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もはや情熱に駆られる時代ではないのかもしれない

警告!独裁国家並みの改憲ファシズムがやって来る!!

いっそのこと、無関心でただ自分や身の回りさえよければいいという生き方を選ぶべきかも。

考えてみれば、テレビや映画、旅行なんかを楽しむだけの人生もいいかも。

世の中には、いろいろな問題が渦巻いており、無関心でいるのはよくないと指摘されるのだが、でも、無関心でいるのが楽に思える。

それに、反権力で戦うこと自体、結局のところ、それこそ、ただ踊らされているだけのように思える。

そんなこと言っていると、情熱のジャーナリスト・シバレイに「気が付いたら、あんたもひどい目に遭うよ」と言われそうだが、でも、もういい、疲れた。

なんか娯楽映画でも見て、酒でも飲んで寝るか。でも、勝ち馬に乗って変な体制に付き従うのもやだけどね。でも、所詮は、無力な民に過ぎない。どうせ体制に呑まれることだろうよ。

ちなみ、私は今度の法案には大反対だけど、9条改正には賛成。前原案支持するよ。だけど、それでも、今すぐは駄目。まずは、イラクの自衛隊を撤退させることが先。
by masagata2004 | 2005-09-22 22:12 | 時事トピック | Trackback | Comments(11)
Commented by 亭主あるいはあしB at 2005-09-22 22:52 x
僕はマサガタさんの直観で良いと思ってます。
自分の身の回りさえよければいいんじゃないんですか?

自分に何かが起こった時には、いずれにしても闘わなくてはいけないんですから。

でも、そういう自分から離れた空理空論に踊ってしまう人が多くいるのが問題をつくってるんだと思います。

9条の改正のどこが自分の身の回りのことと絡んでるのか、そこからじゃダメですかね?
Commented by かかし at 2005-09-23 11:54 x
マサガタさん

戦前、日本共産党が壊滅した昭和8年、9年ごろ、プロレタリア文学運動に挫折したグループの中から生まれた『日本浪漫派』という雑誌(とくに保田与重郎)が、社会改良運動に幻滅し、疎外感を感じていた当時の若者の「なにか面白い事はないか」という気分を捉え、耽美的愛郷主義を鼓吹して国民を戦争協力に糾合するために無視できないほど主導的な役割を担った。橋川文三『日本浪漫派批判序説』は、戦前・戦中にかけて日本浪漫派にいかれた自己に対する内省を通じて、日本ファシズムの土壌となった「非常時」心理・言語空間の異常性を、一種の普遍的なケーススタディとして分析したものだ。

「もはや情熱に駆られる時代ではないのかもしれない・・・」というタイトルは、そのような視点に立つ私にとって不気味に響く。その心理は、まさに私の興味するものであり、それに抗う言葉と行動を志向したいと考えているからだ。

イラク派兵中止を訴えつつ、海外派兵の違憲性の根拠である9条2項を否定することの矛盾が、私にはよく理解できないのだが。9条に海外派兵を認めないとする改正案を提案するつもりは無いのだろうか?
Commented by masagata2004 at 2005-09-23 13:24
かかしさん、あしBさん

9条改正は現実論として必要です。要は改正しても不要な派兵に歯止めがかけられる民主主義が機能する社会をつくっていくことが大事なのでは。今回の選挙結果では、そんな民主主義がないことが実証されました。ただ平和を願うため9条改正を拒み、9条が改正されても文民統制のきく民主主義の確立に失敗した左翼の人たちの責任も否定できません。
Commented by かかし at 2005-09-23 13:49 x

マサガタさんの話を聞いていると、悪いのは全て左翼だと言わんばかりだ。あなただって少なくとも旧軍の戦争責任を問う立場としては、左翼じゃなかったのか。「ただ平和を願う」というが、単なる気分ではなく、行動倫理としてそれを個人が続ける事の困難さを、あなたは理解しようとしない。あなたの目指す改憲して文民統制を強化するという提案は、現実を見据えていない。

あなたはことさら「現実」を振りかざすけれども、現実には日本国憲法下ですら自衛隊の海外派兵政策が強化され、今のまま改憲を通してしまえば、侵略戦争を裁判所に告発することすらできなくなる。「良識ある改憲派」ならば、いまやるべきことは護憲派への批判ではなく、改憲の為の右翼批判であるべきだろう。それが、現実的に見て派兵に歯止めをかけられる民主主義を構築する道だと、私は思うのだが。
Commented by あしB at 2005-09-24 15:47 x
マサガタさん

僕は「改正しても不要な派兵に歯止めがかけられる民主主義が機能する社会をつくっていく」という理想論には賛成です。
しかし、マサガタさん、ではなぜ憲法がいるんでしょう?

それはやはり人間が間違いやすい存在だからではないですか?
アメリカ建国の父たち(フェデラリスツを指してます)は、そのことに本当に自覚的であったように思います。一時の熱狂で政府が危険な方向へ向かわないように、権力の分立および相互抑制を組み込み、特に歴史的に阻害される可能性の高かった権利のカタログ化がなされています。

(つづく)
Commented by あしB at 2005-09-24 15:48 x
(つづき)

マサガタさんの言い方は、憲法が必要じゃない、あるいは、政治的な宣言であって実体的な価値を持っていないと言っているようにも聞こえます。
しかし、実際に人権を侵害されたときに頼るのは憲法じゃないでしょうか?
憲法の目的は「人権の保障」であるはずです。そして、そのために、歴史的に最もそれを阻害してきた政府に対して多くの義務・制約が課されている。
それを取り外そうとする行為が政府によってなされようとしているときには、ものを知っている人間はなかなかYESとは言えんでしょう。

ここまでは僕の意見です。

しかし、実はそれよりも、なんで改正が必要と考えているか教えて欲しいんです。実は、そういう貴重な意見の根拠を知っておきたいんです。
Commented by masagata2004 at 2005-09-24 16:14
一概に改正するといっても、9条の1項は残しますし、2項はあくまで自衛権としての武力の行使に限定し侵略やそれに加担する目的には使わないようにします。

今のように自衛隊は軍隊ではないという詭弁では、自衛隊は憲法の制約を受けない存在ともいえ、それこそが危険です。だからといって、現実の国際情勢をふまえて自衛隊を廃止することも出来ません。憲法は、時代によって変えるべきところは変えるべきです。その方が分かりやすく文民統制もしやすいのでは、そういう意味で改正に賛成だったりします。

とりあえずは自衛隊がイラクから撤退した後で。
Commented by あしB at 2005-09-24 18:35 x
マサガタさん、
ご回答ありがとうございます。
コメントしたいことはたくさんですが、とにかく、ありがとう。
また、話しに来ます。
Commented by かかし at 2005-09-25 14:45 x
「他国は軍隊をもってるんだし、自衛隊は軍事力を有しているじゃないか。だから現実にあわせなきゃ」という発想がある。だが、軍を持つと言った以上は、私は9条1項を保持する資格はないと思う。なぜなら、戦争放棄は、自国の戦力、制度化された暴力組織としての軍の放棄なくしてありえないからだ。わたしには、その「わかりにくさ」に頬かむりしながら「わかりやすさ」をアピールする改憲論者は、やはり擬似平和主義者だとしか思えない。

今の日本は、「わかりやすい」ことを欲する気分が席巻しているように見える。しかし、私は今の日本の言語空間が、他者を絶対的に信頼せず、その一方で「共感」(というより同感とでもいおうか、連帯なき情動の一致)を求めているところに、ある種の自閉性(世界に通用しない非論理性)を認める。そこにあるのは、他者あるいは世界に対する「わからなさ」を、あたかも身内意識的な「わかりやすい」ものに作り変えようとする俗な意識の現れだと思う。
Commented by かかし at 2005-09-25 14:46 x
自衛隊を擬似的軍隊組織として温存してきたのは、戦後体制の妥協的な知恵であった事はたしかだ。しかし、私は現状において、自衛隊を国軍とすることは反対だ。わたしは、あなたにバカにされても、非武装中立論を、いまあえて主張したい。そのキーワードは、「国家による安全保障の独占体制を突き崩す」こと。市民一人一人が、自らの責任の負える範囲内で、他者・他国の人々と敵対しない関係を構築していく事が、結局は戦争の抑止につながるという「虚妄」に賭けたい。私は、国家のみに自分の運命を委ねず、「諸国民の信義と公正とに信頼」を置く、憲法の精神を継承すべきだと考えている。
Commented by masagata2004 at 2005-09-25 15:59
そういう理想論が、敗戦総括をしない逃げの姿勢を生んだと私は考えます。

まあ1項で十分歯止めはかけられるんですから、2項で自衛権を明記したところで問題ないのでは。仰るとおり、現実論で言えば1項も変えないといけませんけど、それは別の意味で非現実的ですよね。


私の体験記、意見、評論、人生観などについて書きます


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