映画「フライトプラン」 映画館で観たかった
ヤフーの映画評論なんて信用ならんと言うことですかね。
酷評が多くて、金損したくないという思いから見に行くのを渋ったけど。
DVDで借りてみたけど、面白かった。確か前売り券が売り切れてたんだよね。
実は、それなりに見応えがあったんだ。
ストーリーは、夫を亡くしたジュディ・フォスター扮する航空機のエンジニアが、娘を連れてベルリンからニューヨークへ飛ぶが、機内で行方不明に。機内では、誰も娘は見てないと、その上、娘はすでに死んだと言われ、誘拐されたと思った彼女は機内を混乱させてまで捜索をする。
この映画で一番大事なポイントは、人は他人のことなど気になどかけていないということ。
たくさんいろんな人が集まるところにいれば、案外、無関心度が高まるもので、これが飛行機のような狭い空間に大人数が集まる状況では、さらに高まる。というよりか、世の中全体がそんなもんだということ。群集心理のおそろしさというのか。
最後に、乗客の子供が「だから女の子を見たと言ったでしょう」という台詞が、仮に誰かが見ていても気のせいだと思われる社会の矛盾を表している。
人は、信じたいことを信じてしまう。本当のことを本当だと言っても、信じて貰えないからこそ、本当のことを言えない。
個人的に私はアポロの月面着陸は捏造だと思っているが、人前で堂々と力説しない理由と同じ(冗談)。
ヤフーの酷評の中で矛盾点を挙げる人が多かったが、説明はそれなりにつくと思う。
乗客が誰も女の子を見ていなかったというのは、上記で説明したとおり。また、悪役が金を手に入れるために、そこまで手の込んだことをする必要があるのかとかいうのも、まあ、強引といえばそうだが、逆にいえば、それだけ手の込んだことをしないと大金は手に入らずということ。
ただ、ストーリーよりも、この映画の特徴は、注目の大型機を見せること。何でも、乗務員組合からボイコットを受けたほど、内部の詳細がそっくりだというのだ。
ただ、DVDで初めて見たものにとっては、映画館の大画面で臨場感を味わいながら見れなかったことが悔やまれてならない。2度も見たいとは思わないから、映画館で最初に見たかった。特に、私は飛行機の旅は、それなりに迫ってくるものがあるから共感できたりする。ただ、飛行機は嫌いだけど。嫌いなら、尚のこと、臨場感が伝わってくる映画だと思う。
それから、最後のシーンで、主人公の女性が、ハイジャック犯呼ばわりしたアラブ人に謝らなかったことは、そのアラブ人も彼女を突き飛ばしたりしたんだから、あいこじゃないかなと結論づけられる。これも、最近の状勢を色濃く反映している。
最近、映画館に行って、落胆させられることが多くて、逆に見なかったことを後悔させられた映画だった。
只今、酷評の「ダヴィンチ・コード」を見に行こうかな。
6月8日追記
ジュディ・フォスターも言っていた通り、これはヒッチコックの名作「バルカン超特急」からネタを貰っています。バルカン超特急は列車が舞台でしたが、こちらは最新鋭の飛行機、時代を感じさせます。 その映画をネットで見ましたので驚き、窓ガラスの曇りの上の手書きの跡などそっくり。ただどちらも設定が強引でしたよね。楽しめたけど。
酷評が多くて、金損したくないという思いから見に行くのを渋ったけど。
DVDで借りてみたけど、面白かった。確か前売り券が売り切れてたんだよね。
実は、それなりに見応えがあったんだ。
ストーリーは、夫を亡くしたジュディ・フォスター扮する航空機のエンジニアが、娘を連れてベルリンからニューヨークへ飛ぶが、機内で行方不明に。機内では、誰も娘は見てないと、その上、娘はすでに死んだと言われ、誘拐されたと思った彼女は機内を混乱させてまで捜索をする。
この映画で一番大事なポイントは、人は他人のことなど気になどかけていないということ。
たくさんいろんな人が集まるところにいれば、案外、無関心度が高まるもので、これが飛行機のような狭い空間に大人数が集まる状況では、さらに高まる。というよりか、世の中全体がそんなもんだということ。群集心理のおそろしさというのか。
最後に、乗客の子供が「だから女の子を見たと言ったでしょう」という台詞が、仮に誰かが見ていても気のせいだと思われる社会の矛盾を表している。
人は、信じたいことを信じてしまう。本当のことを本当だと言っても、信じて貰えないからこそ、本当のことを言えない。
個人的に私はアポロの月面着陸は捏造だと思っているが、人前で堂々と力説しない理由と同じ(冗談)。
ヤフーの酷評の中で矛盾点を挙げる人が多かったが、説明はそれなりにつくと思う。
乗客が誰も女の子を見ていなかったというのは、上記で説明したとおり。また、悪役が金を手に入れるために、そこまで手の込んだことをする必要があるのかとかいうのも、まあ、強引といえばそうだが、逆にいえば、それだけ手の込んだことをしないと大金は手に入らずということ。
ただ、ストーリーよりも、この映画の特徴は、注目の大型機を見せること。何でも、乗務員組合からボイコットを受けたほど、内部の詳細がそっくりだというのだ。
ただ、DVDで初めて見たものにとっては、映画館の大画面で臨場感を味わいながら見れなかったことが悔やまれてならない。2度も見たいとは思わないから、映画館で最初に見たかった。特に、私は飛行機の旅は、それなりに迫ってくるものがあるから共感できたりする。ただ、飛行機は嫌いだけど。嫌いなら、尚のこと、臨場感が伝わってくる映画だと思う。
それから、最後のシーンで、主人公の女性が、ハイジャック犯呼ばわりしたアラブ人に謝らなかったことは、そのアラブ人も彼女を突き飛ばしたりしたんだから、あいこじゃないかなと結論づけられる。これも、最近の状勢を色濃く反映している。
最近、映画館に行って、落胆させられることが多くて、逆に見なかったことを後悔させられた映画だった。
只今、酷評の「ダヴィンチ・コード」を見に行こうかな。
6月8日追記
ジュディ・フォスターも言っていた通り、これはヒッチコックの名作「バルカン超特急」からネタを貰っています。バルカン超特急は列車が舞台でしたが、こちらは最新鋭の飛行機、時代を感じさせます。 その映画をネットで見ましたので驚き、窓ガラスの曇りの上の手書きの跡などそっくり。ただどちらも設定が強引でしたよね。楽しめたけど。
by masagata2004
| 2006-05-24 00:04
| 映画ドラマ評論
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