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映画「小さき声のカノン」 あれから6年

大地震と大津波と原発事故が東北地方で起こった311から6年目。東京は千代田区のアーツ千代田で上映されたドキュメンタリー映画「小さき声のカノン」を観た。その1週間前に、私は、福島県の伊達市と飯舘村を訪ねている。

映画は主に、福島で子供と一緒に暮らすお母さん達の苦悩に焦点をあて、1986年に大事故を起こしたチェルノブイリ原発事故により被害を被ったベラルーシの人々との対比を醸し出している。驚くことに、そのベラルーシの放射染被害対策を策定したのは日本の医師や団体によるものだったという。

規模は違うが、子供への影響の深刻さは、そんなに変わらないということを思い知らされる。特に、子供の体力に著しい変化がみられると応える人々のインタビュー場面で、ぞっとする思いをさせられる。チェルノブイリでは、当時子供だった人たちが大人として成長するまでに何度も骨折を経験するなど、肉体の弱体化が指摘されていた。また、原発事故後に生まれた人々にも健康障害は多発しているという。

ちなみに、福島では、事項当時18歳以下だった子供達の検査で、通常の数十倍を超える甲状腺癌の症状がみられており、明らかにチェルノブイリと重なる。

映画を製作した鎌仲ひとみさんとも、お話をして、私が伊達市や飯舘村を前の週に訪ねたことを話すと、服は洗濯をしたか、ときかれた。線量は高くなくとも、土壌汚染の心配があるからだという。



さて、私の伊達市と飯舘村の訪問記について述べると、


続き
by masagata2004 | 2017-03-14 11:09 | 環境問題を考える | Trackback | Comments(0)

映画「シン・ゴジラ」 さよなら、アメリカ

『シン・ゴジラ』に不満の花田紀凱編集長

私にとっては、怖くもかわいくもあるゴジラ。ある種のキャラとしてゴジラを観ている。
フルCGということで、どんなものかと思い、暇つぶしに観にいった。評価は、まあまあ。

今回の最新の映画は、ハリウッド版のゴジラに影響を受けたものだと思える。特に、原発と関連づけたところがそうだ。ゴジラは福島第一の危機を、そのままゴジラにしたような感がある。

そういえば、30年ぐらい前に観た沢口靖子が出演していたゴジラでは、ゴジラが浜岡原発に上陸して原子炉をとって、放射能を吸うシーンがあったので原発批判が盛り込まれていると思ったのだが、今回はリアルな原発事故がモチーフ。まるで、この映画のためにあの事故が起こったと思えるほど。

因みにCGを使っているだけあって、30年前に観たものとは映像の迫力が断然違う。模型だと模型と分かってしまうよね。

もう一つ気になったのは、米軍の存在。映画の中では「我々は彼の国の属国」「相変わらず押しつけがましい」「残留物を勝手に持ち去った」と不満を述べるシーンがたらたら。ただ、米軍が協力したりして、「さすが米軍だな」というシーンも。だけど、所詮は、彼らの利益のために動いているに過ぎないと分からせられる。

映画の中では、女性防衛大臣が「米軍は前には出ません。支援する立場です」と発言する。これは日米防衛ガイドラインに規定されていること。日本には、防衛のprimary responsibility(主要なる責任がある)と決まっている。外務省は「主体的に行動する」と意図的な誤訳をしているが、アメリカは、つまりのところ日本の防衛義務は負っていない。日米安保条約も、あくまで、有事の時点で大統領と議会が承認した場合にのみ、防衛行動にでるとなっている。
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原発事故の後に「トモダチ作戦」が繰り広げられたが、あれもしっかり費用を請求された。もっとも、米軍の援助がなければどうにかなっていたかというわけでもない。災害援助なのだから、自衛隊で十分できたことだし、そうでなければならない。

悲しいことに、この作戦に参加した原子力空母ロナルド・レーガンの乗組員は強い放射能を浴びて、ひどい健康被害に悩まされながらも、日米両政府から補償を受けられることなく、東電を訴えているとか。アメリカは自国民さえも、大切にできないという悲しい事態。

アメリカは傲慢だが、今や超大国ではない。GDPの世界比率は、全体の16%程度。もう世界を押さえられる力はなく。国内では貧富の差が拡大。だから、トランプが大統領になりそうな事態を招いている。

私の勝手な解釈だが、この映画は「日本人よ、危機は自分で対処せよ。アメリカはあてにならないよ」という意味が込められているように思える。

だからこそ、沖縄に彼らのために新基地作ってやるような愚行は止めなければいけない
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写真は、沖縄県東村高江の海兵隊北部訓練場メインゲートの前で新ヘリパッド建設に抗議する人々の様子。(2016年7月2日)
その後、東京の新宿でも抗議デモが開催された。
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この問題に関しては、やんばる東村 高江の現状 をご覧ください。現在、とても深刻な事態に。多くの人の協力が必要!!
by masagata2004 | 2016-08-18 15:57 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)

スマホで考える文明の限界点

数か月前だが、5年以上も使い続けたコンパクト式の携帯電話をやめ、最新のスマートフォンに切り換えた。周囲では、それが主流で、若い人は全員といっていいほどスマホを使っており、携帯電話は年輩の人しか使っていない時代になってしまった。
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タッチ画面で操作するし、電池もなくなりやすいと聞いていたので、ずっと渋っていたが、携帯電話が古くなり機能が低下、買い替えするならとスマホにしたが、意外にも早く使い慣れるようになった。これまでにない機能が加わりパソコン感覚で、様々な操作ができるようになった。それはそれで大したものだが、そのことで最近、考えるようになったことがある。

それは、これ以上、こんな便利なものを求めていいのかということだ。いつまでもハイテクを崇拝し、次から次へと新しいものを買い求めていく生活をし続けていいのかということ。というよりか、そんな生活がこれ以上続くのであろうか。いずれは限界に来てしまうのではなかろうか。

3年前に起こった原発事故。その時から、そういうことを真剣に考えるようになった。電気がどこでも当たり前のように使える時代がいつまで続くのか。電力不足で町中が暗くなった時、考えるようになった。

考えてみれば、人々が電気を日常的に使うようになったのは、1世紀前ぐらいのこと。人類の歴史の中ではほんの末端でしかない。なのに、電気なしには文明社会そのものが成り立たなくなるほど依存するようになってしまっている。

だが、その電気は実をいうと、簡単につくれるものではない。ほとんどは石油、石炭、天然ガス、ウランなどの地中に埋まる限られた量の天然資源を燃やしたり、核分裂反応で起こしている。実をいうとこの先、1世紀も供給が持たない希少資源でもある。だが、その資源は燃やせば、地球温暖化による急激な気候変動、核分裂は放射能漏れによる被害と半永久的に管理しなければならない核廃棄物というとんでもない副産物を産む。

風力、太陽光は再生可能エネルギーとして新たな発電手段と目されているが、量は比較するとずっと少なく、また、これらの発電機器を製造するのに資源が必要であるので、大した足しにはならない。

結局のところ、いつか、今よりもはるかに低い消費電力で生きていかなければならない日々が来ることになるのだ。ならばどうすればいいか。

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by masagata2004 | 2014-03-25 22:45 | ライフ・スタイル | Trackback | Comments(0)

映画「ママの約束」 アートで反原発

ネット上のバッシングと 増山の映画に込めた思い

3月21日、東京のJR水道橋駅近くのたんぽぽ舎で「ママの約束」という映画を鑑賞した。ジャーナリスト兼アーチストの二児の母である増山麗奈が311後、福島、ドイツ、インドを取材して撮ってきた映像をまとめドキュメンタリー化したものだ。本人も上映会場に参加して、上映の後、トークを繰り広げた。写真右の女性が増山麗奈女史。
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脱原発活動家でも増山女史は、福島の原発事故以後、自分の娘のことが心配で、東京から大阪に引っ越したという。その後、アーチストを専業していたのを原発について取材するためジャーナリストも兼ねて活動するようになったという。

映画では、脱原発を決定したドイツの経緯や代替となる再生可能エネルギーについての政策が分かりやすく説明されていた。風力発電を担う市民電力会社に投資する銀行について「大手銀行にお金を預けると原発に使われるが、ここなら風力発電に融資されることが分かっていい」という意見が面白かった。

また、日本が原発技術を輸出しようと考えているインドでは、彼女自身も一員となって参加したインドの人々と絵を描いて交流するボーンフリーアートの様子を撮影。上映後のトークでは思わぬ経緯を聞かされた。

脱原発の活動や取材目的で、インドへの入国ビザを申請しても認められないので、アーチストとしてビザを申請して入国したという。アーチストとして、インドの人々と絵を描きながら、脱原発を訴える形で活動をして、結果、現地のメディアに大きく取り上げられ脱原発に貢献できたように思うと。

実にCleverだ、と思った。増山女史の手法は世の中を変える原動力になっているのは確かだろうと思った。今後の活躍に期待をしたい。
by masagata2004 | 2014-03-22 09:45 | アート | Trackback | Comments(0)

この画像をみるのが怖い

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4号基燃料取り出し。無事を祈る。
by masagata2004 | 2013-11-19 14:16 | 風景写真&動画集 | Trackback | Comments(0)

映画「希望の国」 再稼働は許さない

311から2年も経っていないのに、福島原発事故をモデルにした映画などつくっていいものなのかと、当初、この映画について聞いた時思ったが、DVDをレンタルして観てみると、納得のいく内容だった。

映画で表されている内容は、原発事故直後に起こったことをそのままドラマのエピソードにしている。避難区域設定で分断されるコミュニティ。被災者への偏見。放射能の恐怖と日々過ごすこと。

そして、まだ、このことは終わっていない。今も続いている。

なのに、政府と原子力ムラは再稼働に向けてまっしぐらだ。

そんなのとんでもないと思わされる。なんたって、これはフィクションではなく、すでに起こったことなのだから。これはいわばドキュメンタリー映画だ。

日本中、いや世界中の誰もが、この映画を観るべきだ。

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by masagata2004 | 2013-06-30 20:07 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)

独映画「シェーナウの想い」 ドイツはすごい

先日、都内のあるところで、「シェーナウの想い」というドイツのドキュメンタリー映画の観賞会に参加した。

1986年のチェルノブイリ原発事故により、原発の危険性を思い知った南ドイツの小さな町シェーナウの人々が、自分たちの市民電力会社の設立を成し遂げるまでを追ったドキュメンタリー。

最初に、独占電力供給会社からの電力供給を拒否。その後、自分たちの電力会社の設立。次に電力会社から電力網を買うための寄付金集めと、ほぼ3段階で市民運動が繰り広げられてきた。

その度に、財力に物言わせる電力会社や市民電力なんて非現実的と揶揄する反対派住民との壮絶なバトルがあり、しっくはっくしてきた。

だが、住民は成し遂げ、今では、立派なオフィスを構える電力会社を経営するほどに。

そこで見られるのは、議論を恐れない、対立を恐れない市民運動家の姿だ。

ざっくばらんと対話する。体当たりで議論する。また、お上がいうからと従順に従わず、自分達でしっかりと考え、結論を出す。まあ、ドイツ人らしいというか。

だけど、同じことが日本でもできないことはない。日本でも原発の住民投票運動は実際にあり、それで原発の誘致を住民で拒否したという例(新潟県)はある。

賛成か、反対か、できるか、できないか、結果どうなるかを、ただ案じていても仕方ない。とりあえず、真実を白日の元にして、その上で議論、そのうえで、納得というプロセスが大事なのだなあと思う。

とってもオススメな映画。原発問題とは別に、学べることが多い。

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by masagata2004 | 2013-06-02 13:16 | 映画ドラマ評論 | Trackback | Comments(0)

本物の芸者と遊んだぞ

やっと初体験をした。映画やテレビでしか知らなかった芸者の世界を生で体験できた。

とはいっても、単なるツアーに参加したまでで、私のような庶民でも手の出るようなもの。

20人程度のお客を相手に向島のお茶屋のお座敷にて、昼食懐石と芸者のパフォーマンスとおもてなしを堪能。
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3人いて、一人は熟年のお婆さん芸者、一人は中年の芸者、もう一人は半玉といわれる見習いの若い芸者。

お酒を飲むときは、仲居さんではなく、芸者さんが必ずお酌をつぐ。そして、そばでいろいろなお話をする。実に話し方がうまい。特に熟年の芸者さんは。

その後は音楽の演奏、そして、踊り。そして、お客さんと遊びを。遊びは屏風を舞台に立てて、そこで体を使ったじゃんけん。わけわからなかったけど。
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私は着物を着ていたので、特に注目を浴びた。考えてみれば、芸者と遊ぶなんていうのは、誰もが着物を着ていた時代から。なので、自分が一番の正統派だったような。
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芸者と遊ぶというと、水商売の艶めかしさを連想する人もいるが、私にとっては、未知であり、日本人としての伝統であり、ヘリテージ(遺産)であり、誇りである。ある意味、仏閣を訪ねるような気分であった。なので、とっても高尚な気分になった。

今度は芸者の男版、幇間のお座敷をトライしていみたいと思う。

ちなみに、芸者のお座敷の後は浅草寺の庭園を楽しんだ。芸者と同じく美しき高尚なる世界。日本人よ、目覚めよ。そんな高尚な世界があることを。安易さや、効率のいいものを追い求めすぎ、身の回りを味気ない世界に変えてしまってはいないか。
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ついでにそんな美しき世界を持つ日本に原発は、ほとほといらないと痛感した。芸者の白塗りは電気のない時代に暗いお座敷で顔を際立たせる役割があった。そう、原発も電気もない時代から存在した日本の文化だ。まだまだ続いているのだから、大事にしないと。

どうして、みんな気付かないんだ!
by masagata2004 | 2013-04-20 21:55 | アート | Trackback | Comments(0)

無駄な電力を使いやがって


こういうのが温暖化と原発事故の原因となった。311を忘れるな! 我々は生き方を変えるべきだ。
by masagata2004 | 2013-03-09 19:39 | 環境問題を考える | Trackback | Comments(0)

かえって近付きたくなる

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のが人間の心理。
by masagata2004 | 2013-02-17 13:29 | 風景写真&動画集 | Trackback | Comments(0)


人生は常に進歩していかなければならない


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