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映画「闇の子供たち」 これが現実だとすると

この世は、地獄以外の何ものでもない。

タイを舞台に不審な臓器移植の流れを追う新聞記者と、売春組織にさらわれた子供を探し出そうとするNGOの女性が目にする過酷な現実。最後のシーンは、犯罪予防のためか。

しかし、恐ろしい話しである。まだ、あどけない子供を脅して、強制売春をさせる業者。業者はいわばマフィアで、自分たちを摘発しようとする人々を殺す。もちろん、買う外国人観光客がいることは、尚のこと恐ろしい。

だが、これは児童搾取という問題だけではない。第3世界の抱える恐ろしいまでの貧困だ。日本を含めた先進国の貧困とはわけが違う。子供を商品として売り飛ばす親や、そういう犯罪行為をしない限り、生きていけない人々。

もちろん、こういう貧困の問題の根は、先進国の搾取に大いに問題があるが、同時に第3世界の国々の特徴としてある階層社会、政情の不安にも依るところが大きい。タイで最近起こった空港占拠も、そういうことが要因だときく。

この問題を解決するためには、しなければいけないことがごまんとある。

この映画で主人公を務めた江口洋介には敬服する。

できるだけ、多くの人々に見て貰いたい。

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by masagata2004 | 2009-02-26 01:37 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)

何浮かれてんの?

Excite エキサイト : 芸能ニュース

おめでとうと言いたいのですが、この映画自体、個人的には、まあまあの評価。映画館まで足を運んで見るようなものではないなという結論。これが私の評価

それにこの外国語映画賞って、現地では全然注目されていない脇役的な賞だ。むしろ、おっそわけってところじゃない。きっと、オバマか何かが、日本にゴマするつもりで画策した受賞じゃない。まあ、ハリウッドにとっても、日本市場は重要だからね。

でも、もうアメリカがどう評価したなんて気にかけなくていいでしょう。

むしろ、アメリカナイズされるのはやめる時期では。筆者はアメリカに留学などしていたが、それでも、アメリカを特別視はしていない。もっか、外国ではドイツにより興味を持っているほど。

それに、最近では横須賀の原子力空母配備で反発が強いから、アメリカ製品やアメリカがらみのものは避けるようにしている。

だからどうだっていい。

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by masagata2004 | 2009-02-25 00:10 | 時事トピック | Trackback | Comments(0)

これが日本の現実

Excite エキサイト : 社会ニュース

マスコミ、特にNHKはくさっとるよな。
記者クラブ、再販、クロスオーナーシップなどなど。

不正を内部告発した社員が飛ばされる。社会正義などに無関心だから、誰も彼を助けたりしない。

だから、誰もが尻込みする。

まあ、そんなものだと思って生きていこうよ。
by masagata2004 | 2009-02-18 20:46 | メディア問題 | Trackback | Comments(0)

特別小説 「ミスター・ディープスロート」

10日前か2週間前、マサガタという30代のしがないフリッターは、新宿・歌舞伎町のバーに入り、うさをはらしていた。毎日が退屈で過酷である。そんなうさを晴らすため、バーでウィスキーを飲んでいた。

そんな時、同じカウンターに一人の男が座っているのを見つけた。その男は、外人のようだ。バーの中は暗くて肌の色がはっきりせず、白人か黒人であるかは分からないが、彫りが深く、外国人であることだけははっきりする。年齢は30近くか、でも、それもはっきりしない。ことさら、外人だと年齢は分かりづらい。

マサガタは、英語が少しばかりできるので、「ハイ、あんたはどこから来たものなんだい?」ときいた。

すると男は「ヨコスカ・ネイビー・ベース」と。
「ヨコスカの米海軍基地、もしかして原子力空母のある」
「ああ、あんたらが嫌っている船で働いているんだ」
と男は、原子力空母という言葉からマサガタの空母に対する悪感情を読み取ったようだ。そのとおり、マサガタは空母の配備にずっと反対であった。原子力空母ジョージ・ワシントン。横須賀に母港として昨年の9月から配備された軍艦だ。航行の動力源に原子炉を搭載しており、横須賀という首都から20キロ程度しか離れていない街に、原発が停泊しているようなものだ。

「今は休暇なの?」
「ああ、そうさ」
「軍艦で働いているっていうことは兵士?」
「いや、俺は、機関士だ」
「て、いうことは、原子力を扱っている?」
「ああ、そうさ」
マサガタはあることを思いついた。
「実を言うと、私はフリーライターで、あんたの船のことを調べているんだ。現場で働いている人の声を聞きたくてね。インタビューに応じてくれないか」
「いやねえ、そういうことは上官から禁じられているから」
「じゃあ、せめてメールで交信なんてできない?」
「ああ、いいよ。ホットメールのアカウントを持っている。そこにメールでもくれ。俺は今から、ここを出る。明日は早朝から24時間勤務だからね。早く帰って寝ないと」
「おっと、名前は?」
「ディープスロート」
「ディープスロート、変な名前だね」
「そう呼んでくれということだ。本名は教えられねえ。それから、メールアドレスはディープスロートXXXXアットマーク・ホットメール・ドット・コムだ」
男は去っていった。

マサガタは自宅に戻り、ディープスロートにメールを打った。
「インタビューを是非ともしたい」と。
そして、ディープスロートは返した。
「いいよ。また同じバーで」
マサガタは、またそこにいった。指定された時間は深夜だった。そこでインタビューをすることに。気になるのは、原子炉の安全性だ。

薄暗い中で質疑応答が始まる。

「停泊中は原子炉を停止していると聞いた。だが、炉は冷却し続けなければならず、そのため地上から電力を引いて冷却装置を動かし続けていると聞くが、もし地震などで地上の電力供給施設が破壊を受けたら、冷却が出来ず、メルトダウンが起こってしまうのではないか?」

「まず、そのようなことは起こらない。艦船は世界中のあらゆる状況を想定に入れて設計されている。当然、地震にも耐える設計がされている。電力が供給されない場合も、艦内のディーゼル燃料を使った電源で冷却装置を動かし続けられる。仮にそれも機能しなくなっても、現状では空気だけでも十分冷却は可能だ。

 念のため、原子炉は24時間、1秒たりとも人の目が離れることはない。原子炉担当のスタッフは皆、2、3年以上、少なくとも2、3カ所の原子力施設での実習の経験があるプロたちだ。」

「過去に冷却水が漏れたり作業員が被ばくするような事故が起こっているようだが、米海軍は「事故はない」と主張している。理解できないが?」

「海軍の事故の定義は、核分裂物質が炉から漏れるような事態をいう。指摘したような事例は事故にはあたらない。」

「艦船に飛行機が上から、または横から激突するようなことがあっても、原子炉は大丈夫なのか?」

続きは、こちらを。

いやあ、機密すれすれ?のことをよくも話してくれました。ちなみに「ディープスロート」とは、かの有名なウォーターゲート事件における内部告発者の呼び名から借りたもの。結局のところ、数年前に姿を現し、正体はFBI元副長官だったと。巨悪を暴いた美談というより、実を言うと、政界内部の足の引っ張り合いだったというのが実態だった。ついでにディープ・スロートは、当時、論争となっていたポルノ映画のタイトル。口にアレがあるので、当時、アメリカでは同性愛と同様に犯罪となっていた尺八が楽しめる女性という意味。ディープスロートは、つまりそんな喉(スロート)のある女性なのだが、ワシントン・ポストの記者やマサガタが会ったディープスロートは男性なので、ミスターをつけておこうと思う。

今回、ミスター・ディープ・スロートがマサガタに話してくれた内容自体は、大したことではないと思う。おそらく、こんなことが一般にもれたところで機密に触れるというほど重大なことではない。表向き、おおぴらにはしないようなことだけど、知られたからって困るほどではないだろうし。そもそも、彼は機関士であっても、原子力の専門家ではないから、実習や訓練で教わる技術的な知識でしかない。その中でも、知られてもどうでもいいやつだけを話した。ただ、米軍が心配するとしたら、マサガタがスパイではないのかとか。でも、スパイなら、記事にはしたりしないぞ。

ちなみにアメリカ同様、日本でも取材源の秘匿は、裁判の判例で認められている。でも、ネット新聞ごときにジャーナリズムなんて認められるか心配だけど。

でも、スパイなら、まるで007だ。この前、最新作慰めの報酬っていうの見たな。マサガタはダニエル・クレッグのように格好良くはないけど、あんなにかっこよく立ち回れるかな。

みくびるな、これでも合気道10だ!

もしかして、軍機違反の乗組員は誰で、そいつから何を聞き出したかと、問い詰めるため拷問するのか。マサガタは、ディープスロートの本名も知らないし、記事に書かれていること以外は聞いていないが、向こうも心配だろうから、とりあえず、本当のところはどうなのかを突き止めるためするだろう。自衛隊と違い、本物の戦争やっている最中だからね。

ホースによる水攻め、うーん、だが、同じホースでも、アレを使うかも。やつら、鉄の檻で日々欲求不満だからな。女性が少ない環境のうえ、筋肉むきむき同士がにらみ合い、おまけにキリスト教の教えによるルールでそっちで発散することができない日々。

となると、おお、超ハード! ジェームズ・ボンドも、その手の訓練は受けているのかな。

憧れがあっても、ジャーナリストにも、スパイにも、絶対になりたくないね。

まあ、マサガタ程度でもこんな話しが聞けたんだから、ボンドなら設計図を入手しているわな。

あと、心配なのは、マサガタの家にガサ入れが入っているかも。といっても価値のあるものなんてないだろうけど。ラスト・コーションのDVDは別かな? あとアルマーニ・ジャケット。しかし、ご安心。そんなこともあろうと、ブービートラップを仕込んでおいたから。一番、手ごわいトラップはこれだ。侵入者に容赦なく襲いかかるぞ!

さて、マサガタは、あと何日、生きられるか。
by masagata2004 | 2009-02-17 21:43 | 自作小説 | Trackback | Comments(0)

実をいうと財政破綻は大嘘だとか

Excite エキサイト : 経済ニュース

メディア上で、日々叫ばれることだが、実をいうと、そうでもないときく。それについては森永卓郎が言っていて、財政再建など、数年前に終わっているのに報じられていない。詳しくはこの記事を。

また、予算がないとかいうが、実をいうと、日本の国家予算、みんなの税金で集めたものだが、それの振り分けを決めているのが官僚。各省庁が、自分たちの権益保持にかじりつくため、縦割りによる無駄遣いが実に多い。そして天下り。

一般会計の40兆だけだと思いがちだが、実をいうと日本にはそれとは別に110兆の特別会計というものがあり、これは国会で決められないもの。

民主党の議員によれば、それをもっと公開し使えば、消費税をゼロにしても日本は問題なく乗り切れるという。官僚や公務員が天下りのためにずっと使っているようなもの。

それを守りたいがため「金がない。破綻する。大変だ」と言ってごまかしている。自民党議員は、みんな官僚のおかげで議席を貰っているから頭が上がらない。

あ、それから、そうそう。無駄遣いといえば、米軍の「思いやり予算」もある。これも、実をいうと同じロジック。払う必要ないのに払い続けている。冷戦が終わり安全保障上不要なのは明白。ソ連は崩壊。中国は脅威にならない。自衛隊なら数時間で倒せる。中国は、米国債の最大の保有者だから、絶対に日本を助けない。北朝鮮にはアメリカは無関心。

つまるところ、基地の地権者、職員、アメリカ恐怖症の外務官僚、冷戦思考停止の右翼と左翼、自衛隊を軍隊と認めたくない護憲主義者のために存続しているようなもの。

これらのことが全く一般に知られていない。

あー、世の中は実に奇妙だ。

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by masagata2004 | 2009-02-11 21:01 | 時事トピック | Trackback | Comments(0)

人生教訓小説2 能あるさくらは葉を隠す 第3章 政治家とトーク

東大卒官僚内定女性がアイドルに。

まずは第1章第2章をお読み下さい。

その日、さくらはディレクターから、いくつかいつもと違う注文を受けた。これまでの芸能人や作家を呼んだトークと違い、おふざけはほどほどにすること。だからといって、さくらには政治なんて分からないだろうから、かたくなり過ぎず、ごく身近な話題に政治を少し関連づけるだけでいいと。相手もそのことはよく分かっているので、そんな感じで進めて欲しいとのことだった。

しかし、サユリは不思議でならなかった。なぜ、小津次郎のような大物政治家が、自分の番組に出演しようなどと思ったのか。若年者の票を狙ってなのか。だが、さくらの番組は主に未成年と20代前半の女性で、投票権がまだないか、あっても、もっとも政治に関心のない層だ。まあ、そういう層からの票の掘り起こしも大事だが、しかし、さくらの番組でなくてもと思う。

さて、番組が始まった。
「さあ、今日は、この番組にとってはとても意外なゲストをお呼びします。民主党党首、近々総理大臣になるかもしれない小津次郎さんです」
小津が、スタジオに入った。
「はじめまして、小津さん」
「いやあ、こちらこそ、よろしく、ご招待いただいてうれしいです」
と小津。年は41歳、だが、見た目はもっと若々しく30代に見える。さゆりと同じ東大卒で、その後、財務省官僚だったが、官僚をやめ、政治家の道にまっしぐら、今や日本の政権交代のホープだ。まだ独身で長身に甘いマスクと声、女性からの人気も抜群に高い。そのうえ、とても頭が切れる。不人気の政権党を尻目に小津の党首就任以来、支持率は鰻登りで、近々、行われる予定の衆院選では政権交代確実、総理大臣、それも史上最年少での就任が目前とされている。もっとも、番組パーソナリティの上野さくらは、そんな政治の世界の話しなど全く分からない。
そんなパープリン・ギャルのふりをしながらも、不真面目にならない形で小津とトークをしろとは難しすぎる。何と言っても、サユリには、この男にとってもいっぱい、政治の話しで聞きたいことがある。普段、読んでいる新聞、専門誌、官報から沸いて出てくる質問だ。だが、そんな質問をしてしまえば、かわいいスウィーツ・ギャルのイメージが台無しになる。
とりあえず、事前に決めている質問のリストをながめながら、進行司会をしていく。
「小津さんは、どうしてこの番組に出演したいと思ったのですか、私、さくらのようなのが相手じゃ、つまらないんじゃありません?」
「いやあ、さくらさんこそ、お会いしたかったんだよ。きっと、身のある話しが出来るんじゃないかと思ってね。今後の日本の未来を担う青年を代表して、どんな意見を持っているかなっと思ってね」
小津はにこにこ顔で話す。白々しくない素振りにほっとする。
「いやだ、私なんて小津さんの相手になれるか全然自信なくて、だって、政治のことは全く分からないんですもの」
「分からなくてもいい。大事なのはどんな形でも、関心を持とうとすること。分かりやすく説明するのは我々政治家の役割だからね」
「若者の政治に対する無関心を変えたいと思ったのですか」
「そうだね、きっとこの番組に出れば、観ている人の気持ちが変わって政治に関心を持ってくれる。そうすれば、こっちのものだ」
おっと、党首に選挙運動をさせてはいけない。さゆりは、方向をずらそうと、さくららしいトークを展開した
「小津さんの好きな食べ物はなんです?」
「スパゲティだ」
「スパゲティの何を?」
「ミートソース」
「うわああ、私も大好き」
「スパゲティにどんな飲み物を飲むんですか」
「赤ワインだね」
「いやだ、それも私が大好きなもの」
とさくら。実をいうと酒は飲めないたち。だが、話しを合わせないと。
「ペットを飼われているとききましたが」
「ああ、猫を1匹ね」
「私もです。どんな種類を」
「ペルシャ猫だよ、メスの」
「私は雄でシャム猫です。お互い猫好きってことですね」
これは事実だ。さくらは最近、仕事で知り合った者から子猫のシャムを貰った。
激務の中、猫は実にいい癒しになっている。
こんな感じで、政治とは無縁のお喋りが続く。小津は、嫌がる素振りも見せず、延々と相手をする。そして、男性ゲストにはお決まりできく質問を投げかけた。
「小津さんの好きな女性のタイプってありますか」
「ああ、僕が好きなのは、頭のいい女性だ。頭がいいのだが、それを表にひけらかさない人だ」
「能ある鷹は爪を隠すですか」
おっと、さくらが知ってそうでない諺を出してしまった。ま、いいか、このくらい。
「そうだよ。全くのところ、そんな人こそ、真に賢い人で、そんな人こそ、いざという時に世の中を救える力を持つと思う」
小津は、目の瞳孔を開き、輝かせながらさくらを見つめ言う。
「そんな女性にもう出会いましたか」
「さあ、どうかな」
「政治の世界には、たくさん、そんな人がいるのでしょう」
「いやあ、なかなかいるもんじゃないんだよ」
何となく怪しい目つきを小津がさくらに送る。どうしようかなと思い、さくらは、思い切って政治の話題を振り分けてみた。
「小津さんは政府が出している定額給付金に反対されているそうですね。でも、私なんか、一万二千円貰えるんなら喜んじゃう」
「一万二千円で何をするの?」
「うーん、化粧品とか服を買ったりとか」
「だが、景気の悪い今だと、断然、貯金に回す人が多いだろう。それだと、経済的な効果は低い。むしろ、その給付に回す二兆円もの予算を失業した人々の支援などに回すと効率がいいと思わないかね」
「うーん、でも、さくらとしては買い物のお金が増える方がよくて」
「それで浮かれて、困っている人は放置していいの?」
「いや、そんなの絶対嫌、ほっとけない」
とさくらは、思わず反応した。そんな薄情に思われたくない、と感じたからだ。
「ほっとけないと思ったら、政治にしっかりと関心を持つことだ」

番組は終わった。その後、小津とさくらとの対談は好評で、新聞や雑誌が好意的に伝え、民主党の支持率がさらに上昇した。さくらは、決して意図したことではなかったが、その結果には満足した。政治に関心も兼ねてから持つサユリにとっては早期の政権交代は望ましいことだからだ。

しかし、サユリは、番組終了後から、ずっとふに落ちないことを感じ続けていた。小津は、何だって自分の番組に出たのか。テレビにしろ、ネットにしろ、小津が選挙運動のため出演すべき番組はたくさんある。なぜ、自分の番組が選ばれたのか。小津が何かを企んでいるのではないかと勘ぐってしまう。

テレビ局のクイズ番組収録の終了後、深夜、サユリは団十郎と共に局の裏門を出た。ハイヤーの車のところまでいこうとした。突然、目の前を遮るように、黒塗りの車が、車から中年の女性が現れた。
「さくらさん、私は小津次郎の秘書です。よろしければ、これから小津と会っていただけませんか」
唐突に何だ。すぐにでも寝たい気分のさゆりは、そっけなく返した。
「いえ、私はこれから忙しいので。この前の番組でお話はじっくり出来たと思いますよ」
と無視して通り過ぎようとした。
「小津は、今度は上野さくらではなく、「上原サユリ」さんとお話がしたいと申しているのです」
と秘書が言い、さくらと団十郎ははっとした。どういうことだ。さくらの本名など、一部の者しか知らない極秘情報なのに。

やはり、小津は何かを企んでいた、とサユリは悟った。

第4章へつづく。
by masagata2004 | 2009-02-11 17:51 | 時事トピック | Trackback | Comments(0)

映画「マンマ・ミーア」 素人芸ぽいミュージカル

ギリシャの島に住む母と娘。娘が結婚式を前に父親と思われる男3人を招待する。
母親役に名女優メリル・ストリープが。歌い踊りもする。歌うのはスウェーデン出身のバンド、アバの名曲の数々。その他、コリン・ファースやピアース・ブロスナンも歌い踊る。

別に暇つぶしには悪くなかったけど、ミュージカルならもっと歌唱力のある人がすればよかったのにと思った。キャスティングが豪華だったところでカバーしているが、「サウンド・オブ・ミュージック」のようにきれいな歌を歌える人を使えばと思った。張りがあるともいえないおじさん、おばさん声で音程が整ってなかった。ミュージカル向きの俳優はいなかった。

ストーリーは、ややありきたり、本物のギリシャがあんな感じだとは思えなくて、つまりのところ、ギリシャに観光に来て勝手に住み着いた英米人の物語って感じかな。

寒い冬にギリシャ旅行にでも行こうかと思って入ったのだが、ギリシャに行ったという気分にはなれなかった。ギリシャ人が怒るなと思ったほどだ。

それに3人の父親のうち、一人がゲイだというのはやりすぎだよ。

しかし、この作品訳がわからん。舞台がギリシャだが、英語の台詞と歌、その歌を元々歌っていたのはスウェーデン人のグループ、アバ、でもって、タイトルの「マンマ・ミーア」とはイタリア語で「私の母さん」という意味だと。実に入り乱れている。

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by masagata2004 | 2009-02-10 00:53 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

自作小説「不安な家族」 序章 ある男の過去


耐え難い過去を背負った家族が高度経済成長時代の日本の暗部を露わにする。

 成田空港から一人の男がやって来た。三十数年前に日本を発ち、そして、戻ってきた。日本を発った時は、まだ十代の青年だった。今、多くの人が、彼の帰国に注目している。なぜなら、彼は日本を発つ一年ほど前、とんどもない事件の現場にいたはずだったからだ。 その事件は、彼の育った家が火事に見舞われ、彼の両親が、その後、焼死体で発見された事件だ。彼も火事の時、その現場にいたはずだったのだが、なのに事件後、行方不明となった。その青年は問題を抱えていたことが分かっていた。事件と何か関わりがあるのでは、なぜ行方不明になったのか。多くの人々が知りたがっていた。

 男の名前は宮田真一。彼は、今、記者会見が設定された会場のすぐそばの一室で、日本で宮田が高校生だったときから付き合いがある老人の男と顔を合わせている。二人は、心を落ち着かせるためか煙草を吸って話しをしていた。この老人とは、成田に着く前に、中国と韓国で宮田と一週間ほどを過ごした。記者会見で話しをする前の準備として必要なことをしたかったからだ。

 宮田真一は、窓の外の景色を眺めた。東京の副都心が眺められる位置にいる。夕暮れに照らされる超高層ビル群が見えた。真一が、昔、日本にいたときは、こんなビル群はなかった。あったのは、一本だけ、当時、日本一の高さを誇るホテルビルとして話題を集めた「京王プラザホテル」だ。今では、他のより高いビルに取り囲まれビル群に埋もれるように佇んでいる。変わったものだ。

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 思い出す。家族との思い出。今は亡き彼らとの思い出。

続き
by masagata2004 | 2009-02-08 22:24 | 自作小説 | Trackback | Comments(0)

007 慰めの報酬 ボンドの役割は終わったのか

衝動買い的に観にいった映画。

いつものごとく、カーチェイス、美女(2人登場、一人は殺される)、格闘、美しい街並み、ハイテク、タキシード、ドレスの豪華パーティーやコンサート、スイートルーム、海上アクション、航空アクション、秘密基地などなど申し分なかったものの、いかんせん、ストーリーが乏しかった。

何が言いたいのか、それがつかめない。見終わった後、物足りなさを感じる。

だけど、これは最近のボンド作品全般にいえることでは、冷戦が終わり東という敵がいなくなった今、どんな諜報活動をすればいいというのか。

イギリスやアメリカの政治的な力は、落下の一途を辿っている。彼らが世界の安全を守るため、何をしろというのか。余計なことに手を出さず、おとなしくしていろという感じがする。

それとも、売りは、派手なアクションや豪華のパーティーや施設の紹介でしかないのか。それだけでも十分かな。今回のは、オペラ・コンサートのシーンがよかった。映画館にいたせいで実際に自分がコンサートの観客になったような気分だった。機会があったら、本物のトスかを観に行きたい。

制作者に今後のことをアドバイスするなら、

そうだ、21世紀に合わせ、今度はボンド・ボーイも出してみては、ボンドはバイな男として諜報活動をする。ゲイリーマーケットを狙うのだ。冗談だけど!

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by masagata2004 | 2009-02-04 22:28 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)

実に奇妙な話しだ

Excite エキサイト : 政治ニュース

グアム移転の費用を59%に限定して、目的外使用を禁じる協定を結んだ?

はあ? 出ていくのに金払えというのがそもそもおかしいんで、だから、とっとと出ていかせればいいんでしょう。

そもそも、思いやり予算っていう地位協定違反で、米軍が日本に居座っているんでしょう。

簡単さ、昨年の参院と同じように、思いやり予算を出さないと決めて、さっさと出ていって貰えば、日本としては別に困らない。このことは、さんざん、このブログに書いた。安全保障の役には立っていない、むしろ弊害の方が大きい。

こうも負い目を必要以上に感じて、野蛮な連中をのさばらせて。バカにされまくっているよ。

まあ、日本は右翼が星条旗を仰ぐ不思議な国だもんね。

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by masagata2004 | 2009-02-01 22:45 | 時事トピック | Trackback | Comments(2)


人生は常に進歩していかなければならない


by マサガタ

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