだろうけど。

もしかしたら、ホリエモンは政権交代を望んでいるのかも。彼ほどの海千山千はいない。自分が表に出ることによって、自分を応援した自民党のイメージをダウンさせようという作戦かも。勝てるはずがないことは分かっているんだし。

ただ、今回の解散、私は小泉さんをずるい奴だとか思っていない。はっきり言えば、彼は敵にあえて千載一遇のチャンスを与えたようなもの。まだ、前回の衆院選から2年も経ってない今の時点で、それも非常に不利な情勢の中で、解散するのは、むしろ、自爆して日本を変えたいと思っているのでは。もちろん、私は小泉を支持はしていないが。

この選挙で民主が政権を取れないとしたら、小泉のずるがしこさが効を奏したとはいわないだろう。むしろ、野党のだらしなさと本質を見抜けない国民の責任である。
by masagata2004 | 2005-08-19 22:09 | 時事トピック | Trackback(3) | Comments(1)

911の犠牲者、イラク人の犠牲者

Excite エキサイト : 芸能ニュース

ハリウッドが911をテーマに映画化を進めるらしいが、ならば、それを口実に進められたイラク戦争の犠牲者の想いも加えたドラマに仕上げるべきだろう。

それから、パレスチナでイスラエルによって虐殺される人々も、もっとも、それが前座になるな。

この手の映画を作ると、日本もそうだが、終戦記念のドラマはいつも日本人が犠牲者だ。自分たちが加害者であったことはほとんど触れない。それと同じことだ。ちなみに私は、その考えをブログで連載中の自作小説に反映させている。


それから、911の後のイラク戦争で日本が、最も題材にすべきドラマがある。それは、昨年の4月に起こったイラク人質事件だ。高遠さんら3人が体験したことを映画化すると最高のドラマになる。特に、帰国後のバッシングもドラマの醍醐味になるだろう。
by masagata2004 | 2005-08-17 21:37 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)

教科書よりその背後にあるイデオロギーが問題なのでは

Excite エキサイト : 社会ニュース

杉並区の教育委員会が、多くの市民の反対を押し切ってか、中学校の歴史では扶桑社の「つくる会の教科書」の採択を決定した。

まあ、この教科書に関して、何を言うべきかを考えるのはなしとして、一連の採択運動で多くの方々が嫌がっているのは教科書の内容より、この会の方々のイデオロギーなのだろう。

そのイデオロギーの根元を探ると、

1.アジア隣国への優越感と劣等感の混ざった敵視と侮蔑心。

2.右翼・左翼どちらにも共通する敗戦総括不十分なこれまでの歴史観によって生じた自国の歴史に対する空虚感。

でもまあ、ここまでするかねと思うね。ちなみにつくる会の人たちは南京大虐殺はなかったと主張しているが、それは実際にあったということを確認しておくね。このことだけとっても、彼らに歴史を書く資格があるのか疑問に思うのだが。詳しくは、「国を想うなら学ぼう、自虐的な?歴史」を。

歴史は、おとぎ話じゃないんだから。まあ、日本だけではないけど、こんな現象。だからといって、水掛け論的にこっちもねじ曲げてたら、敵にもさらに同じことをされ、対立と誤解を深めるだけだよ。結局、それがあなた達の愛するこの国をおとしめる結果になるんだから。

最も愛しているのはこの国ではなく、自分たち自身なんだろうけど。本物の愛国者なら、物事をもっと大局的に見られると思うけどね。
by masagata2004 | 2005-08-12 21:58 | 時事トピック | Trackback(1) | Comments(0)

私のブログを読んで解散を決断?

Excite エキサイト : 政治ニュース

2ヶ月ぐらい前に私が投稿した記事私の専攻、国際関係学とは?の中に書かれた冗談半分のアドバイスに習って、小泉さんが解散を決断、いわば、郵政を口実にしたやらせ解散をしたのではと疑ってしまっています。

小泉さん、私のブログを読んでいたのでしょうか。

ちょっと、ぞっとする話だが、でも、まさかね。
by masagata2004 | 2005-08-09 01:16 | 時事トピック | Trackback | Comments(0)

自作小説「白虹、日を貫けり」 第13章 不偏不党

テーマは、ジャーナリズム、民主主義、愛国心。大正時代から終戦までの激動の時代を振り返りながら考える。

まずは、まえがきから第12章までお読みください。


 次の日、大西に別の訪問者が面会に来た。大西が面会を希望した者で、弁護士も岸井も快く許可した。二人だけの面会室もあてがわれた。
「龍一、久しぶりやな。仕事の方は順調か?」
 大西は、苦笑いを浮かべて龍一に話しかけた。龍一は、深刻な表情で大西を見つめる。大西のやつれた姿が目に映る。
「大西さん、どうしてあなただけが罪を被るようなことを、あの記事は僕が書いたのですよ。こんなことが起こるかもしれないと思って名前を変えたのでしょうけど、僕も新聞記者です。自分の書いた記事に関しては責任を持ちます。ですので、僕が書いたことを公表させてください。僕も一緒に戦います」
 控訴審には、自分も参加させてくれという意味で言った。
「あかん。わいは控訴せえへんことを決めたんや。それに大阪朝夕はやめるんや」
 大西は、頭を下げて言った。
「何ですって、そんな、今度の判決は納得いきません。あの記事のどこが安定秩序を乱しているというのですか。あれは、どう考えても言論の自由を潰そうとする政府の策略としか思えません。断固戦うべきです」
 龍一は驚きの声を上げて言った。大西から出た言葉には思えなかった。
「もうええんや。いいか、あれはわいが、おまえの記事を盗んで載せたんや。わいとしては、まだ新人のおまえにあんなネタの記事なんて書かせるのは、やっぱ尚早と思ったんで、わいが執筆人ということにしたんや。おまえの記事の出来があまりによかったんで、ちょっと妬みもあったんや。そんな魔が差したわいに罰が当たったんやと思うとる」
「そんなの嘘です。僕を庇っているつもりなら迷惑です。あなたが社を辞めるなら、僕も辞めます。そして、自分が本当の執筆者と名乗り出て戦います」
「あかん、何言うとるんや。おまえは社に残って新聞記者として活動を続けるんや」
 大西が激昂した
「そんなことできません。ずっと真実を隠し続けたまま記者を続けろと言うのですか」
「お前が戦って勝てる相手やないで。このまま、わいが控訴すると大阪朝夕は間違いなく潰される。わいが控訴をせえへんなら、検察は起訴せえへんということになったんや」
「え、それって社が検察と取引をしたから、それに追随するということですか。そんなことに応じたのですか。あなたらしくない。あなたは言論の自由のために、民本主義のために戦えと常に言っていたじゃないですか」
「わいが自分で決めたことや。社がどうこうしろと言ってきたからやない。わいは、これでええんや。筆を以て戦い続けたが、もう限界と悟ったんや。だがな、お前はそれだけの力がある。おまえは、ずっと社に残って戦い続けるんや。ブンヤとしての誇りを忘れるんやないで」
 目をぎらぎらさせ大西は言った。
「納得いきません。あなたが社のために控訴をしない。本当は僕が記事を書いたということを公表せずあなたの胸の内に納めたいというのなら、仕方ないことでしょう。ですが、僕は社を辞めます。こんなことになってしまって記者など続けてられません。あなたは、実際のところ卑怯者だったのですね。そんなに社が大事ですか、あれほど民本主義だとか、言論の自由だとか言っておきながら、いざとなったら戦わず逃げるんですか、あなたには失望しました。それに、大阪朝夕にも失望です。せっかく、せっかく何かに目覚めかけたというのに」
「目覚めたものを大切にして欲しいんや。捨てずにいて欲しいんや」
 大西が必死に訴えかける。龍一は、椅子から立ち上がり、大西に目もくれず面会室を出ていった。
 その日の晩、龍一は辞表を書いた。翌朝、龍一は、大阪朝夕の朝刊を手に持ちながら、社に向かっていた。もう一方の手に持った鞄の中には辞表が入っている。
 朝刊には唖然とする宣言文が掲載されていた。題名は「不偏不党の誓い」で、筆者は大阪朝夕新聞社主の「山村宗太郎」だ。長いもので、最初は大阪朝夕の歴史をくどくどと述べることから始まるものだった。
「我が社は創刊以来四〇年を経て、国民忠愛の精神を本義とし、・・・・この度、本紙の違反事件に際して、本社記者が有罪判決を受けたことは誠に遺憾であり、このことは不偏不党という新聞社が報道機関として持つべき信条に反することは明白である。近年の我が社の言論は偏向の傾向があったことを自明する。また、言論は法律の範囲内で認められるものである。今後、このようなことが起こらぬよう再発防止に努めるとともに、この度の不祥事の責任をとるため、社長職を辞する決意をここに記す。」
 宣言文は第1面に掲載され、同じ面には、記事として有罪となり三ヶ月の禁固刑を受けた大西哲夫記者、岸井信男社会部長、鳥居編集局長も辞職する旨が書かれていた。また、検察が大阪朝夕の起訴に関しては嫌疑不十分のため不起訴とした公式発表も載せていた。
 まさに言論機関の権力に対する敗北であった。また、社が存続を守るため、自らの社員を見捨てた事実を物語るものであった。社長の山村宗太郎は、社長職は辞するものの、筆頭株主であることには変わりない。これは、むしろ形式的なものとも言える。だが、大西や岸井部長、鳥居編集局長は、社を追われ、新聞人としての生命も絶たれることになってしまう。
 社長の宣言文にある「不偏不党」とは何を意味するのか、権力に刃向かうことを書けば偏っているとみなされるのか、龍一には疑問でならなかった。だが、その疑問に対する答えを考える必要もないと思った。
 龍一は、今日が最後の日となる社会部長のところへ向かおうと、社会部室に入った。だが、心なしか中が騒々しい。何か大事件でもあったかのようだ。
 龍一は、慌ただしく外出の準備をしている朝倉環記者に声をかけた。
「環さん、いったいどうしたのですか、この騒ぎ?」
「大変なのよ。社主が、中野島公園で人力車に乗っていたところを襲われて重傷を負ったの」
「何だって?」
「白竜会が差し出した奴らにやられたそうよ。社主に怪我を負わせて、体に「国賊」という貼り紙を貼られたそうよ。ねえ、あなたも一緒に警察へ取材に行きましょう」
 環は、龍一の腕をさっと掴むと引っ張って連れて行く。龍一は、そのままつられるように導かれた。
 心に中に、何か火がついたような気がした。さっきまでの鬱な気分が、次第に晴れていく気分だ。
 白竜会、という言葉が気掛かりだった。父を追いつめた連中と同じところに属していたのが、偶然には思えなかった。
 数日後、山村社主を襲った二人の暴徒は逮捕された。彼らは、独自の信条で国家を侮辱する大阪朝夕新聞の社主に成敗を加える目的で暴挙に至ったことを語った。
 この事件に関して、東京帝国大学教授の吉野作蔵氏は、このような言葉を述べた。
「暴力を使い言論を潰そうとするものは、すでに言論に負けていることを証明しているようなものだ」

第14章に続く。
by masagata2004 | 2005-08-07 19:53 | 自作小説 | Comments(0)

もう、ただ被害者ぶるのはやめよう!

今日は、人類で初めて核兵器が落とされた日から60年目だ。

いつものようにワンパターンな特集がメディア上に繰り広げられる。被害者は日本国民で、8月6日と9日に原爆を落とされ、戦争が終わったことが中心だ。不思議なことに戦争が終わったことばかり語られており、なぜ戦争が始まったのかについては、ほとんど語られない。まるで、自然災害が襲ってきたかのような感じだ。

原爆を落としたアメリカとは、戦後まるで子分になったかのように仲良しだ。広島、長崎の原爆投下は、一般市民を巻きこんだ当時の国際法では禁じられた人類に類をみない蛮行という人々がいる。

全くその通りだろう。当時の戦況をみても、原爆投下がなくとも日本は降伏しただろうという観測がある。むしろ、戦後世界で核がどのような影響をもたらすかを試す人体実験であったのではないかともいわれる。ところが、戦争を自ら起こし、負けてしまった立場の国には、それを胸を張って主張する資格が与えられなかったため、非常に内向きにならざる得ない。ただ、もう一つ、日本が広島・長崎、また東京大空襲を含む一般市民を巻き込んだ都市爆撃に対し、被害者のふりを堂々と出来ない隠された理由がある。

東京国際大学の講師であり、「戦略爆撃の思想」の著者である前田哲男氏によると、広島、長崎、東京大空襲は、日本にとってブーメランのようなものだと語る。そもそも、広島・長崎の原爆投下や東京大空襲は、それまでの戦争になかった「戦略爆撃」という、敵の抗戦意欲を削ぐことだけが目的の爆撃であったのだ。それ以前までの空爆というのは、陸上戦の前哨戦として、敵の軍事基地などを攻撃し、来る陸上戦を有利に運ぶ補助的な役割があった。それが、ある事件を契機に変わった。

日中戦争の真っ只中、中国の国民党政府は、大虐殺をともなう攻撃を受けた南京が日本軍の手に落ちると、首都を重慶に移した。重慶は地形的な性質上、陸軍も海軍も派遣できない場所であった。そのため、日本の軍部は航空部隊を使い、上空から無差別に攻撃するという作戦に出た。その後、3年以上も無差別の爆撃にさらされ、多くの一般市民が犠牲になった。そして、ここであの「焼夷弾」が使われた。当時、重慶には中国人だけでなく、世界各国のジャーナリスト達がいた。重慶の爆撃を目撃した彼らは、それを世界に発信した。その結果、当時のアメリカの軍部も、この戦略爆撃というものを知ることとなり、それが広島・長崎・東京大空襲に応用されるのだ。

考えてみれば、重慶に日本軍が空爆をしたことを知っている日本人は、非常に少なく、昨年の7月に重慶で開かれたサッカーのアジア・カップでの大騒動の要因として話題になったくらいだ。

日本人は、戦後60年、ひたすら平和を祈りながら被害者を演じてきたように思う。だが、それは国内で通じても、国際社会では、まだ加害者としての印象が拭えてない。国連にも「敵国条項」は残っており、日本は敵国とまだ名指しされているくらいだ。そして、小泉首相の靖国神社参拝に端を発した中国での反日運動で象徴されるように、被害国民の憤りは、世代を通じて語られ、60年経っても癒えてない。

広島・長崎の原爆投下や東京大空襲の悲惨さを世界に訴えるのは、とても大事なことだ。だが、その前に日本には、やり残したことが多過ぎる。戦争がどうやって終わったかということよりも、なぜ始まったかということを知らなければいけないのだ。

今年もあの憂鬱な8月15日が来る。しんみりとしながら、何か消化できない感情がこみ上がる。歴史から教訓を学ぼうとしない悲しい民族は、平和を祈りながら思考停止状態で生きていかなければいけないのか。その結果、何ら明るい未来を築けない宿命を背負わされる。こんな生き方こそ、自虐的ではないのか。


*上記の記事は、市民メディア、JANJANで掲載されました。記事の名は「敗戦60周年 忘れてはならない重慶爆撃」です。編集者により、一部書き換えられていますが、ここにはない詳しい情報も読めます。
by masagata2004 | 2005-08-06 17:37 | 時事トピック | Trackback(4) | Comments(0)

営業初体験

私はいい年しており、社会人になって何年も経ちますが、いわゆる営業というのを経験したのは今日が生まれて初めてでした。

といっても、他の人がアポを取ったのを踏襲する形。私は、すでに電話でアポを取っているお客さんのところへ商品の説明をしに行っただけ。ボスも、ただ会って挨拶程度のことをしてこいといったぐらいでしたから。プレッシャーなど感じませんでした。

面会はたった10分程度でしたけど、ぶっきらぼうな割には、興味ありげでした。何たって価格が魅力でしたから。ニーズはあまりないとかいいながら、案外求めていたりするんだなと思いましたね。

でも、いい体験でした。初めての会社を訪問して初めての人と自分を売り込むという形で会うというのは、会社の採用面接以外は体験したことがありませんでした。

ただそれ以外によかったのが、訪ねたところというのが、とっても面白いところでして、どこかはちょっと企業秘密に関わるのでいえませんが、今、注目のところ。でもって、セキュリティがとっても厳しかった。同時に楽しいところでもありましたよ。

周辺もなかなかおもろいところで、そうそう、胡蝶蘭がずらりと並んでいるお店に入っちゃいました。壮観な眺めでしたよ。

今度、アポをとってくれた営業専門の人と別の会社を訪問しますが、それがなぜか楽しみでたまりません。来週もまたいい体験が出来るかも。
by masagata2004 | 2005-08-05 21:37 | マサガタな日々 | Trackback | Comments(0)


人生は常に進歩していかなければならない


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