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皆さん、チャーリーズエンジェルをご存知ですか?

チャーリーズ・エンジェルとは、1976年から5年間、アメリカのテレビで放映された人気番組で、2000年と2003年にリメイクとして映画化もされたものだ。

映画を見た人はご存知だと思うが、ドラマの設定は、3人の美女が探偵をする「チャールズ・タウンセンド探偵事務所」に仕事の依頼が来て、美女3人組が、姿を見せない謎のボス、チャーリーの指示の元、コスプレ、おとりなどの術で事件を解決していく。

このドラマは、内容はただの娯楽。要は美女がお色気を出したり、アクションをしたりする場面をご披露すればいいだけだ。エンジェルと呼ばれる女探偵たちは、とびっきりの美女だ。ルックスはもちろんのこと、スタイルも抜群である。まるで、ファッション・モデルが、探偵業をやっているのかと思わせる。ただ、その当時としては、斬新だったのだろう。娯楽といえども、捜査やアクションのあるドラマに女性が主人公になるというのは。
70年代は、女性解放運動が盛んだった時代でもあり、それを反映したのだろう。この番組以来、女性が警察官や探偵などをして、立ち回るドラマが一般化したような気がする。

またこのドラマは、主人公を一人だけにしないという設定をつくりあげた最初のドラマであったように思う。3人が、それぞれの役割をこなし、3人が団結をして、絶妙なチームワークで問題にのぞむ姿。また、3人でわきあいあいとする姿。3人が主人公なのだ。誰か一人が秀でているわけではない。

4年前、チャーリーズエンジェルの映画が放映される時期に、昔の番組のDVD版が発売され、私は懐かしさのあまり買ってしまった。また、去年の映画化シリーズ2弾目ではテレビ東京で全番組の再放送がされ、それもすかさず見た。

エンジェルたちは、今見ても、相変わらずエンジェルといえるほど美しかった。ファラ・フォーセット、ケイト・ジャクソン、ジャックリーン・スミス、シェリル・ラッドなど。
エンジェルたちは、着せ替え人形のようにいろいろな衣装をまとい、世界中を旅する。
本拠地のロサンゼルスはもちろんのこと、ハワイ、コロラドのスキー場、カリブなど。なんとなく、リゾート気分を味あわせてくれる。

70年代を思わせる言葉もいくつか発見した。番組放映の前年に終わりアメリカに大きな傷跡を残した「ベトナム戦争」、ナチスの元高官であり戦後逃げ回ったあげくアルゼンチンで逮捕された「アイヒマン」それから、謎のボス、チャーリーを例えるのに使われた、謎の大富豪「ハワード・ヒューズ」。ハワード・ヒューズは、若年では、映画監督をするなど輝いていたが、晩年は極度の神経症に悩まされ、ホテルにこもり、電話で外に指示をしながら過ごすようになったといわれる。チャーリーは、ヒューズの晩年に例えられたのであろう。ドラマのチャーリーは、決して神経症ではなく、むしろ明るいプレイボーイなのだが。
それから、70年代といえば、ディスコだが、このドラマにも、エンジェルがディスコを踊るシーンがしばしば登場する。今は、「クラブ」と呼ばれている場所だ。

購入したDVD版だが、面白いことに気付かされた。これは、70年代当時、アメリカで放送されたものをそのまま収めたノーカット版だが、日本でカットされた場面は、新たに吹き替えを入れている。当時の声優さんも年をとり、声がどんよりしている場面があるが、そこがカットされた場面だと分かる。驚いたのは、エンジェルのリーダー役だったケイト・ジャクソン扮するサブリナに、離婚歴があるということだった。サブリナの元夫が出てくるのだが、お互い夫婦と分かる場面はカットされ、それ以外では元同僚だっという風に吹きかえられていた。
おそらく、その当時の日本では、離婚歴のある女性というのは、明るく快活なエンジェルのイメージに合わないから、省いたのであろう。

映画版のチャーリーズエンジェルでは、昔の番組の場面が多く用いられている。悪役がエンジェルたちを利用して、仇であるボスのチャーリーを仕留めるというストーリーも、昔の番組にあった内容だった。映画版のエンジェルは、はっきりいって美人とはいえない。やっぱり、昔のテレビ番組の方が好きだ。

ところで、80年代前半、チャーリーズエンジェルの放映が終わった時期だと思うが、日本の人気アニメ「キャッツアイ」が放送されたが、私は、はっきりいってこれは、チャーリーズエンジェルの真似だと思う。3人の美人姉妹は、まさに3人のエンジェルたち。そして、彼女たちが探し求める行方不明の父親は、謎のボス、チャーリーだ。ついでもって、山形の蔵王スキー場を舞台にした回で、夜のスキー場で松明を持ちながらスキー隊がスロープを下る場面、チャリ・エンでコロラド有数のスキー場ヴェールを舞台にした回にも、そっくりの場面があったのを覚えている。

何をさておき、チャーリーズ・エンジェルは、私にとっては、青春だ。そして、私が生まれて初めて知ったアメリカというものだろう。そして、エレガントで自立したアメリカ女性を思わせる最初のイメージだったかと思う。
by masagata2004 | 2004-11-22 11:43 | 映画ドラマ評論 | Trackback(2) | Comments(0)

LOVERS の感想

映画・ドラマ

昨日は、映画の日だったので、1000円で最近話題の映画「LOVERS」を見てきました。

なかなかいい映画でした。ストーリー展開もまずまず。ただ、金城武は、ミスキャストかなっと思いましたね。ストーリーもさることながら、全編を通して、映像が美しかったことが印象に残りましたね。幻想的で、色彩にあふれ、一コマ一コマを大事にしている感じがしました。

最近、韓国や中国の映画や俳優たちがもてはやされていますが、彼らには、日本人の俳優にはない魅力というのを感じます。何と言うか、演技力が決定的に違い、また、個性が強いのです。

日本人は、ある意味、退化していっているのではと最近思うことがあります。それも、ひどく脆く、根の暗い民族へと変質していっているような気がしてなりません。国の活力というのは、その国の人間によって沸き起こるものですが、この国の人々は、ひどく疲れていて、寛容さを失い、常に欲求不満で、他人を思いやる心、自分を見つめる余裕を失っているように見えてなりません。

日本映画やドラマが、つまらないと感じ、韓国や中国の映画に人気が集まるわけは、それなんでしょう。
by masagata2004 | 2004-09-02 12:52 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)


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