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映画「ダヴィンチ・コード」 ベストセラーの法則

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この映画は、原作を読んだ人にとっては、かなり不評だったらしい。

私は原作を読んでなかったので、まあまあ楽しめた。それに私は、これでもキリスト教徒、それもカトリックだ。もっとも、教会なんて滅多に行かないので信仰心は薄い。その意味で言えば、久しぶりにイエス・キリストを感じられた時間を味わえたと言っていい。

考えてみれば、この映画は何だかの誘いを受けて見てしまったという感じがする。当初は見る気はなかったから、それが偶然という感じで選んでしまった。

ともあれ、この映画がベストセラーが原作であったということは、十分頷けた。原作者ダン・ブラウンは、有名なベストセラー作家、シドニー・シェルダンの影響を受けてこの物語を書いたと言うが、なるほどっと思った。ストーリーの流れ、設定がシェルダン流だ。私も、以前シェルダンの大ファンで「ゲームの達人」「明日があるなら」などを夢中になって読んでいた。

以下は、そのシェルダンが多用するベストセラーの法則を私なりに解読したもの。

(1)舞台が世界を巡る。
この映画では、パリ、ロンドンと変わる。観客は、まるでヨーロッパ旅行をしているような気分。特に美しい景色が現れるのがいい。カーチェイス、自家用機などのダイナミックな移動。

(2)味方と思っていた奴に裏切られる。
助けてもらったかと思うと、実をいうと敵の一味で、裏切られ、大事なものを奪われたり、殺されそうになる。逆に敵と思われた人が味方だったという展開もあり。つまり複雑な人間模様。しかし、この映画では、そういうのがあり過ぎて、安売りし過ぎた感がある。

(3)登場人物に、秘密や過去のトラウマがある。
その謎を探るのと、それとストーリーの展開とが、見事に関連する。

(4)謎の答えは、元来た場所にあった。
ネタバレになるから言わないが、つまりは、わあ、じゃあ、最初から答えは出ていたのね、と最後に驚かせる結末。ただ、途中で、こうなるだろうと、たいていの人は予想できてしまう。しかし、その予想通りであるかを確かめるため、やっぱり結末まで見てしまう。

分かりやすく言えば、メロドラマ的な大衆迎合なストーリー展開。くだらねえ、とか言いながらも、見てしまう。

ところで、この映画は、世界中のキリスト教徒から抗議を受けたらしいけど、まあ、確かに侮辱と取る人もいるのは理解できる。

つまりは、イエスは神でなく「人間」だったんだということだ。でも、イエス・キリストは、映画の描いた真相とかいうのが事実であれ、虚構であれ、この映画のストーリーを多くの人に楽しんで貰えたことを喜んでいるのではと思う。

ついでに、この映画、女系女性天皇の皇位継承問題で騒ぐ日本の人々こそ、参考にすべきところがあるのでは。
by masagata2004 | 2006-06-25 16:36 | 映画ドラマ評論

不思議な世界へ

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by masagata2004 | 2006-06-25 09:53 | 風景写真&動画集

医者の息子が医者になるのはおすすめできない

Excite エキサイト : 社会ニュース

今度の事件とは、関係あるのか分からないが、これはある種、私の人生経験から言える。

よく親が医者で子供も医者になるケースがある。医者一家の世襲だ。

その医者の親は、それは子供自身が望んで選んだ道だとかいうが、それはおおむね違う。私の知る限り、多くは親に強いプレッシャーをかけられたり、周囲がそうだから、何気なくなったが多い。

本音を言えば、そういう人達を見ていて、親が医者である医者には診て貰いたくない。かなり不純な動機でなっているなと感じるから。でもって、医者はサラリーマンなどに比べ世間知らずが多い。

日本の場合良くないのは、18歳かそれ以下の年齢で医学部行くかなどの進路を決めさせられる。アメリカでは大学院過程で、医者になるための専攻を選ぶことになるから、ある程度大人となってから選ぶことになる。もちろん、医者の息子で金持ちの子は、コネで私立のメディカルスクールに入ったりすることもあるようだが。どのみち、大学を出て少し社会に出てそれから医師の道を選ぶという制度だ。

よく医師という仕事は人の命を救う仕事だから、とりあえずなっても後悔しないとかいう意見をきくけど、そうでもなく、医者をやめたいという人も実際いる。手塚治虫もそうだったんだよな。
それから、医学部の6年で大学をやめ、カメラマンになった人を知っている。

今度の事件は、実に悲惨な事件だ。この家庭が医師の家庭であったことがどう関係しているのかは分からない。真相究明が待たれる。いずれにせよ、特殊なケースだったのだろうと思う。
by masagata2004 | 2006-06-23 01:20 | 時事トピック

死刑を禁じている国は認めている国よりも多い(120:70)

Excite エキサイト : 社会ニュース

ふとこの記事を読んで、そんなことを思い出した。ちなみに先進国中では、死刑を認めているのは、アメリカと日本だけだという。ちなみにアメリカでは州によっては禁じている。

死刑には犯罪抑止効果は実質的にはないという。それは、殺人を犯す人間は、罰を恐れていることはないからだ。これは、統計的にも裏付けられている。厳罰化で抑止できるのは、国連の統計によると軽犯罪と性犯罪だけだという。

また、国家は人を殺す程の権限をもってはいけないという近代国家の理念にも反するという。

以上は、死刑廃止論者の方々の一般的な意見。

この事件の弁護人である安田好弘氏は、この事件は、あくまで傷害致死であるという観点から、死刑は妥当でないととあるインターネット放送で言っていた。あくまで法の原則に乗っ取った判決が下されるべきだと。上告審の弁論拒否も報道されているのとは別の理由があると語っていた。また、死刑によって被告は癒されるか、また、社会は修復されるのかということに関しても疑問を呈していた。そして、この事件とは別に、日本の警察や司法の制度からして、冤罪による死刑が起こる可能性が強いとのことだ。死刑廃止論者のある国会議員が、恐らくこれまでの死刑囚の内1割は無罪であった可能性があるとか言っていたのを覚えている。ちなみにこの国では、逮捕後、起訴された場合、99%の確率で有罪となる。

ただ、自らが遺族の立場になれば、誰でも死刑を望んでしまうものだと考えられる。死刑が当然というのは理解できるが、法律とか裁判とかいうのは、そういう感情論を離れて冷徹でなければいけないのだろう。

ちなみに死刑反対論者では、私は決してない。
by masagata2004 | 2006-06-20 22:38 | 時事トピック

べっ!

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by masagata2004 | 2006-06-20 12:42 | 風景写真&動画集

上流階級なんていらない

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かつては貴族とか上流階級なんてものに憧れがあったが今は違う。そんなことを感じさせるところに今いる。
by masagata2004 | 2006-06-17 14:33 | 風景写真&動画集

勘違いしている議員と学者

先日、とあるインターネット放送で社民党の辻元清美議員と社会学者の宮台真司氏の対談を見た。

この番組は、時々見ている。ビデオジャーナリストの神保哲生氏が司会をする番組で、神保氏と宮台氏がゲストを呼んで時事問題に関して対談するものだが、ゲストの話よりも、主催するお二方のインテリ気取りな話ぶりが見所である。また、既存マスコミを批判できる中立性も売り物。
もっとも、彼らの独断と偏見が基礎になっているので、いつも感心してみているわけではない。まあ、低俗な地上波のテレビ番組よりはいいと思うけど。

辻元議員の話は、意味深いものがあった。格差社会の話が面白かった。格差が広がっていくのは良くないのはもっともな話だと思う。また、平和主義を維持していくためには、9条護憲だけでなく具体的にどんなことをしなければいけないかを考えているという話も、感銘を受けた(私は改憲派だが)。

やはり優秀な人だったんだなと思ったが、残念ながら手放しでかつてのような支持を与えたくない。分かっての通り、辻元氏は、2002年秘書給与詐取で議員辞職して、その後、執行猶予付きの有罪判決を受けた。確かに、あの程度のことが犯罪かとか、他にもしている議員がたくさんいるのにとかいう意見は理解できるのだが、国会議員として司法の判決を受け入れた手前、議員復帰は控えるべきではなかったのか。そうでないと、辻元氏の素晴らしい理念も台無しになってしまう。議員以外の活動で何か他にできることはあったのではないかと。執行猶予中の国会議員では、そのことが目指す政策実現の足かせになる可能性が強く残念だ。それに彼女の勢いある口振りも常に褒められるものではない。鈴木宗男氏への証人喚問で「お母さんの名前も清美だから母親に対して意見を言うように正直に」なんて言ったのは調子に乗りすぎていたのではないかと思う。そういう乗りがまだ残っているような気がした。

また、辻元氏の意見をフォローする社会学者の宮台氏に対しては、少し勘違いが過ぎるんではと思った。辻元氏がアメリカの推し進める新自由主義では格差社会によって貧困層が増産され、彼らは軍隊しか職の道がなく徴兵制とは違った兵員補充システムが生まれると説いていたが、宮台氏がこれに対し、「その代わりアメリカには機会の平等が保障されている。黒人の貧困層でもラッパーになり大金持ちになっている者もいる」と返した。

ちょっと、あまりにも現状を知らなさすぎるのではないか。芸能人なんかになって一旗揚げられるのはほんの一握り、弁護士や医者などの職に就いて成功を収めるのが順当だが、それには障壁がある。学費の問題だ。特に最近はかつてと違い、大学の授業料は有料になり、そのうえ額も上がっている。いやゆる「アメリカン・ドリーム」は、中産階級の白人のものだ。結局のところ、黒人などの貧困層は軍隊に入ることでしか、教育の機会を得られないのが現状。英語ではPoverty Draftという。それは歴然としたものだ。留学体験者の立場で言える。

いろいろと学べた有意義な対談であったが、対談者の勘違いぶりには承服できない感が残った。
by masagata2004 | 2006-06-15 21:45 | 時事トピック

オールウェイズ 3丁目の夕日 イマイチ好みでない

話題になっているという理由だけで、この映画のDVDを借りた。以前、この映画について記事を書いたこともある。

だが、巷の大好評と違い、私は、この映画はイマイチだったと思う。最初の10分で飽きてきて、その後、場面場面をすっ飛ばして見た。つまりは、他人の子を嫌々ながら引き取ったものの、育てていくうちに情が沸いて血のつながった親子同然に親愛を深めていくというお話。意外にありきたりなのねと思った。

涙をお流しになった方々もいたらしいが、これはある種、ノスタルジアを混ぜた幻想に過ぎない。ちなみに、この話は、どちらかというと日本的でない。養子をとる制度は、日本では、一般的でない。むしろ、アメリカなんかの方が、一般的でそれも、彼らだと海外からの子供を養子に取ったりするほど慈善の精神に溢れている。日本では特殊な事例だ。特に不寛容なあの時代だと尚のこと。今でも不寛容だけど。

下町があんなに楽しかったかというと、ちと違うような。私は、多少なりとも商店街などの記憶があるが、今のスーパーやコンビニ、100円ショップの方が、どちらかというと便利で品も豊富で心地いい。今時の商店街は、生き延びたければかつてのような人情に頼るのではなく、商品・サービスの独自性で対抗してグローバル化にうち勝ったらいいのにと思う今日この頃。

日本の伝統的な木造家屋は嫌いだ。古い建物だと、洋風の天井の高い石造りの建物がいい。畳部屋は嫌いだ。それに最近の畳はかつてと違い、中に発砲スチールが入っている。藁だとダニの原因になるとか。冬は寒いし、ネズミが入りやすい。2バイ4の方が機密性が高く暖かく、地震にも丈夫。

もう、こういう映画作って、「昔は良かった、昔は良かった」と叫ぶのはよして貰いたい。いくら、今の時代でひもじい思いをしているからと言って。分かっての通り、性差別、民族差別、人種差別という人権感覚でいうと今の方が総合的に上だろう。それに誰でも海外旅行に行ける今の時代の方が、ずっといい。そりゃ、あの時代の高度成長を経たおかげだけど。

ついでもって、やっぱり日本映画は苦手。私は映画に非日常を求めるタイプ。だから、旅する気分で見れる外国映画が好きだ。また、日本映画は、フィルムの色合いが好きになれない。むしろハリウッドが「SAYURI」で描いたエキゾチックな日本の街並みの方が面白い。また、韓国映画「力道山」の日本の街並みも良かった。ちなみに力道山は同じ時代の話し。でもって、彼は自らの出身を差別があるがため隠していたという話。ひどい時代だね。今も根強く残っているけど。

レトロのことで言えば、数年前、青山でレトロ・レストランに行ったことを思い出す。七輪で焼き鳥を食べたのが、とてもジューシーでおいしかったのを覚えている。でも、これは、昔懐かしでなく、昔という名を借りた新文化ではないのか。現実の昔と、イメージで作りあげた昔は大違いなんだから。いいとこ取りばかりすんなよ。
by masagata2004 | 2006-06-13 21:44 | 映画ドラマ評論

どうせ1世紀ちょっとしか歴史がないんでしょう

「君が代」替え歌ネットで広まる 斉唱義務への抗議として | Excite エキサイト

国歌というもの自体、そもそも、西洋から来た代物でしょう。

国旗だって、そもそも船舶航行の時、船籍を示す上で必要だったから採り入れたもの。

明治維新の時、何でも西洋に合わせようとして採り入れたものなんだから。1世紀程度の歴史しかないものを、さも、日本の精神的な伝統として持ち上げるのはどうも不思議。

産経新聞は、保守ではない。ただのデマ好き、でもって自民党に媚びるのが好きなだけ。どうせ系列テレビ局の広告収入でなっている新聞なんだから。イラク人質事件の時には、自作自演説を人質が拘束されている最中に、社説に書き立てていたもんね。その3ヶ月前にはイラクでの高遠さんのボランティア活動を好意的に紹介して募金集めの手助けしたくせに。ありゃ、報道やってないよ。

いいじゃん、英語版の「君が代」なんてしゃれてる。ハリウッド版芸者映画「SAYURI」みたいでキュートじゃん。
by masagata2004 | 2006-06-08 21:54 | 時事トピック

夜のキンモクセイ

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by masagata2004 | 2006-06-07 19:29 | 風景写真&動画集


人生は常に進歩していかなければならない


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