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もはや新聞の時代ではなかろう

Excite エキサイト : 社会ニュース

<新聞特殊指定>維持求める特別決議を採択 新聞労連 [ 04月21日 20時46分 ]

そりゃそうだ。特殊指定によって保証されている再販制度がなくなれば、経営がおぼつかなくなり、規模の縮小を余儀なくされる新聞経営者や高給取りの記者どもにとってはさぞ迷惑であろう。
この再販制度が記者クラブ制度と共に政官報癒着の根源であることが、よく分かる。

どの道、配達などされなくとも、ネットで記事なんか読める時代じゃないか。それも無料で、さらにリアルタイムで、さらに好きなスタイルで。そして、さらに詳しく面白く、縛りのない多様な記事が。

もう時代の変化に合わせて淘汰されていったらどうか。

<新聞特殊指定>維持求める特別決議を採択 新聞労連 [ 04月21日 20時46分 ]  毎日新聞

 日本新聞労働組合連合(新聞労連、85組合)は21日、中央委員会を開き、新聞販売店による新聞の値引き販売などを禁止した特殊指定の維持を求める特別決議を採択した。

 決議は、公正取引委員会が表明した新聞の特殊指定廃止によって、戸別宅配制度が崩壊する恐れを危惧(きぐ)。そのうえで「新聞の乱売合戦に進めば、経営体力、資本力の差によって新聞が淘汰(とうた)され、多様な言論が失われかねない」と指摘している。

by masagata2004 | 2006-04-22 10:33 | メディア問題 | Trackback | Comments(0)

映画「ヒトラー 最期の十二日間」

レンタルで借りたドイツ映画。

2時間以上もの歴史長編である。私は、以前、ヒットラーが軍人からドイツの首相になるまでの過程を追った米CBS制作のミニシリーズ・ドラマ「ヒットラー」のDVDを購入して見た。また、ヒットラーの時代、ナチス打倒を呼びかけるビラを撒いたことで死刑に処された若き女性活動家、ゾフィー・ショルの最期の5日間を描いた映画「白バラの祈り」を映画館で見た。どちらも、この「映画ドラマ評論」のカテゴリの中に評論を残しているので、読んでいただきたい。

映画の感想をいうと、お見事の一言であった。パソコンの画面で吹き替えで見たが、それなりの臨場感が味わえた。ベルリンがソ連軍により陥落するまでの官邸の地下の様子をドラマ化したものである。ヒットラーの秘書をしていた女性の手記を元にした映画である。

哀れな最期を遂げた独裁者、愛人エヴァ・ブラウン、宣伝の達人ゲッペルス、その家族、最期まで総統に忠誠を誓った士官達。妄想の果ては、こんなものなのかということを如実に表している。

最期に秘書だった女性ユンゲが、老齢期となり、その当時を振り返る場面がある。若さ故に何も知らなかったと語り、でも責任は逃れられないと。ホロコーストの被害にあった人や遺族の方々が見るとどう思うだろうと考えた。

ヒットラーは、最期は国民をも見捨てたということだが、見捨てられた国民に責任があったのも確かだ。ナチスは民主主義の体制で生まれた政権だったのだから。だが、当初支持していた人々も、ここまでひどい状況になることは予想し得なかったのだろう。だからこそ、政治には冷静に状況を見抜く知恵が必要とされるのだ。

日本も人事ではない。戦前を振り返ると似たような現象があり、指導者達も最期は似たような結末を迎えた。日中戦争当時の近衛氏は服毒自殺、真珠湾攻撃の東条氏は自殺未遂、結局A級戦犯となり処刑される。

この映画で許せないなと思ったのは、ゲッペルス夫人が、自分の子供に毒を飲ませて心中させたシーンだ。子供には罪はない。仮に自分の汚名を背負うことになっても、生き続ける権利はあったはずだ。

意外だなと思ったのは、ヒットラーとかなり近い立場にあった人々が最近まで生き延びていたことだ。自殺したり処刑にされた者もいたが、手記を語った元秘書のユンゲを含め、戦後も生き続け老齢期を迎え亡くなった人々もいる。どういう気分で生き続けたのだろうかと思った。

ベルリンの中心街では「我々が忘れてはならない恐ろしい場所」と頭に書かれアウシュビッツやダッハなどの元収容所の名前をリストアップさせた看板があり、市内の歩道にはつまづきの石と呼ばれる犠牲者の墓標があるという。議事堂の近くには「石の波」と呼ばれるホロコースト記念碑が建てられているという。ドイツが、戦後辿った道を象徴するかのようだ。結局のところ、それが功を奏し、今やEUを主導する立場になるまで信用を回復している。

日本はA級戦犯を祀った神社に総理大臣が参拝し、周辺国との関係は悪化するばかりで過去の呪縛から断ち切れないまま。こんな映画を作れる状況でもないのだ。

歴史をしっかり見つめ直し克服することは平和な未来を築くための人類共通の課題なんだろうとつくづく思う。

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by masagata2004 | 2006-04-16 17:18 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(1)

慰安婦・強制連行否定の小室氏を師と仰ぐ宮台氏

先日、書店でたまたま小室直樹著の「日本国民に告ぐ」という本を目にし、ちょっと立ち読みしてみた。目次のところには、「強制連行はなかった」「慰安婦はなかった」「中韓に媚びるな」というような題目が目白押しだった。

強制連行や慰安婦は、裁判所も政府も事実の認定を過去に行っているもので、とても学識者とは思えない内容の書籍だと思った。

驚くことにこの小室氏は、私が毎週視聴していたネット放送ビデオニュース・ドット・コムで、解説者を務める宮台真司が師と仰ぐ学者だという。宮台氏は、番組の中で「つくる会の教科書」や小林よしのりのゴーマニズム宣言に見られる歴史修正論や偏狭なナショナリズム現象を「ヘタレ保守」といい批判している立場をとっている。最近では、このような現象を「バックラッシュ現象」として分析する書物を発表するという。

ビデオニュースでは、小室氏をゲストとして招待し憲法論について語ったことがある。宮台氏も解説者として小室氏の言説を補足していた。丁度そのころ、中国で反日暴動が起こったため、そのことについてコメントを司会の神保氏に求められると「こんな中国には日本は資本投下をやめるべきだ」という発言をした。宮台氏は、その時、中国とは政府だけでなく人民とも付き合っていく必要があるんですよね、と何とか覆すように説いていた。その後、論議は深入りしなかったので、どういう本意があるのかは定かにならなかったが、この書籍ではっきりとした。

ただ、どうも分からないのは、宮台氏である。番組ではあれだけ、そういう立場の人を批判しておきながら、今度、それと同類ともいえる人を恩師として仰いでいる。今度のヘタレ保守現象を分析をした書籍では小室氏も分析対象にするつもりでいるのか。
この宮台氏とともに小室氏を招待させ憲法論を語らせたビデオニュースにも驚くばかりである。

ただ、これが言論人とメディア人の限界なんだろうと思う。これはリベラル、保守どちらの立場にも共通するのだろう。身内の批判はできない、ということか。まあ、それはそれでいいのだろう。

以前、ビデオニュースで「石原都知事は弱者の味方だ」と発言し、支持を表明した田中康夫長野県知事に対し、特に言及することなく同意するような態度を批判したことがあったが、その時、宮台氏は「その時は、言及しなかっただけで、賛同したわけではない」と回答した。

だが、田中知事の開かれた県政を応援する市民派の立場としては、いかしかたない面もあったのだろう。しかし、私個人としては、それ以来ひいてしまった。小室氏のことでは、さらに引いた。

そういえば、最近他にも、同じような気分を味あわされた人がいる。情熱のジャーナリストシバレイだ。市民派のフリー記者で、イラク戦争では人間の盾となり反戦活動と取材をした人だが、それ以外に環境問題にも熱心だ。つい最近、自身のブログでグリーンピースの原生林保護運動を紹介し、支援を呼びかける記事を書いていたが、グリーンピースの捕鯨反対運動の政治姿勢や違法ともいえる抗議行動についての批判に対しては、グリーンピースをただ擁護する発言しかしていない。

まあ、学者もジャーナリストも人の子、聖人ではないということだろう。それぞれが、それぞれの立場で発言や行動をするが、時に身内が絡むと自らのポリシーを曲げざる得ないこともあるのだろう。身内が絡むと批判することは「自虐的」になり、それがたまらなく嫌なのだろう。

まあ、受け手はその点を割り切って見るべきということか。
by masagata2004 | 2006-04-16 16:17 | メディア問題 | Trackback | Comments(5)

猫が死んじゃいました

享年、6歳ぐらいでした。

いい猫でした。スコティッシュ・フォールドの雄でした。人なつこい猫でした。まあ、あまり長生きできないことは分かっていましたから、そんなにショックではないですが、思い出すと悲しいですね。

今後は、もう猫は飼いません。

写真は、飼い始めた5年前の写真、すでに引き取った時は成猫でした。ペットショップで2万円ぐらいで売りに出されていて買ってしまいました。ただ、病気持ちであることを知って一度は買ったお店に戻したのですが、その後、恋しくなり、結局戻して飼い続けました。ただ、2年前ぐらいに事情があり、実家で預けて貰うようになったのですが、今日亡くなった知らせを聞かされました。

冥福を祈ります。


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by masagata2004 | 2006-04-15 22:00 | マサガタな日々 | Trackback | Comments(0)

テレビのない生活を始めて

すでに1年前ぐらいから、テレビがあっても見ない生活を始めていたのでたいした違和感はないのだが。見たいと思う時に見れないのは、ちょっとつらいなと思うことがある。

もう2週間以上前か、家電処理屋に電話して、5000円でテレビを引き取って貰った。それから、NHKに連絡して、放送機の廃棄処理を通知するはがきを出した。従って、受信契約はきちんと切れたこととなる。ケーブルの契約も打ち切った。

特に不便はない。今やインターネットがある。情報は、それで十分。何でも最近は若い人ほどテレビは見ないらしい。20代の2割は全くテレビを見ないとか。

そんな生活を始めて最近気付いたことがある。いわゆるマスコミって何なんだろうって。

テレビで話題になることって、そんなに重要なことなのか。何だか、テレビを通してすごくワンパターンなライフ・スタイルを刷り込まれていたような気がする。みんながテレビで話題となり、注目されることに憧れる。テレビでの話題が、世間の話題のようになっている。なんとも、まあくだらない。確かに正論もあるが、何だか、そう信じよと価値観を押しつけられ洗脳させられていたようにも思える。

これからは、自分で自分の価値観を形作って行こうと思う。

とりあえず、以前よりは本を読もうと思う。
by masagata2004 | 2006-04-15 00:49 | ライフ・スタイル | Trackback | Comments(0)

映画「リバティーン」 理想の映画と映画館を求めて

どうして、最近、複雑すぎる映画ばかり見てしまうんだろう。

16世紀のイギリスで劇作家である変人貴族の物語。面白い映画ではなかった。

実を言うと、この映画が見たくて映画館に入ったわけではなく、テアトルという新宿高島屋ビルにある映画館をのぞいて見たかったから、それに今日は映画の日で1000円で見れたから。それに9時からの最終上映で予告編もなかったから。この映画館は客席は300程度だけど、画面は大きく、シートはスタジアム型で、背もたれは頭を乗せられるほど高く、前の人を気にせず見れる程の段差がある。最新の映画館スタイルだ。ただ映写効果がなぜか良くなかった。映像そのものが暗かったせいもあるのか。16世紀の薄暗い室内をそのまま再現した映像だったからだろう。ロウソクの光が唯一の照明。海外の映画は、そういうのにこだわる傾向がある。日本を舞台にした「SAYURI」もそうだった。

映画の評価というと、複雑すぎて評価ができない。さっぱり内容が分からなかった。何をテーマにしたいのかも分からなかった。ただ、映画館という空間に自分の身を寄せたかったのがチケットを買った理由だから、映画の分かりにくさやつまらなさはどうでもよかった。
だが、今日の映画と村上春樹の小説にも言いたいことだが、セックスをテーマにするようなのはやめてもらいたい。何だか陳腐だ。そういうのは、アダルトビデオで十分。映画館で見る映画は、そういうものを使わずメッセージを伝えるものでないといけないと思う。

ただ、映画は、分かりやすく起承転結、テーマや教訓のはっきりするものがいい。それから、中世とか古過ぎる時代は、どうも性に合わない。せいぜい20世紀以降を舞台にして欲しい。それから、映画は2時間以内。この映画は、その長さだったが、それを超えるのは長すぎる。娯楽としてはその長さが丁度いい。集中力からいってもそれが限界。料金は1000円が丁度いいな。1800円はもちろんのこと、前売り券の1300円だって高すぎると感じる。差額の300円でレンタルDVD1本が借りれるからだ。

映画館は、複数の映画を扱うシネコン型がいい。いい映画なら、2つの館で上映して上映時間を1時間ずらせば、待ち時間が長くても1時間以内ですむ。待っている間に楽しめる娯楽施設やショッピング施設、レストランが近くにあるといい。テアトルは単館だったが、デパート内、それもレストランとCD(試し聴きができる)・DVDショップのあるフロアだったので、その点は良かった。ボーリング場やゲームセンターが併設されていたりしたら、もっとよかったのにと思う。図書館も併設されていたらいいかも。

館内は最新の設備としてシートの段差が高くて飲み物やポップコーンが置けるホルダー付き、ドアが裏側にあり光が中に漏れてくることがなくて入れ替え制、それから予告編は5分以内で、そんなのがなくすぐに本編が始まるのが理想的だけど。15分の予告編とCMには耐えられない。金払わされて、宣伝を見せられるのかよとむかつく。


最近見る映画は、どうもつまらん。理想の映画にはなかなか出会えない。理想の映画館にも。でも、映画館の方が、自宅でDVDなどで見るよりもずっといい面がある。何よりも暗い館内で大画面に大音響、臨場感が違う。そして、基本的に邪魔は入らない。観客が一同に反応する。よって感動もその場の群衆と共有できたりする。

ただ、最近は映画産業の収入の半分はDVD販売によるものだという時代だし、映画館はすたれていく運命にもあるのかもしれない。
by masagata2004 | 2006-04-13 00:53 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)

最近は変わったのかな でも、アメリカの大学がいい

Excite エキサイト : 社会ニュース

<論文ランキング>東大が世界13位 95~05年に被引用

私がアメリカに留学する前は、日本の大学はくそ食らえといわんばかりだったような気がする。東大は国連のランキングでも40位以下とか聞いた。

学内に権威主義とかあって、大して何もやってないけど、上役に媚びることで出世するとか。そんなんだから、駄目なんだと、ノーベル賞学者から批判されたりと。

そういうこともあって、最近は閉鎖的な風土が変わっていって、熱心な研究者に道が開かれるようになったのか。

ただ、この調査結果も、何を元にしているのかによるから、偏っているといえるかもしれない。まあ、大学の善し悪しなんて、基準は様々だからな。

要は自分に合う大学、学びたいことを選んで決めればいいんだと思う。日本の大学でも、アメリカの大学でもいいんだ。アメリカの大学では、ハーバードが有名だけど、私立だからブッシュのようにコネで入ったりもする。ブランドはすごいけど、ハーバードよりもいい大学はあるわよとアメリカ人から聞いたりすることもよくあった。

私は、どうしても日本の大学よりアメリカの大学だった。それは英語を完璧にマスターしたかったから。実をいうと、そのことがどんな学問をマスターするよりも将来重要であることを予感しており、その予感がまさに当たったと感じる今日この頃だ。

つまり、世界の共通語は英語だからだ。英語でものが理解でき、自分の意見を直接伝達できることは、日本の大学で日本語の論文で博士号を取得することより、役立つことなんだと。就職活動していてもそれは感じた。他に技能がたいしてなくとも、英語がすらすらと理解できる、アメリカの大学に留学していた経験があるというのは、他の資格や技能や経験を日本語で持っていることよりも、職業選択の幅を広げている。

日本が嫌なら、他の国、それも英語を母国語としていない国に行っても通用するのだ。あらゆる分野のグローバル・レベルな入り口となっている。

そういえば、思い出すな。以前、化学系の翻訳の仕事を請け負った翻訳者の人がいて、彼はアメリカの大学で化学を専攻していて、翻訳のために日本語で化学用語を学んでいたが、「どうせ日本の学者さん達だけのためのものなんだから、学んだって役立つところが限られている」と言っていた。まあ、確かにその通り。

化学の研究を深める前に、英語で化学論文を書く勉強をすることが先決なんだろう。

<論文ランキング>東大が世界13位 95~05年に被引用 [ 04月10日 19時53分 ]
毎日新聞
by masagata2004 | 2006-04-10 21:36 | 米留学体験談 | Trackback | Comments(0)

9条はそもそも現実的でない

【掲載誌情報】SPA! 米軍再編[メイド国家ニッポン]のトホホな現実

シバレイという情熱のジャーナリストから、彼のブログで以下のようなご指摘を受けたので答えたいと思う。

>9条の解釈拡大では、限度に来ているのが現状でしょう。

 何故そう思いますか?詳しく書かれてトラックバックしていただけると嬉しいです。

まず、憲法9条とは何か。
「1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2項 前項の目的を達するため陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」

まずもってすばらしい条文である。だが、現実には対応などしていない。
現存する自衛隊が軍隊でないというのは詭弁である。自衛隊がない代わりにかつての敵軍に防衛を丸投げしている現状。その結果、地位協定などでつけこまれている。いわゆるメイド国家化しているのだ。

以前、なぜ自分が9条改正に賛成であるかを記事にして書いたことがある。

その時と今回重なるが、多くの9条改正反対派が指摘する9条を改正して日本が正規の軍隊を持ったりしたら、ますますアメリカの命令でイラクの前線で戦わされたりするのではないかと。9条があるから何とか歯止めになっているのではないかと。
確かにその通り。だが、見間違えてはいけないのは、イラク派兵は、フランスやドイツのような軍隊のある国でさえしていない。それは憲法ではなく、彼らの政策でそう決めているのだ。

今まで自衛隊は内閣法制局の拡大解釈で軍隊でないということにしている。今度のイラク派遣も人道支援ということで戦闘には加わらないという理解不能な解釈をしている。そんな解釈に頼るより、はっきりと軍隊として認め、その上でコントロールをした方がいいのではないかと言っているのだ。もちろん、それに見合う民度や外交力が今の日本にあるとは思えない。解釈を歪めてまでアメリカに追従する体たらくだ。だが、ここまで解釈を歪めるとしたら、もう主権国家ではない。

本来、皆がイラク派兵に反対であるならば、政府を動かし政策で派兵を止めるべき。それができないのであれば民主主義国家ではない。論点をそこに持っていかなければならないのではないか。

また大事なことは憲法は、現在の人々のためにだけあるものではない。将来の子孫のためにもある。将来、世界情勢がどう変わっていくのか誰にも分かりやしない。
9条の限界を是正し、その代わりに分かりやすい歯止めをかければいい。専守防衛なら、その目的を限定する。治安維持などの目的で海外に派兵するのなら、日本一国でするのではなく、多国間の枠組みでするとか、もちろん、文民統制として憲法裁判所などで派兵理由や多国間の枠組みに不当なことがあれば、差し止めるなどのようなことをすればいい。

海外派兵に対する抵抗は多いが、ルワンダの虐殺でも、誰も助けに来ず、見捨てたということが批判の対象となっている。外交だけでは限度なのだ。ある意味、海外に警察官としての軍隊を派遣する必要に迫られるかもしれない。
by masagata2004 | 2006-04-08 21:58 | 時事トピック | Trackback | Comments(0)

別に国を愛してなくてもいいじゃん

Excite エキサイト : 政治ニュース

「愛国心」求める声相次ぐ 教基法改正で自民の会議

税金払って、それなりの義務を果たしていれば。好きであろうがなかろうが、それは個人の自由でしょう。私なんて、個人的にはフランスの方が好きだな。街並みや風景、そういうのを大切にする精神とか。日本の街並みはきたないもんね。電柱とか看板とかあって。

それから、イラク人質事件の自己責任バッシング、ああいう醜態をさらす国家やそれに合わせる社会に愛着を感じろというのは無理。

学校では知識を身につければいい。税金をとりあえず納めて、犯罪犯さなければ、それでいいんじゃないの。この国で恵まれた体験をしたなら愛せるかもしれないけど、虐げられた人なんかはそうは感じないでしょう。それに結婚して、事情があり愛する人や子供と永住するため、中には商用のため、便宜上、日本や他国の国籍を収得する人だっている。世界には二重国籍者などがごまんといる時代。

それから、国を愛するということは国家を愛することではない。今の愛国者なら、靖国参拝やイラク派兵とかで国益を損じまくっている今の国家を転覆させてでも、国を守ろうとするんだろうけど。ただ、お上に盲目的に追従していれば、愛国だという短絡的な思考が今の愛国教育論みたいだが。

それからお隣の中国では、中国民は、共産党より国境を越えた華人ネットワークに貢献をするものだと。帰属意識は様々。考えてみれば国家とは人為的に作られたものでもあるしね。イラクでは、フセイン政権が崩壊してから、大混乱。イラクの人々の元々の帰属意識は、彼らの宗派や部族にもともとあったから。フセインは恐怖政治でまとめていたに過ぎない。ただそのおかげで安定していたわけだけど。

日本も江戸時代まで、一般民にとっての帰属意識は自分の村や藩だったという。だが、維新を起こした人々は、押し寄せる西欧列強から地元の藩を守るため、団結し日本という近代国家を成立させたという。まあ、生き残るための知恵というものか。ある意味、即席物だったのかもしれない。そのために天皇制が利用されたという。君が代、日の丸だって百年ちょっとぐらいしか歴史がない。

愛国心といえば、以前見たアメリカ映画の「アメリカン・プレジデント」のかっこいい台詞を思い出すな。マイケル・ダグラス扮する大統領の演説「星条旗をアメリカの象徴にするならば、その星条旗を燃やせる自由もアメリカの象徴にしようじゃないか」って。

アメリカなんて二百数十年の歴史しかない。だけど、すごいんだよね。現実に最高裁で星条旗を燃やすことを禁じた州法は表現の自由に抵触するから違憲という判決が出ている。移民で多民族国家だから、日本以上に愛国心とかを強要するのかと思うけど、そうではない。最近は911のテロ以来、「愛国法」なるものができて、市民の人権を侵すような法律ができているが、同時に映画などでは、マイケル・ムーアはしかり、ジョージ・クルーニーはしかりと、堂々と自国を批判することを思いっきり表現している。そういう国だからこそ、愛せるんだという考えなんだろう。

日本の場合、愛国心というと戦前の嫌な記憶を思い起こさせる。それは仕方ないことだろう。そういうものから解放されるには1世紀はかかるもの。それに、その過去のことを十分に総括せず、外交問題になっている昨今、かえって過去の嫌な記憶を蒸し返されるのではないか。

オリンピックでワールド・カップで国歌を斉唱する選手達だが、スポンサーからいわれてさせられているんだと思うね。やだね、そういうのって。以前、サッカーの中田が「君が代、ださいですね」と言って問題になったみたいだけど。そういうのを、ハ、ハ、ハと笑い飛ばす寛容さがないと、愛国心なんぞ育たないよ。
by masagata2004 | 2006-04-04 21:28 | 時事トピック | Trackback(2) | Comments(0)

春を駆けめぐって



(動画を見るためにはQuickTime Player 6.5以上が必要になります。)
by masagata2004 | 2006-04-02 10:52 | 風景写真&動画集 | Trackback | Comments(0)


人生は常に進歩していかなければならない


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