米大卒、通訳・翻訳者、観光ガイド、プチ市民活動家のブログ
2024-03-11T19:16:16+09:00
masagata2004
私の体験記、意見、評論、人生観などについて書きます
Excite Blog
マッチポンプ映画「バービー」 さよなら、フェミニズム、さよなら、アメリカ
http://masagata.exblog.jp/33713260/
2024-03-11T18:57:00+09:00
2024-03-11T19:16:16+09:00
2024-03-11T18:57:19+09:00
masagata2004
映画ドラマ評論
人形の世界のバービーがある日、悲嘆にくれ人形らしさを失ったことに気付き、その原因を探るべく人間界に降り立つ、そして、フェミニズムとか語る。
一部のフェミニスト系の女性が高い評価をしていたから気になって観たけど、結局のところ、アメリカの偽善を集約した内容で映画自体もそれを認めているものの、でも各場面に見られるわざとらしいポリコレには嫌気が指してくる。
日本ではリカちゃんのせいでバービーは人気がないが、アメリカでは人気のキャラクターで馴染の人形を俳優が演じたことがうけたのだと思うが、まず、主人公は白人の金髪女性でボーイフレンドも金髪の白人というところがいかにもアメリカであるが、そんな批判を交わすためか、やたらと有色人種のキャラが多く出る。でも、肝心のところは白人といういかにもトランプ王国アメリカらしい。なんでも90年代から有色人種などの多彩なキャラを出し始めたが元々は白人の理想形のようなキャラクターがバービーの元祖。
でもって、女の子の憧れで、女性でもなんでもなれるということがメッセージになっているが、
ここからネタバレ
映画の中でハイヒールに合うつま先が立った足をヒールを脱いでも保つことは、まさにフェミニストが唱えるハイヒール現代版纏足をそのまま体現していて、むしろ時代に逆行しているように思えた。
人形世界がマッチョな男性社会に支配されるところから人形たちが解放されていくのだが、それはフェミニストが唱える女性の理想形に洗脳されていたと気付くことで解決の道が提示され彼女らは解放されるのだが、どうも強引に思える。
そもそもバービーこそが、そんな女らしさを植え付けてきたのであって、どの人形も拒食症と思える激やせで、実際、バービーを理想形と思い拒食症で亡くなる危険性が警鐘されていたこともある。
人形遊びで外見のよさこそ女性(男性も多少)が評価される基準だといういわゆる「ルッキズム」の弊害にもバービーは大きく関与してきた。
そもそも真のフェミニズムとかいうなら、こんな奇形人形商品をなくす運動からすべきだろう。
製造元が反省しました、別の思想やデザインを植えこみましたとか唱えても、根本的なコンセプトが諸悪の根源なんだから。
フェミニズムとかいいながら、なんかあまり女性達も変わっていないのかと奇妙な切なさを感じる。
所詮、男女は違う。フェミニズムとかいいながら、女性は男性よりもはるかに外見に気をかけ、それを女の特権としている。それはそれでいいのだけど自ら型にはめ、その窮屈さを男社会のせいにして解放だといいながらも、でも女性らしさを捨てきれないという変な循環を繰り返しているように思える。ただ、昔の締め付けが酷かったのに比べマシにしたかったんだけど、相も変わらずお洒落には夢中で金持ちと結婚したらトランプ夫人のように有閑マダムでいたいと思うし、よってセクハラ訴訟で賠償金を請求されるトランプのような男性に惹かれる女性は未だ多い。だからトランプは復権する可能性が高い。バイデンは同じムジナでありながら単にやさしい男のふりをしていることが見透かされているから。
アメリカでは女性議員が妊娠中絶の権利を制約する法案を支持することがあるから、実際、フェミニズムの最先端をいっているわけではない。フランスなんかでは憲法の中絶の権利が盛り込まれるのだから古い欧州の方が進んでいるということでもある。
でも、アメリカはバービーのようなものをなくせないのだろう。なぜなら、バービーこそがアメリカの本質だから。繰り返し自由と民主主義は素晴らしいというアピールを世界中にしながら、現在はガザを爆撃し罪なき民を虐殺するイスラエルを支援するアメリカは批判をかわすためかガザに食料支援もしている。そんなマッチポンプな構図が、そのまま体現されているのが映画「バービー」だ。害毒を発生させて酷くなり過ぎると方針変え開き直る。
考えてみればベトナム、イラクとそんなことが過去から続いていた。
日本では沖縄の米軍基地問題でも同じことがみられる。普天間基地の移設先といわれる辺野古の海兵隊新基地建設は、そもそも軟弱地盤が埋立て予定地にあり完成できっこないこと分かっていながら日本の税金で造らせる。完成しないから普天間基地をずっと使い続けられるからお構いなし。
最近になって沖縄の四軍司令官が「新基地はできっこないし、できても不十分な機能しかないから普天間使い続けるよ」と示唆してきた。もっと早く言っていれば自然破壊は止められたのに今更そんなこと言うなんていかにもマッチポンプだ。
若いころ、留学なんかでアメリカには大いにお世話になったが、今やもうアメリカというものが胡散臭いものとしかみえて仕方ない。実際、そうだったのだなと思い知らされる今日この頃。
今後、アメリカとは割り切ってお付き合いしていこうと思う。
]]>
漫画「エースをねらえ」と統一教会
http://masagata.exblog.jp/33638365/
2024-01-15T19:32:00+09:00
2024-01-15T19:44:23+09:00
2024-01-15T19:32:05+09:00
masagata2004
マサガタな日々
だが、最近の事件と共通するテーマがあり、やはりそういうことかと気付いたので書き記してみたい。
漫画の筋は高校一年生でテニス部に入ったばかりの主人公が始めたばかりなのに大会の選手に鬼コーチから抜擢されるところから始まる。まさにそのイベントが読者を惹きつけた展開だったのだ。
その後、主人公は鬼コーチの指導の下、めきめきと実力をつけ周囲も驚く名選手と成長していく。その間にはライバルとの格闘、恋との格闘など、人生における様々な試練を凝縮したドラマを経験していく。
まず現実にはあり得ない展開。さて、どうしてそうなるのか。
それは読者がそんな展開を人生において望んでいるからだ。誰もが控えめなふりをしながら、実は選ばれし者になりたい。そうでありたいという承認欲求を持っている。平凡な自分がまさか凄い才能を秘めていたなんて知ったら嬉しいのだ。そんなことあり得ないと分かっていながらも。
主人公は読者各々の化身であったのだ。
これって、統一教会をはじめとする新興宗教が信者を獲得する手法によく似ている。
かくいう私もそんな宗教団体からの誘いを受けたことがある。
それは漫画ののように「あなたにはあなたが気付かない潜在的な能力がある」と言い放ち、持ち上げ、褒めちぎり、団体に溶け込まれるように心理操作を受けるのだ。
宗教団体に入信するきっかけは人生で躓き落ち込んだ時が多い。そんな時に励ましの言葉を言われると誰でも嬉しくなり、安心して立ち直れると思い込める。
自分はダメだ、と思っていたら「いや、そんなことはない」と言ってくれる人を人は求めるのだ。たとえ、それが口からのでまかせでも構わない。とにかく、絶望から抜け出したいと思っているから。
そこに奴らはつけこむ。
さて、次に進んだところで、当然、思い通りにいかないことにぶち当たる。その時は、檄を飛ばす。漫画にも出てきた台詞に印象的な言葉がある。「負けることを恐れるな。それよりも最善を尽くせず終わることを恐れよ」と。挑戦に戸惑うなということだ。なので、もっと献金をしろと檄を飛ばす。そうすれば必ず報われるから、と信じ込ませる。
そして、試合本番が怖いなら、その分、練習をしろと檄を飛ばす。もっと献金すれば、壺を買えば、事態は改善されるよと言い放つのだ。
信仰をおろそかにして脇見をしそうになったら。例えば恋愛なんかがいい例だが。そんな時は「相手の成長を妨げるような愛し方をするな」と助言をする。頭ごなしに否定すれば人は離れてしまう。だから、そこをうまく説得させるのだ。いかにも貴方を見抜いている。貴方の為になっていると思い込ませるためだ。
この漫画はコーチと選手の師弟愛を強調しているが、それはまるで教祖と信者の関係に似ている。でもって、原作者は宗教家の家に生まれ、この漫画を描いた後は一家の宗教を継ぎ、自らが教祖になったと聞く。
それでなるほどと思った。これはおそらく原作者が宗教家の親から習った信者獲得、教団拡大のノウハウをスポーツに置き換えたものだということだ。
もちろん、それが悪いことではない。だが、スポーツやカウンセリングと違い、宗教には理屈を超える恐怖心を
植え付けられる部分があるので始末が悪い。結果、全財産を奪われ、自殺にまで追い込まれた人を次々と出す結果になり、ついには政治まで支配できる力を持たせてしまった。
結局、貴方はただの人、超能力はない。信じれば救われるというのは幻想でしかない。神や仏がいるか知らないが、いたからといって貴方を特別な存在にしてくれるわけがないのだよ。
まあ、平々凡々に生きていればいい。ただ、人生の落とし穴にはまった時、こういう漫画や宗教は参考になるかもしれない。あくまで心理カウンセリングとして。でも、参考にするだけで、鵜呑みにはしないように。
TVエースをねらえ 第1話 jp old anime - 動画 Dailymotion
]]>
最近気づいたこの世の中に要らないもの
http://masagata.exblog.jp/33560407/
2023-11-30T20:52:00+09:00
2023-11-30T20:52:46+09:00
2023-11-30T20:52:46+09:00
masagata2004
マサガタな日々
芸能界といえば最近騒がれているジャーニーズ事務所による所属タレントへの性被害。
考えてみれば、そんな性被害を受けてまで芸能界で活躍したいのは、それしか能がないからではないか。他に技能があればもっと安定した収入を得られる業界で収入を得ようとする。若者が弱みに付け込まれ、非道なことがまかり通っている業界を肥やしてまで芸を楽しみたいとは思わない。
それに、これからAIを使って自在に俳優や歌手がつくれるようになるのではないか。もう芸能界自体が要らないものになってきている。
最近、金かけて作った映画より、小説や漫画の方が面白いと思うようになった。登場人物を自分なりに想像して、声も想像で充分。勝手に映画化され固定観念植え付けられるのはもう勘弁。
また、フィクションよりも事実がいい。事実は小説よりも奇なり、というように現実に起こったことを知ること、歴史の勉強なんていうのが好きになってきた。むしろ、フィクションは自分の知識や経験を活かして自分で作るのがいいように思えてきている。だから、このブログにもいくつか小説を発表している。
でもって、スポーツ界は、特に東京オリンピック以来、一切関心がなくなった。
スポーツなんて健康のためか、レジャーとして楽しめれば十分ではないか。
あんなに無駄金かけ、見世物のやらせを含めたショーにしなくていい。ドーピングなどでも問題になるように健康増進目的が逆に健康を損なう結果にまでなっている。
その他、要らないものといえば宝石とか高級ワイン、高級車、スポーツカーとか。
目的は人に見せびらかしたり、刺激を楽しむためだけ。虚飾のためにどれだけの無駄が起こり、どれだけ社会や自然環境の破壊を起こしていることか。
世の中、要らないものばかり目につくようになった今日この頃。
]]>
松田優作ドラマ「探偵物語」と映画「尼僧物語」
http://masagata.exblog.jp/33516034/
2023-10-31T21:33:00+09:00
2023-10-31T22:29:54+09:00
2023-10-31T21:33:56+09:00
masagata2004
映画ドラマ評論
松田優作が私立探偵を演じたコメディ風の探偵ドラマだが、1979年放送時の世相が反映されていて、ドラマの内容は別にして興味深かった。
初回のエピソードで、依頼人が名門女子大の修道女という設定。教え子の女子大生が盗んだバッグを持ち主に返して穏便にことを済ませてほしいと依頼する。
印象に残ったのは、修道女が探偵事務所を電話帳で見つけたということ。でも、今や電話帳は廃止されてしまった代物だし、探すといったら今ではインターネットで検索するもの。
次にトルコという風俗店の呼び方、これは今では使われず、確か日本に留学していたトルコ人の学生の訴えによりソープランドと名前が変わったもの。だけどドラマでは看板としても堂々と使われていた。
その他、パソコンやワープロのなかった時代、探偵事務所にはタイプライターが机に置かれていた。
また、公衆電話を使うこと、これはもうスマホに置き換わってしまい、携帯電話を持っていない人など登場人物として現代のドラマではあり得ない。
ただ、ここで依頼人として登場する修道女について語りたいと思う。ドラマの中で、修道女は敬虔なクリスチャンで世俗なことには日々無縁にみえるキャラクターで、コンドームを触っただけで手で十字を切るほどの敏感な反応をする。
それで思い出したのが、同じく久しぶりに観た映画「尼僧物語」だ。以前にも評論を書いたが、改めて見直して語りたくなった。
映画は1959年のアメリカ映画で舞台は第2次大戦時代のベルギー。オードリー・ヘップバーンが主演。名医の子女が修道女の道を歩みところから始まる。家族は彼女の生末が心配でならない。父親はいつでも戻っておいでと言い送り出す。
修道女としてだけでなく看護師として修道院に仕え、念願だったアフリカの病院で働くことになるが、後に修道院の都合でベルギーに戻る。その間、心情を抑え込む修行を続ける生き方に疑問が膨らみ、ベルギーに戻った時には母国がナチスに占領され父と兄が抵抗運動に加わったため処刑された知らせを聞き、自らも抵抗運動に身を捧げるため還俗を決意する。因みに主演のヘップバーンは第二次世界大戦中、ナチスの抵抗運動に加わっていたとか。
分かりやすくいうと、感情を抑えて生きていくことで人間は生きたことになるのかという疑問である。
人間として成長するには、感情に振り回され世俗にもまれて生き抜き、その中で真理を見つけるのが得策ではないかと訴えているような感じがした。
ただ不思議だが、世俗から離れた宗教家の理想とする世界に一時でも身をおくことも重要な気がした。これは禅や茶道にも通じる。
俗世間から離れた世界から俗世間を見れば、そんな俗世間からの真理を見出せるのではないか。さすがに修道士にはなりたくないが体験ぐらいならしてみてもいいかな?
]]>
映画「大空に乾杯」 60年代のフェミニスト映画か?
http://masagata.exblog.jp/33448855/
2023-09-17T18:47:00+09:00
2023-09-17T18:47:41+09:00
2023-09-17T18:47:41+09:00
masagata2004
映画ドラマ評論
最初は、お茶目な若いスチュワーデスの青春ものと捉えられたが、見ているうちに当時の世相を反映し内容が深刻になっていく。
当時のスチュワーデスといえば女性の先端職業とみられていたのか、生き方も先進的でお洒落なマンションに暮らしパーティーや男遊びに明け暮れる女性も出てくるが、主人公の女性は中流のお嬢様で貧しい青年に恋心をいだき財閥の御曹司からのプロポーズを断ってでも一緒になりたいと思うようになる。彼女の両親が愛のない結婚をして自分が生まれた事実を知ると、両親に離婚をするように進言するという思い切った行動を起こす。
当時は戦後20年が経ち、新しい生き方が芽ばえた時代でもあるが、親世代の生き方は結婚において個人の気持ちよりも家柄や経済的なことが重要視されるもの。そのギャップに親子共々悩む。
でも、誰もが家柄とかにこだわらず、自由に恋愛してのびのびと生きていけというメッセージに思える。映画の中では「困難を情熱で打ち砕け」という台詞があった。
この時代が結婚や恋愛観に対しての転換期だったのかもしれない。そういうことが如実に分かる人間ドラマだった。
今では当たり前だが、あの時代を舞台にしているせいか、すごく新鮮にメッセージが伝わる不思議な映画だった。
そのせいかタイトルと内容の間のギャップが大きく感じる。でも、観る価値はあったのでおススメ。
]]>
シティーハンターについて語る
http://masagata.exblog.jp/33410207/
2023-08-28T18:44:00+09:00
2023-08-28T19:18:15+09:00
2023-08-28T18:44:38+09:00
masagata2004
映画ドラマ評論
主人公は特殊な銃の腕前をもつ男で殺された親友の妹をパートナーとして様々な悪党と闘うストーリー。
この作品については、私は特段にいい評価をしていない。原作者の別の作品「キャッツアイ」は好きだったが、これはそれに比べるといびつな感じがする。
生真面目に仕事をこなしながらも色情魔なキャラクターにはどこか無理がある。
また、放送されていた時代80年代を反映してか、同性愛者に対しての偏見とみられる表現もあり素直に楽しめない部分がある。
それに、「キャッツアイ」以上に西洋かぶれなところがあり、そもそも一般人の銃の所持が禁止されている日本を舞台にするよりアメリカのニューヨークなんかの方がイメージとして合致して現実味もダイナミズムを合ったように思う。
「キャッツアイ」と「シティーハンター」には日本人の西洋に対する憧れのようなものが物凄く投影されている感じがする。
もっとも、かつての少女漫画のように彫りの深い白人顔ではなく平たく目鼻形も均等な東洋人顔が基礎となっているところは評価したい。
だけども、西洋ライフスタイル礼賛の時代は自分にとっては終わっている。以前はモダンでお洒落な感じがしたが年をとるにつれ飽き飽きしてきた。
今では全然お洒落にみえない。もちろん、ダサくはないけど。
でももう、お洒落を求める時代は終わったのかも。
]]>
最近好きなCMを2つ紹介
http://masagata.exblog.jp/33278649/
2023-05-29T20:10:00+09:00
2023-05-29T20:10:13+09:00
2023-05-29T20:10:13+09:00
masagata2004
マサガタな日々
ただ、ある種の想像力を掻き立てられるという意味では工夫したものと思うので紹介したい。
一つは出前代行業のCM。
初老でありながら明るく派手目なおばあさんとその子供夫婦と孫が一緒に過ごす家族和気あいあいの場面を映して業者を紹介するCM。
おばあさんは嫁にお母さんと呼ばず、ニックネームで呼んでほしいと頼むところからして斬新な考え方を持つ女性。
こんな場面を連想する。自分の孫か嫁の兄弟や姉妹が同性の恋人を連れてきて、嫁が困惑していると、そのおばあさんは「なぜそんなことでびびっているの。幸せな二人を祝福してやりなさい」と檄を飛ばし、カップルを家族の一員として大歓迎する。というのも、このおばあさん役の女優さんはLGBTイベントに出演したことがあるほどだからぴったりだろう。
次に紹介したいのは美容整形外科のCM。イメージ的には対極にある重い感じの映像が流れる。
往年のミステリー番組の場面をそのテーマ曲を流しながら、それも俳優はその番組に出たこともある俳優を起用して、ある種のバロディとして、場面場面をつなぐというもの。
なぜこんなのが美容整形外科のCMになるのか分からないけど。
ドラマのシーンはアガサ・クリスティの推理小説の場面を思い起こさせる。豪邸で犯人探しをするというよくある場面だ。疑いをもたれる人々の謎の行動、場違いなくらい豪華なドレス、気絶してしまう登場人物。
あり得ないだろう、ワンパターンだ、くだらないといいながら、そういう難癖つけることを楽しんでいた日々を思い出す。
もしかして、これドラマ化してしまうのかな。で、もしかして、そのドラマに出てくる俳優さんが美容整形していたということになるのか。
確かに美容整形するような人が推理小説に出てくるような事件起こすんだろうけど。
この二つのCMは、CM派生のドラマ化を推奨する!
]]>
沖縄2部作を下北沢の劇場で観賞!
http://masagata.exblog.jp/33210183/
2023-04-17T17:49:00+09:00
2023-04-17T18:07:19+09:00
2023-04-17T13:37:25+09:00
masagata2004
演劇評論
1部目は太平洋戦争末期の沖縄で沖縄出身の兵士を激戦の中、除隊させた北海道のアイヌ人の兵士についての物語。当時、アイヌも琉球民族もどちらも日本社会では劣等な民族としての扱いを受け続けてきた。そういうことがテーマだ。 次の2部目は1972年の沖縄の返還前後で起こった事件をモチーフしたドラマ。沖縄にあれくれものの米兵から県民を守るため次々と暴力団が結成され、返還後は本土の暴力団との抗争に巻き込まれていくというストーリー。 評価としては、そういう事実があったのかということを知る意味ではまずまずだったがこぢんまりとした舞台劇に詰め込むにはテーマが大きすぎ内容も複雑でよく呑み込めなかった。 ただ、この舞台劇によって、このこぢんまりとした舞台だからこそできる刺激的な劇を思いついた。それは劇中で男性が下半身をさらす場面があったことから着想した。 タイトルは「マッスルバー Tパック」としたい。 舞台をそういう名のゲイバーにして、様々なことが起こるというもの。 このバーはお客はゲイやバイセクシャルの男ども。皆、年代は様々だが筋肉ムキムキの男たちである。中に入ると皆、着替えてTパックのみの恰好となる。立ち飲みする数台の小さなテーブルで酒を飲みながら好みの相手を待つ。惹かれ合うもの同士が同じテーブルで酒を飲みかわしながら、お互いの体を求めあうと決めたら、舞台階段を上がったところに個室のドアがあるのでそこに入る。ドアの向こうで官能のひと時を楽しむ。 劇中では、マッチョのキン肉マンがTパック一丁の姿となり、お互い惹かれ合ったり追いかけまわしたり、好みでないのが来ると離れたりする。ある場面では一人の若い男に対して二人のマッチョが競い合い、片手腕立て伏せ、腕相撲、レスリングをしたりと観客席から生の肉体美と筋肉躍動の場面を存分に披露する。 また、男同士のキスシーンやマッチョの男が別のマッチョを両腕で持ち上げるシーンもあり、これも観客を喜ばせてくれる。 ついでにこの沖縄舞台劇でもテーマとしているマイノリティーの人権という観点から、同性愛に対する偏見により不遇な立場にある男達の言い分なんかを加えるといいのではないか。 最も観客はマッチョの筋肉美を堪能することが主な目的。観客の大半は、筋肉系が好きな女性か男性になるだろう。こぢんまりとしているからこそ、間近に観て楽しめる。 俳優はゲイである必要はない。筋肉のしっかりしたボディビルやフィジークで鍛えた体を持っている人で若者から中年というところ。そんな男たちを見つけ演技指導をしたらいい。なので俳優として活躍している人である必要もない。 そんな舞台劇を製作開催してくれるのなら多少の資金援助をしてもいい。
]]>
アマゾンプライムアニメ「ルパン三世VS.キャッツアイ」 懐かしき80年代
http://masagata.exblog.jp/32963265/
2023-02-23T16:34:00+09:00
2023-02-23T17:25:25+09:00
2023-02-23T16:34:40+09:00
masagata2004
ライフ・スタイル
アニメドラマの舞台が1980年代、キャッツアイが週刊漫画雑誌で連載されテレビで放送されていた時代だ。
なので現代のようなスマートフォンやドローンが最新機器として登場しない。
80年代に考えられた最新気鋭の秘密道具が登場する。
ストーリーは、ルパン三世とキャッツアイが同じ美術品を狙う悪者と一緒に戦うというもの。
もちろんのこと、現実世界にはあり得ない小道具や変装や身体技が出てくる。
私はルパン三世は好きではなかったのでむしろキャッツアイの方に注目してみた。CGアニメとして作ったせいかオリジナル作品のような繊細さが感じられなかった。
キャッツアイは70年代に流行ったアメリカの探偵テレビドラマ「チャーリーズエンジェル」を想わせる。三人の美女が探偵をする娯楽ドラマだったが、それと同じように三人の姉妹が美術品の泥棒をするというドラマだ。
豪華でお洒落なセッティングに心惹かれた。重苦しいものは何一つ感じられない軽快でリゾートを楽しんでいるような気分にさせてくれる。
そして、そういうものに憧れた若かりし日々を思い起こさせてくれる。今でも、そんなリゾート気分は好きだけど、でももう目指すものではなくなっている。
昨今の気候変動などの影響で質素倹約や質実剛健なライフスタイルが憧れになっている。現実世界の重苦しさを知った歳を経た経験も影響しているかな。
ただ、このアニメが舞台を80年代にしたのは標的となる美術品がナチスと関連があるためだ。美術品の絵画を描いた画家がナチスと闘ったキャッツアイ姉妹の父親だという設定である。なので現代では時代的に成り立たない。
美術品を悪者が追う目的は、世界を支配できる権力を手にできる魔法の石が絵の中に埋め込まれているからで、悪者達は絵よりもその石が欲しかったのだ。
秘密が明かされる経緯の中でこんな言葉が印象に残った。「そんな石が存在するというのなら、それは徳のある人物の手に渡されるべきだ」というもの。
しかし、現実世界にそんな偉大な人物など存在するのだろうか。
見方を変えると、世界が平和で豊かで誰もが幸せであることが、その人物の欲求であればあり得ることだといえる。
]]>
死別するということ 仲間、元総理、英女王、元上司、マメール、元ローマ法王
http://masagata.exblog.jp/32829157/
2023-01-30T18:40:00+09:00
2023-01-30T18:44:08+09:00
2023-01-30T18:40:10+09:00
masagata2004
マサガタな日々
沖縄で辺野古新基地建設抗議で長年、お付き合いのあった方が年の初めに亡くなったのを知ったことから死別を体験することが多かった年だった。
その人とは沖縄のみならず東京でも抗議活動で一緒だった。北海道出身で北海道の自宅で事故死をしたということだった。お付き合いがあったけどすごく親しくしていたわけではなかったから衝撃ではあったがひどく悲しかったわけではない。だがとても感じのいい人で励ましてもらったこともあり残念であった。年齢的にもまだまだだっただけにとても惜しい人を亡くしたといえる。
そして、夏には日本中で衝撃が走った元総理の銃撃による死。もっとも、衝撃ではあったが悲しくはなかった。計らずも同氏と同氏が所属する党の悪事が明るみになり、現在までの情勢を考えると亡くなったことが決して残念なことであるとは思えない結果になった。
同氏の国葬が批判の中、執り行われると時期を同じくしてイギリスの女王が亡くなった。96歳という年齢であったが戦後イギリスの象徴として君臨していた姿をもうみれなくなるということになり、今までとは違った世界になるのは確実であると感じた。
秋になりとても親しくしていた人の死の知らせを聞いた。
元上司で、この人に関しては自分より少し年下の人で妻子のある人、とても悲しく残念でならなかった。ずいぶん前に勤めていた会社の直属の上司だったが、とても人格の優れた人だった。会社でひどい扱いを受け辞めることになってしまい、その影響で私も後日、退職することになった。死因は交通事故なのでとてもとても残念であった。何よりも若くして父親の死に直面した彼の娘さんが不憫でならなかった。
親しい人といえばマメール、10年前にマインファーターが亡くなったのに続いてだが、高齢であったためいつ来るかと心の準備はしていたが、やや唐突であった。もちろんのこと大変悲しかった。
そして、年末に元ローマ法王が亡くなったニュースを聞いた。私も母も同じカトリックなので関連性を感じざる得なかった。
人はいずれ死ぬ。誰もが、自分を含めて。
それはその人の歴史が終わるということである。女王や総理大臣のような歴史に残る人物であれ、しがない庶民の一員であれ、大いなる歴史が終わるということである。
死んだ後、人はどこに行くのか、遺された者は何をすべきかについては、マメールが亡くなった時に観たテレビドラマでのシーンが思い起こされる。
高齢の爺さんが若い孫に対して言うこと。
「私が死んでも悲しみにくれるのではなく生きている中、もっと冒険をしてみてはどうか。私はずっとお前を見守っているよ」
ある歴史が終わるということは新たな歴史が始まるということと考えよということか。
]]>
「貧しきやもめの施し」と「貧者の一灯」と統一教会
http://masagata.exblog.jp/32624328/
2022-12-13T18:57:00+09:00
2022-12-13T11:45:33+09:00
2022-12-13T11:44:21+09:00
masagata2004
時事トピック
日本は仏教と神道の国。クリスチャンなんて人口の1%に過ぎない。
仏教や神道だって熱心な信者が多くいるわけではない。いわば気休めや暇つぶしに信仰しているふりを時々しているだけが大半の日本人だ。もう宗教に何を求めるというのか。
クリスマスといえば教会に行ってこんな聖書の逸話を聞いたことがある。
「寺院でお金持ちが大金を寄付した後に、貧しい老女がわずかなコインを寄付箱に投げ込んだのをイエスがみて弟子に「彼女はお金持ちよりより多くの寄付をしたのだ。なぜなら自分のなけなしのお金を寄付したからだ」と説いた。」
これと同じ話は仏教の「貧者の一灯」である。お釈迦様の講話を聴くためにお寺までの夜道を照らす灯篭を各信者が寄付をするのだが裕福な信者は大きな灯篭を寄付して煌々と道を照らしたものの貧しき女性は自分の髪を切って売って小さな灯篭しか寄付できなかった。だが、翌朝、彼女の寄付した灯篭のみが明かりを照らし続けたという話。
真心が大事だと言いたいのだが、この二つの話は悪用される危険性がある。
それが今年、安倍暗殺で世間に改めて知れ渡るようになった旧統一教会の強引な寄付要求である。ある信者は「貯金をゼロにしろ」とまでいわれたなど多くの信者が破産させられるまで献金をさせられたという。
つまり、出し惜しむな。全てを投げうて、それが美徳だと思い込まされ、財産を騙し取られるということなのである。
気休めと引き換えに、詐欺の被害に遭うといえば本末転倒である。
来年は無宗教か無神論者でいようかと思う。お寺や神社や教会は基本的に拝観料を払うだけでいいのではないか。あくまで文化財としてみる。
聖書や経典の話は参考に。ある意味、歴史の勉強になる。実際、倫理や哲学としては今の時代では相容れないことが多い。これは時代の流れ。最近の例でいえば性的少数派の人権とかで問題となっている同性愛禁止の教えとかだ。その意味で古代、中世の歴史が学べる。
統一教会は政治にも影響を与え日本社会に悪影響を与えてきたことも発覚したけど、過去の歴史を紐解けば宗教が起こした政治的なもめ事は数知れず。キリスト教でいえば十字軍、宣教師を利用した植民地支配。だから日本は先手を打ってキリシタン禁令をだしたという。
仏教も女性蔑視や廃仏毀釈の要因となった政治力の濫用が歴史に刻まれている。
宗教は人間がつくったものでしかないのだから。
]]>
ドキュメンタリー映画「ハーベイ・ミルク」を日本初の男性同性愛者公言国会議員と一緒に観る
http://masagata.exblog.jp/32543314/
2022-11-27T16:57:00+09:00
2022-11-27T16:57:46+09:00
2022-11-27T16:57:46+09:00
masagata2004
映画ドラマ評論
この映画は1984年にアメリカで製作され翌年、日本で最初に上映された映画だそうだ。
当時は今と違いLGBTのような言葉はなかった。同性愛者は差別の対象となりアメリカでは州によっては同性愛行為そのものが犯罪となるところもあったほど偏見の強い時代であった。
1970年代後半、自らが同性愛者であることを公言したサンフランシスコ市の市政執行委員(いわば市議会議員)になったハーベイ・ミルクという男性についてのドキュメンタリー映画である。
ミルク氏は社会の様々な偏見や差別に対して市議会議員の立場から反論をして世の中を変えていこうとする。具体的な例は当時カリフォルニア州で提案されていた学校の教育現場から同性愛者の教師を排除する州法成立の州民投票に反対のキャンペーンをあげたことである。当初、可決する見込みだったがミルク氏が議論の場に出て結局否決となる。
このような活躍をして多くのLBGTの人々を勇気づけてきたがミルク氏は暗殺されてしまう。
彼の残したメッセージとして重要なのは「カミングアウトをしろ」ということだった。可視化しなければ現状は変わらないということなのだろう。
この上映会には日本で初めて同性愛者であることを公言した男性国会議員の石川大我さんが来ていた。
石川氏は、この映画で表されている現状が日本の過去になるのか、まだ未来のことかを見極めているという。一つの大きな動きとして東京都が11月から同性パートナーシップ条例を発布したことである。今後の未来としては同性婚合法化を実現することだという。
また、日本で最初にこの映画の上映を主催して今日まで映画を上映し続けているという興業主の方がスピーチをした。最初に上映を主催した時は周囲から白い目でみられたりしたが、いざ上映してみると何度も上映をするようになるほど関心が高まったという。
ずばり人間の性的指向や性自認は本人の意志で選べるものではない。生まれつきとか環境とか原因論は様々あるが本人が決めたものではないということだ。そして変えられるものでもない。それは男に生まれる、女に生まれる、白人、黒人であるということと同じとみていい。
なので趣味とか変態とかいう見方でさらりと片づけられるものではないのだ。
この映画が日本のはるか過去のものとなるように願う。
]]>
翻訳者が観た仏映画「9人の翻訳家」 ちょっとひねり過ぎ
http://masagata.exblog.jp/32419324/
2022-10-24T19:53:00+09:00
2022-10-24T16:57:44+09:00
2022-10-24T16:57:44+09:00
masagata2004
映画ドラマ評論
世界同時出版でベストセラーが予想される小説の翻訳版を作成させるため世界中から翻訳家が、ある古城に集められる。
彼らはロシア、中国、イギリス、イタリア、ドイツ、ギリシャ、スペインなどから来たフランス語の小説の翻訳をする任務を与えられる。古城に監禁されネットを含め外との接続は一切禁じられる。それは外部に発売前の小説の中身が漏れないようにするためであった。
だが作業が始まってから数日後、原稿の中身が漏れたことが発覚。密閉された古城の中で犯人探しが始まる。
結論をいえば、古城の中の誰かが犯人であったのだが、内容がひねり過ぎ。アガサ・クリスティーの小説からアイデアを多少拝借した感じだったけど、ひねりが多すぎてついていけないストーリーだった。もうちょっと単純にしてもいいのにと思ったが。
翻訳者の観点からすると、なるほどと思う言葉があった。
「翻訳者とは透明人間のようなものだ」というもの。常に裏方である。だから映画の中の翻訳者の中には小説家を目指しながら翻訳家にしかなれなかった自分を憐れむ者も出てくる。
しかし、ちょっと疑問に思った点もある。
480ページの小説を1日20ページの割合で翻訳させるのだが、原稿を切り分けて最初のページから順々に渡す方式でまとめて内容が知れ渡らないようにする目的だったが、これは翻訳者であり小説家もどきの私からみると無理がある方式だ。
小説はストーリーであり、最初の場面から最後の場面までつながりがあり、各章ごとに切り分けて言葉を訳していくことができない場合がある。伏線として後の場面に影響する文章なら、それとの関連を想定して言葉を選ばなければいけないことが多々ある。
仮にそうしたとして後々、前に戻って言葉を書き直さなければいけなくなりかえって面倒で小説の翻訳家は全部をまとめて読んだうえで翻訳をすると聞いたことがある。
まあなんにせよ、透明人間の翻訳者を主要な登場人物として使う映画はこれが初めてだと思う。因みに私は小説家もどきだが、翻訳者を主人公とした小説をこのブログで発表している。
是非とも読んでいただきたい。ついでに、今回の映画にインスパイアされた複数の翻訳者を集めての秘密の場所での翻訳作業をモチーフに小説書いてみようかな。もちろん盗作ではありません。なんたって私は翻訳者であり、多言語の翻訳会社の運営者でもあったことがある人間ですから。活かせる素材はたんまりあります。
この映画より分かりやすく面白い、翻訳者たちが活躍する小説を書いてみせましょう。
]]>
皆さんにお願い 米議会議員に辺野古新基地建設中止の請願書簡を
http://masagata.exblog.jp/32381807/
2022-10-12T18:43:00+09:00
2023-05-12T16:21:12+09:00
2022-10-12T16:17:37+09:00
masagata2004
沖縄
しかしながら日本政府は人々の声を一顧だにせず完成不可能な工事を進めています。
そこで、この際、この税金無駄遣い自然破壊不可能プロジェクトのもう一つの主要プレイヤーに訴えることをすべきと考え、これまでもしてきた米連邦議員宛に実状を知らせ、基地建設の中止を働きかけるアクションの実行を、より多くの人々に協力頂くようにお願いしたいと思います。
方法としては、この問題に直結する行政を担当する米連邦上下両院の軍事委員会の議員宛に手紙やTwitterやメールで請願書を送付することです。
以下が主な送付先のリストとなります。主要メンバーにはリンク付けしています。
上院軍事委員会
委員長(民主党)
Jack Reed (D - RI) Senator Jack Reed(@SenJackReed)さん / Twitter
与党(民主党など)
Shaheen, Jeanne (D - NH)
Gillibrand, Kirsten E. (D - NY)
Blumenthal, Richard (D - CT)
Hirono, Mazie K. (D - HI) Senator Mazie Hirono(@maziehirono)さん / Twitter
Kaine, Tim (D - VA)
King, Angus (I - ME)
Warren, Elizabeth (D - MA) Elizabeth Warren(@SenWarren)さん / Twitter
Peters, Gary C. (D - MI)
Manchin III, Joe (D - WV)
Duckworth, Tammy (D - IL)
Rosen, Jacky (D - NV)
Kelly, Mark (D - AZ)
野党(共和党)
James Inhofe (R - OK) Sen. Jim Inhofe(@JimInhofe)さん / Twitter
Wicker, Roger F. (R - MS)
Fischer, Deb (R - NE)
Cotton, Tom (R - AR)
Rounds, Mike (R - SD)
Ernst, Joni (R - IA)
Tillis, Thom (R - NC)
Sullivan, Dan (R - AK)
Cramer, Kevin (R - ND)
Scott, Rick (R - FL)
Blackburn, Marsha (R - TN)
Hawley, Josh (R - MO)
Tuberville, Tommy (R - AL)
下院軍事委員会
委員長(民主党)
https://adamsmith.house.gov/
Adam Smith Rep. Adam Smith(@RepAdamSmith)さん / Twitter
与党(民主党など)
https://langevin.house.gov/
James R. Langevin
https://larsen.house.gov
Rick Larsen
https://cooper.house.gov/
Jim Cooper
https://courtney.house.gov/
Joe Courtney
https://garamendi.house.gov/
John Garamendi
https://speier.house.gov/
Jackie Speier
https://norcross.house.gov/
Donald Norcross
https://rubengallego.house.gov/
Ruben Gallego
https://moulton.house.gov/
Seth Moulton
https://carbajal.house.gov/
Salud Carbajal
https://anthonybrown.house.gov/
Anthony Brown
https://khanna.house.gov/
Ro Khanna
https://keating.house.gov/
William Keating
https://kim.house.gov/
Andy Kim
https://houlahan.house.gov
Chrissy Houlahan
https://crow.house.gov/
Jason Crow
https://slotkin.house.gov
Elissa Slotkin
https://sherrill.house.gov
Mikie Sherrill
https://escobar.house.gov
Veronica Escobar
https://golden.house.gov
Jared Golden
https://luria.house.gov
Elaine Luria
https://sarajacobs.house.gov/
Sara Jacobs
https://kahele.house.gov/
Kaiali'i Kahele
https://strickland.house.gov/
Marilyn Strickland
https://patryan.house.gov/
Pat Ryan
https://veasey.house.gov/
Marc Veasey
https://panetta.house.gov/
Jimmy Panetta
https://murphy.house.gov/
Stephanie Murphy
https://horsford.house.gov/
Steven Horsford
https://sylviagarcia.house.gov/
Sylvia Garcia
共和党議員
https://mikerogers.house.gov/
Mike Rogers Mike Rogers(@RepMikeRogersAL)さん / Twitter
http://joewilson.house.gov/
Joe Wilson
https://turner.house.gov/
Michael Turner
http://lamborn.house.gov/
Doug Lamborn
http://wittman.house.gov/
Robert Wittman
https://hartzler.house.gov/
Vicky Hartzler
https://austinscott.house.gov/
Austin Scott
https://brooks.house.gov/
Mo Brooks
https://graves.house.gov/
Sam Graves
https://stefanik.house.gov/
Elise Stefanik
https://desjarlais.house.gov/
Scott DesJarlais
https://trentkelly.house.gov/
Trent Kelly
https://gallagher.house.gov/
Mike Gallagher
https://gaetz.house.gov/
Matt Gaetz
https://bacon.house.gov/
Don Bacon
https://banks.house.gov/
Jim Banks
https://cheney.house.gov/
Liz Cheney Liz Cheney(@Liz_Cheney)さん / Twitter
https://bergman.house.gov/
Jack Bergman
https://waltz.house.gov
Michael Waltz
https://mikejohnson.house.gov/
Mike Johnson
https://markgreen.house.gov/
Mark Green
https://bice.house.gov/
Stephanie Bice
https://franklin.house.gov/
Scott Franklin
https://mcclain.house.gov/
Lisa McClain Representative Lisa McClain(@RepLisaMcClain)さん / Twitter
https://jackson.house.gov/
Ronny Jackson
https://carl.house.gov/
Jerry Carl
https://blakemoore.house.gov/
Blake Moore
https://fallon.house.gov/
Pat Fallon
各人のサイトを検索、アクセスしてメールやTwitterなどのSNS返信で、以下のサイトへのリンクを貼ったメッセージを送付するのです。
メールの場合、タイトルは以下リンクの英文としてください。
訳すと「米政府宛:日本の沖縄における米海兵隊の新基地建設中止の請願」
Dear US Government re: request for stopping USMC new base construction in Okinawa, Japan
http://dearamericans.blogspirit.com/archive/2022/09/30/dear-us-government-re-request-for-stopping-usmc-new-base-con-3274297.html
リンクと共に添える文言としては
"Please read this for US-Japan friendship concerning an unnecessary and environmentally harmful USMC construction in Okinawa, Japan." (日本、沖縄での不要で環境破壊を起こしている米海兵隊新基地建設に関して日米友好のためこれをお読み下さい。)をつけるといいでしょう。マサガタのメッセージとして議員らに伝達します。内容に関しては私マサガタが責任を持つことになります。
また、英文を印刷の上、郵送することもおすすめです。
HPをそのまま印刷では体裁が悪いのでテキストと写真をコピペして改めて文書にして印刷されるといいと思います。
郵送代はワシントンまで1000円程度です。
全員郵送が大変と思われる方は委員長である2名にだけでも送付するといいでしょう。
上院軍事委員会委員長 Senator Jack Reed (728 Hart Senate Office Building Washington, DC 20510 USA)
下院軍事委員会委員長 Congressman Adam Smith (2264 Rayburn Office Building Washington, DC 20515 USA)
さて、英文の内容はどんなものかと気になると思いますので、以下にその和訳を提示します。
私が最初に書いた英文を自動翻訳機で和訳して、それに改めて修正を加えました。
文章だけで英文にある写真はありません。目次番号や段落と照らし合わせて該当英文と写真を確認できます。
自分で日本語を書いた場合に比べてややたどたどしい印象を受ける日本語ですが内容は理解できます。
手紙の場合、ご自身の名前で書くことになりますので私の自己紹介や体験を元にした意見などの箇所は省いてください。
また英語ができるようでしたら、ご自身の見識を含め修正加筆をされるとよろしいかと存じます。
手紙に限らず、ご自身のHPやブログに投稿公開してネット上で広めることもできます。
(タイトル)沖縄における米海兵隊の新基地建設中止要請
米大統領、上院議員、下院議員、その他の意思決定者の方々(郵送の場合、この箇所は各議員名を書いてください。例:Dear Senator Jack Reed,)
私はマサガタという東京在住の日本人男性です。以前はサンフランシスコ州立大学で国際関係学を専攻していました。現在はアメリカで得た英語の知識を活かして翻訳者として働いています。(ここは自己紹介なので省くか、ご自身の自己紹介文を入れてください。)
私がこの書簡を書いたのは、沖縄県名護市辺野古区のキャンプ・シュワブに新しい米海兵隊基地滑走路を建設するための現在進行中の埋立地建設を中止するよう米国政府に要請するためです。
これは、3年前に国防権限法を最終決定していた合同軍事委員会で、私がアメリカ連邦議会下院議員と上院議員に送った書簡と、昨年3月に書いた書簡の修正版です。ロシアのウクライナ侵攻や台湾危機など、最新の情報を追加しました。私は沖縄を何度も訪ね、この問題には2009年より関わってきました。
以下は、私がこの手紙で説明したい主なポイントです。
1.今までの経緯
2.地元住民は新基地建設に強く反対
3.貴重な野生生物と生態系が脅かされている
4.技術的に、物理的に実行不可能なプロジェクト
5.アメリカはこの愚かなプロジェクトの責任を負っている
6.日本の防衛に対する米国の貢献に対する疑念の高まり
7.米軍人、そしてアメリカ人住民は沖縄で敵意に直面しています
8.ロシアと中国は、アメリカが沖縄で何をしているのかを見ている
1. 今までの経緯
沖縄は日本本土の下の島々の列島であり最南端の県です。気候は亜熱帯で、サンゴ礁に囲まれた豊かな自然に恵まれています。東京から飛行機で3時間で、ハワイと同じくマリンレジャー観光でとても有名です。実際、沖縄はハワイと同じ道を歩みました。
19世紀の終わりまでは独立した王国でしたが、本土の力によって併合されました。1945年に米軍が沖縄を占領し、その後沖縄は日本本土が主権を取り戻してから20年後の1972年まで占領され、日本国内で唯一の地上戦を経験し、第二次世界大戦中に20万人の民間人犠牲者を出した場所でした。
現在の沖縄県の人口は145万人です。
1996年、日米両政府は、沖縄県宜野湾市にある米海兵隊普天間基地を普天間周辺の人口密集地域から逃れるためキャンプ・シュワブに移転し、普天間飛行場の一部を太平洋のグアムに移転させることに合意しました。
キャンプシュワブは沖縄の海岸沿い、辺野古と呼ばれる地域にあります。
移設計画には、2本の滑走路と既存の施設を拡張して造る港からなる新しい基地を建設するための海上埋め立てが含まれています。シュワブは、以下2021年5月20日に撮影した写真のように辺野古海岸(左)と大浦湾(右)の間に位置しています。
下記のマークエリアは、辺野古海岸の埋め立て計画エリアです。
2本の線路は、埋め立て区域に建設される滑走路です。左側の大きな点は、キャンプシュワブの隣の住宅街です。
2. 地元住民は新基地建設に強く反対
計画が発表されて以来、住民投票の実施、市長・知事選挙の候補者の支持、建設に反対する市議会議員の支持、市民的不服従行為としてキャンプ・シュワブの門での座り込みデモ、埋め立て地でのカヤックなど、全国の地元住民や活動家が新基地建設に抗議してきました。これまで、数十人の抗議者がキャンプ・シュワブのゲート前や海岸で警察に逮捕されたり負傷したりしました。
2018年9月、新基地建設に反対していた翁長雄志知事(当時)の死去を受け、沖縄県民は玉城デニー氏を沖縄県知事に選出しました。玉城氏は翁長氏の意志を継承し当選しました。当時、同氏は日本の国会議員でした。
父親は沖縄に駐留するアメリカ海兵隊の軍人で、母親は沖縄出身でした。人種が混ざり合った人物が一県の知事に選ばれたのは日本で初めてのことでした。日本はもはや単一な民族構成ではなく、社会が人種の多様性を受容できることを証明しました。(次の写真は沖縄県知事の玉城デニー氏)
2019年2月、沖縄は、米海兵隊の新基地建設のための辺野古海岸の埋め立て建設を地元住民が承認するか反対するかを問う住民投票を実施しました。その結果、投票者の71%が新しい基地建設に反対しました。
普天間飛行場の移転に反対する主な理由は、県外ではなく沖縄島内で移設が行われており、沖縄県民の生活の負担の軽減とならないからです。
2022年9月、玉城氏の第2回知事選が行われ、他の2人の候補者を圧倒して再び勝利しました。
選挙直後、共同通信が全国世論調査を行い、日本人の57%が建設工事に反対していることが明らかになりました。
3. 貴重な野生生物と生態系が脅かされている
多くの環境活動家がキャンプ・シュワブ周辺地域に特有の野生生物の生態系を守るために、この計画に反対しています。
この写真は、海草を食べる絶滅危惧種の海洋哺乳類であるジュゴンです。南極海での日本の捕鯨に抗議する国、そして和歌山県太地でのイルカ漁でさえ、故J.F.ケネディ大統領の娘であるキャロライン・ケネディ元駐日米国大使が抗議を熱望していたのに、日本に生息する別の海洋哺乳類を脅かすのを勧めるのはばかげています。
大浦湾には、世界最大、最古、最北端の青いサンゴが生息し3000年も成長を続けています。
最近、湾で多くの新種が発見されています。まだ発見されていないものがもっとたくさんあるかもしれません。辺野古湾岸と大浦湾岸には5600種以上が生息していると推定されている。これは、オーストラリアのグレートバリアリーフのすべての種よりも多いものです。
人類にとって大きな生物多様性が、この海にあります。 (軍人・労働者が通るキャンプ・シュワブの入り口ゲートに掲示された横断幕)
米国海洋環境保護機関、ミッションブルーは、この地域を「ホープスポット」の1つに指定しました。
日本初のホープスポットが希少なサンゴ礁とジュゴン生息地を称える - ミッションブルー (mission-blue.org)
https://mission-blue.org/2019/10/japans-first-hope-spot-honors-rare-coral-reefs-and-dugong-habitats/
辺野古海岸では、海が塞がれて埋め立てられ、ジュゴンなどの生き物の命が脅かされています。ジュゴンの海草は、現在の埋め立て地域と手つかずの計画地域の一部で発見されています。ジュゴンは餌場を失っています。
青いサンゴに関しては、埋め立て地が海流を変える可能性があり、サンゴの生息に悪影響を及ぼす可能性があります。そうなると、米国はこのような素晴らしく希少な生き物を貶めるのを助けたとして非難されるでしょう。
実は、日本の防衛省は、海にジュゴンは存在しないとされる環境アセスメントを実施しました。しかし、WWFや日本自然保護協会などの環境団体は、同省の評価は間違っていたと主張し、団体独自の研究によりジュゴンの存在を確認する明確な痕跡が見つかりました。その後、沖縄の地元紙は、防衛省が発見を認識していたが、それを隠蔽したというニュースを報じました。
これらの事実により2018年にホワイトハウスへの海洋埋立中止の請願が開始されました。
https://petitions.whitehouse.gov/petition/stop-landfill-henoko-oura-bay-until-referendum-can-be-held-okinawa
(2018年12月8日、沖縄で住民投票が実施できるまで、辺野古・大浦湾の埋立処分を停止してください。
2ヶ月で200000人以上の署名が集められました。
この請願キャンペーンは、有名なファッションモデルでテレビタレントのローラ(日本人とバングラデシュの混血女性)によって広く広まり、ローラ氏が自身のInstagramページに請願キャンペーンを投稿しました。彼女は環境活動家でした。
ホワイトハウスはまだこの請願に公式に回答していません。
2022年の春以降、埋め立てプロジェクトの一環として、新たな進展が見られました。埋め立てのために海の上に建設する護岸の1つが拡張され、湾への主要な潮流の1つが遮断されました。
2022年9月12日に飛行機から撮影した下の写真のように、赤丸は延長された桟橋護岸K8です。ピンクの円エリアは、海への川の流れを変えるための工事現場です。美謝川と呼ばれるその川は、冷たい水を湾に注ぎ込み海水温度を下げます。
潮流と湾への川の流れは、湾の野生生物にとって良い環境を維持するために重要です。しかし、これらの構造物は環境を破壊します。
河川流変化工事現場から見た護岸K8(上)
河川流変化工事現場(下)
建設は直ちに中止する必要があります。野生生物と生態系に待つ時間はありません。
4. 技術的に、物理的に実行不可能なプロジェクト
建設プロジェクトの実現不可能性を明らかにする技術的な問題は以下の通りです。
活断層が滑走路の建設予定地の下に発見されています。カリフォルニアであれば同工事は認可されません。
滑走路の建設予定地周辺には米軍航空基準以上の建物があり、飛行ヘリコプターやオスプレイがこれらの建物と衝突する可能性があり、宜野湾市の普天間飛行場と同様の状況です。(下の写真は普天間基地とその周辺地域を市内の展望台から見たものです。
建物には、若い学生が授業に出席したり居住したりする校舎と寮があります。移転の計画は発表されていませんが、建物の隣にある送電塔はすでにその場所から移転する予定です。(下の写真はキャンプシュワブの隣の地元の町です。計画された滑走路の高さ制限の上に350以上の建物が配置されていることが分かっています。それは地元の人々だけでなく、パイロットにとっても危険なものです。
(海岸近くの辺野古地区で撮影)
計画された新しい滑走路の飛行圏がどれほど危険であるかのイラスト、地元の新聞、沖縄タイムズからの抜粋、赤い線は滑走路の高さ制限の想定です。
埋め立て地までの海域で実施された地質調査では、マヨネーズのように土を積むには地盤が柔らかすぎて埋め立てにより多くの予算と時間を要するため、専門家によると建設期間は20年と予想よりもはるかに長くなるはずです。
さらに長くなる可能性もありそれは、非常に柔らかい地面が水深90メートルの層に存在しますが、現代の技術では最大70メートルの深さまでしか地面を固めることができません。
下の写真は2018年1月に撮影したものです。
普天間飛行場の移転地に2本の滑走路を建設する辺野古海岸と大浦湾埋め立てのプロジェクトマップ。
辺野古側、地図の左側は埋め立てされています。2021年5月撮影。
下の写真は2022年9月に撮影したものです。
すでに辺根湖海側エリア(左側)で埋め立てが始まっていますが、現時点では計画エリアの3分の1しか埋め立てられておらず、その3分の1もまだ完全に埋め立てられていません。それは3メートルの高さまで満たされましたが、まださらに4メートルが必要で、少なくともさらに3年かかり、大浦湾側(写真の右側)の残りの3分の2は、海の下の非常に柔らかい地面に関連する技術的な問題のためにまったく始まっていません。辺野古側は浅いですが、大浦湾側はとても深いです。
埋め立て開始から3年が経過しても、土壌使用量の10%未満しか使われていません。
下の写真は辺野古海岸側埋立地です。計画された7メートルのうち3メートルだけがいっぱいになっています。
これはビーチの少し上です。ビーチから護岸まで水の中を歩くのは簡単です。
次のページの2017年4月に撮影された写真が示すように、埋め立てが行われなかったときのように元の風景に戻るのに遅すぎることはありません。
当初、その大きな大浦地域は、最初に埋め立てられるはずでしたが、桟橋でさえ最低限の地震に耐えられないことがわかりました。防衛省は2015年にこの事実を知っていましたが、2017年まで明らかにしていませんでした。
最近、米国のGAO(会計検査院)やワシントンに拠点を置くシンクタンクCSISでさえ、辺野古埋立地建設は技術的な問題のために実施が困難であると報告しました。
何らかの理由でプロジェクトが途中で中止される可能性はありますが、取り返しのつかない自然破壊と地元の人々からの反感とともに残ります。海兵隊のキャンプ・シュワブとグアムへの移転予算の一部は、アメリカ政府によって支払われています。つまり、このプロジェクトは日本の納税者だけでなく、アメリカ人のお金を無駄にしてもいるということです。
それは少数の人々の利益のために行われてきました。ご存じのように、プロジェクトから利益を得たいと考えている特定の企業や政府の人々です。このプロジェクトの主要な請負業者の1つは、菅前首相の三男が働いている大成建設です。
建設が続く限り、請負業者は終了まで利益を得ることができます。海兵隊員にとっては、現在の普天間基地はできるだけ長く使えます。建設が進む一方で、環境への取り返しのつかない被害が拡大していきます。
5 .アメリカはこの愚かなプロジェクトの責任を負っています
この問題は日本政府が扱うべき問題であり、米軍の責任ではないと言えるかもしれません。しかし、それは非常に偽善的に聞こえます。米軍はこの施設を利用しており、これまでは新しい滑走路や併合施設の設計に関わってきました。米国政府はそのプロジェクトを中止し、沖縄以外の別の移設場所を見つけることができます。
もしアメリカがこれを日本政府のせいにし続けているとすれば、それは日本の保守派政治家が「慰安婦」問題に関して「旧日本軍は、20世紀初頭の戦時中に兵士の性奴隷制のためにアジアの女性を誘拐した責任はなく、それは外注された地元の売春宿がやったことだった」とのように言っていることと同じです:。米国議会はそのような議論を否定し、2007年に日本政府に元慰安婦に対する謝罪を要求する決議を出しました。
6. 日本の防衛に対する米国のコミットメントに対する疑念の高まり
実際、沖縄、さらには全国にさえ米軍が駐留していることは、厄介なものに過ぎません。米軍の駐留は、もはや冷戦時代のように防衛や抑止力として機能していないことを、我々の多くは知っています。中国は新たな脅威と言われていますが、中国は時折、日本よりも多くの米国債を所有し、より多くの米国製品を購入するため、米中関係が米国にとってより重要になっていることを知っています。中国は最近、日本よりも大きな経済大国になっています。
日本と中国の海境の間に位置する尖閣諸島への領有権など、中国と日本が何らかの理由で紛争に巻き込まれても、アメリカは日本を助けないことは容易に予測できます。アメリカは、中国軍と戦う日本を支援するために軍隊を派遣することはできません。なぜなら、そのような行動は、米国の国益に大きな損失をもたらす可能性があるからです。中国はまた、北朝鮮との交渉において大きな役割を果たしています。中国は米国の外交政策にとって極めて重要です。
ウクライナで現在進行中の危機は 、同盟国を助けることにアメリカが消極的であることを明らかにしました。アメリカは、1994年に安全保障覚書に署名し、侵略が始まる直前に、アメリカは、ウクライナがNATO加盟国に加わるのを止めないと主張しましたが、ロシア侵略からウクライナを助けるために軍隊を派遣しないとも発表しました。ウクライナ軍はかつてアメリカ軍と合同軍事演習を行っていたので、ウクライナは、アメリカとNATO同盟諸国がユーゴスラビアでやったように、ウクライナ上空に軍隊を派遣し、飛行禁止空域を設定することを期待していましたが、そのようなことは全く起こりませんでした。
アメリカとNATOの同盟国は、ウクライナとの拘束力のある条約を結んでいなくても戦うことができます。1990年代、アメリカとNATOの同盟国は、関連する条約なしにコソボで空爆したのがまさにそれです。
軍事専門家や元米軍関係者でさえ、米軍が日本に留まる最大の理由は、日本がホスト国の支援基金を提供しているため、自身のコストを削減するためであり、これは在日米軍基地の総費用の70%以上を占める「思いやり予算」と呼ばれています。日本には130以上の米軍施設があります。その大半は沖縄県内の30施設に駐留しており、日本の領土・人口の1%を占めています。
ベトナム戦争中、それは兵士、軍事武器や装備を輸送するための通過点でした。今や戦略的重要性はありません。アメリカの下院議員や上院議員の何人が沖縄を知っているでしょうか? この場所は基地を構える価値があるのでしょうか?
最近、中国は軍事力を大幅に増強し、いくつかの主要基地が集中している沖縄は、今や中国からの攻撃に対して非常に脆弱になっています。沖縄は明らかに中国のミサイル射程内にあります。ひとたび紛争が勃発すれば、中国は航空機が離陸する前に沖縄の滑走路を破壊するためにミサイルを撃つことができます。軍事戦略家は、中国からの軍事的脅威に対抗するために、アジア太平洋地域に基地を分散させる方が良いと主張しています。バケツの中の卵は簡単に壊れることがあります。中国は台湾周辺に長距離戦闘機用の30以上の空軍基地を持っていますが、米軍は沖縄の嘉手納と東京の横田の2つしか持っていません。
台湾危機は最近、ナンシー・ペロシ米下院議長によって激しく煽られ、米軍の駐留が東アジアにとってのトラブル以外の何ものでもないことを証明しました。
ペロシ氏の台湾訪問は、今後の議会選挙運動のためだと考えられていました。訪問後間もなく、中国は日本の経済排他的水域の一つである沖縄諸島の近くの海を含む台湾島周辺の海で軍事訓練を実施し、沖縄の漁師は訓練中に海に出航できず、収入を失いました。
ウクライナの場合と異なり、日米両国は外交の正常化と引き換えに「一つの中国政策」を中国に約束したため、両国は中国が台湾を占領していると非難することはできません。中国は私たちの隣国です。我々は、アメリカの歪んだ外交政策のために、台湾のために中国に攻撃されたくありません。実際、日本経済は米国よりも中国に依存しています。米軍に台湾を支援するために日本国内の基地を使わせることは、我が国の国益を害することとなります。
さらに、ロシアと同様に、中国も核兵器を保有しています。ウクライナで何が起こっているかについては、アメリカは核戦争を避けたいので、対ロシア戦争に関与できないことです。
中国に対する戦争も同じだと確信します。
我が国、特に沖縄に軍隊をこれほど多く配備することは、アメリカに対する不信感の高まりを引き起こしているだけです。沖縄問題は、両国の関係を改善するために、日本への軍事展開を再考する絶好のタイミングだと思います。辺野古の海の埋め立て地に基地を建設するのは最悪の案です。
アメリカのイメージは最近悪化している
アメリカ軍の駐留は、アメリカの影響を我が国に与える機能だといわれています。そのように機能していますが、これが否定的に機能しているかもしれないことを知っておく必要があります。アメリカそのもののイメージは、もはや過去のように肯定的ではありません。言い換えれば、アメリカはもはや夢の強力な国ではなく、もはや我々にとってのロールモデルでもないということです。
その一例が、アメリカの貧困問題に関する最近のベストセラーの本に見ることができます。本のタイトルは「ルポ・貧困大国アメリカ」(Report, Poverty Superpower, America)です。日本人ジャーナリストの堤未果が書いたこの本は、アメリカ人が金権政治社会で貧困とどのように闘っているかを解説し日本がそれに倣うべきではないことを説いています。
駐留する若い海兵隊員の多くは、大学教育を受ける余裕がなく、家庭内暴力のような問題を抱える貧しい家庭出身であることを私たちは知っています。彼らは、いわゆる「貧困徴兵」と呼ばれるシステムによって海兵隊に加わります。だからこそ、沖縄の地元民とトラブルを起こしているのです。
さらに、トランプ政権の4年間は、あなたの国の分断を証明しました。トランプは昨年の大統領選挙で負けましたが。7400万人のアメリカ人が彼に投票し、現職の大統領の中で記録的な数でした。政権下での同氏の発言は、日本国民にアメリカに対する非常にネガティブなイメージを与えました。私たちは彼のような人物が近い将来に再選されることを予期しますが、アメリカの良識を学んだつもりの私は失望しています。
トランプ氏はかつて、日本は現在の「思いやり予算(ホスト国の国民支援)」の4倍を支払うべきだと主張したが、これは容認できないものであり、アメリカが日本を防衛する気がないことを示しました。
7. あなたの軍人、そしてアメリカ住民は沖縄で敵意に直面しています
2019年9月、米海兵隊は地元住民や活動家からの明らかな抵抗に直面しました。市民は、訓練のためにボートを運ぶ米海兵隊車両の入港を阻止しました。港は辺野古から車で30分の本部町にあり、船は近くの島に出帆することになっていました。
若い軍人の男女は、抗議者からの叫び声を聞かなければならず、エアコンなしで何時間も車内で待っていました。海兵隊の車両は、海上での訓練に使用するボートを降ろすために港に入ろうとしていました。
港湾労働者でさえ、人間の盾として入り口に立っていました。労働者は、民間の使用のみを許可したいので、港の軍事利用に反対していました。10時間の座り込み抗議の後、トレーラーにボートを乗せた海兵隊の車両は、キャンプシュワブに戻るために港を出なければなりませんでした。
私はそこに座り込みに参加し、軍人の方々と話をしました。彼らはそのような葛藤を抱えることにいい気持ちはしていないようでした。彼らは同盟国ではなく、敵の戦線に配備されているように感じていたでしょう。
最近、沖縄のプラザハウスショッピングセンターでチーズショップを経営するアメリカ人女性に出会いました。彼女は日本のNHKのインタビューを受け、米軍の評判が非常に悪いため、自分の店が米軍所属として認識されることを望まなかったと言いました。もっとも彼女は国籍や所属団体に関係なく、誰でも歓迎しますが。
私自身、米軍による弾圧は、沖縄県民や日本人に対する米国の人種的偏見が一因だと考え始めています。下の写真のようにショッピングモールで自叙伝の本を売っていた、昨年5月に出会った、ミシシッピ州出身で、1960年代から沖縄に定住し、自身のビジネスで多くの沖縄人を雇うことに誇りを持っていた大変年配の男性のようにです。彼は日本に来る前の若い頃に、故郷での人種差別は北部人が来るまで問題はないことであり、映画「ミシシッピ・バーニング」は誇張であると言いました。
私自身、1990年代にアメリカで大学生だった頃に人種差別を経験しました。実際、アメリカは白人が支配する人種差別主義社会です。トランプが当選したのもそのためです。白人以外の人々は容易に一般化され、差別されます。
キャンプ・シュワブの門では、米軍人の人々は毎日、抗議者たちの市民的不服従行為に遭遇し、何度も怒鳴られ、ののしられます。彼らは決して歓迎されていると感じません。沖縄に駐留している限り、海兵隊に仕えることを誇りに感じるとは思えません。
キャンプ・シュワブの職員入場ゲートのすぐ隣には工事車両ゲートがあり、平日は抗議者が座り込んで工事車両をブロックし、車両の入ってくる数を減らし建設を遅らせるようにしています。
島の反対側にある安部港と塩川港では、埋め立て用の土が近くの山から辺野古に運ばれており、地元の抗議者たちがトラックの前に立って作業を遅らせています。
この状況が米国、日本、沖縄の間に健全な関係を生むと思いますか? このような不必要で実行不可能な工事の進行は、事態を悪化させるだけです。友好のために直ちに中止するか、当面の間、見直しのために建設を一時中止する必要があります。
現在の日本政府はこれを継続する意思があるが、野党は、地元の抗議がかつてないほど大きくなっており、建設が不可能であることが判明したため、政権交代となるならば建設を中止すると発表しました。与党内にいる中谷元防衛相でさえ中止すべきと主張しました。
さらに、COVID-19のパンデミックは、地元の抵抗に加えて建設スケジュールを遅らせています。2020年4月、労働者が感染したため、建設は2ヶ月間中止されました。キャンプ・シュワブの軍人も感染しました。パンデミック救済のためのより多くの予算が必要です。我々は、パンデミックによる深刻な予算不足と、ウクライナでの戦争によって引き起こされた石油・一次産品価格の高騰に直面しています。
8. ロシアと中国は、アメリカが沖縄で何をしているのかを見ている
昨年末、キャンプ・シュワブを含む沖縄の基地に新入隊員がやってきて、顔にマスクを着けずにキャンプを出た時、沖縄島内で感染者が急増しました。沖縄は事業活動を制限しなければならず地元経済に打撃を与えました。
当時、中国外務省のスポークスマンは、米国がその感染拡大に責任があると主張したため、米国は自負しているようなCOVID-19対策を主導すべきでないと主張しました。
(沖縄でマスク着用が義務付けられていた2021年12月27日、キャンプ・シュワブのフェンス付近で撮影された写真)
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、2018年12月にこの辺野古新基地建設問題に言及し地元知事や地元住民が反対したにもかかわらず建設が進んでいるため、現在ロシアが管理しているサハリン直下の北方領列島における日本の領土主権に疑問を呈しました。
日本が民主国家なら、そんなことはあってはならない。ロシアは、もし島々が日本に返還されれば、米軍基地が日露国境のすぐ近くに置かれるのではないかと懸念しています。日本が米軍に過度に依存しているため、領土が取り戻されることはないのです。
プーチン大統領はつい最近、広島と長崎での核攻撃の歴史をアメリカの非人道的行為として取り上げました。同氏は、日本はこの攻撃をアメリカの日本に対する非人道的な攻撃として思い出すべきだと主張しました。ロシア人は辺野古問題に関心を持っているので、2019年2月に県民投票が行われたとき、インターファックスプレスの記者が沖縄に来て、何が起こっているのかの取材に来ました。 私は記者からインタビューを受け、なぜ日本の保守派はナショナリズムにもかかわらず、そのような米軍基地建設を支持するのかと尋ねられました。 (下の写真は、前述のホワイトハウスの請願運動発起人、ロブ・カジワラ、沖縄県那覇市、2019年2月)にインタビューするロシア人記者です)
去年の5月、私自身も上海の中国人ジャーナリストのインタビューを受けました。中国人はこの問題に非常に興味があり、日米両政府が辺野古新基地建設問題で沖縄県民を、ロシア人と同様にどのように扱っているかを知っています。
米国は、民主主義は人類にとって最良のシステムであると主張します。だから、ロシアや中国のような権威主義政権は良くない。しかし、沖縄では、アメリカはその逆を証明しているようです。事が進むにつれて、これらの国々は、民主主義がいかに偉大であるかという米国の訴えに対抗するために沖縄問題を持ち出すことでしょう。
実際的な解決策としては、沖縄から米軍基地を撤去することを提案する民間シンクタンク「新外交イニシアティブ(http://www.nd-initiative.org/en/)」の提案を検討し、東アジアを周回する高速輸送船を搭載した日本の自衛隊と共同で人道支援・災害救援(HA/DR)部隊を設立することをおすすめします。それにより費用対効果が高く、より現実的に地域の安全保障に貢献することができるはずです。
合理性は、政策決定に関してアメリカ人が最も重視するものです。私は 、米国が2つの民主主義国家間の友情のために、この問題に関して非常に合理的な決定を下すことを願っています。このような実現不可能で愚かな建設計画は歴史上最も不合理なことなのです。
敬具
PS
私は英語のネイティブスピーカーではないので、いくつか歯切れが悪く、または文法的にも間違った文言がみられることをご容赦ください。また、辺野古を体感できる内容の小説も書きましたので、よろしければお読みください。
(日本語版)辺野古バー 星条旗
(英語版)Henoko Bar, Stars and Stripes
]]>
冷蔵庫を買い替えて思ったこと
http://masagata.exblog.jp/32294533/
2022-09-18T13:51:00+09:00
2022-09-18T13:54:23+09:00
2022-09-18T13:51:26+09:00
masagata2004
環境問題を考える
冷蔵庫は収めた牛乳が翌日には固まるほど腐り、冷凍庫ではアイスクリームがすぐに溶けた。
それでも常温よりはましと思いながら使っていたが、冷凍庫に水を入れても氷にならないことから買い替えを決めた。
新しい冷蔵庫を買いに行ったら店員は「通常13年程度が寿命だからもったほうですよ」と言われた。元の冷蔵庫には「ご苦労様でした」と言いたい。
ところが同時に冷蔵庫なんてものを当たり前のように使っている現代人のライフスタイルにふと疑問を持つようになった。
新しい冷蔵庫を使い始め、冷えた麦茶を飲んだりアイスクリームを食べたりすることにやけに有難みを感じた。古い冷蔵庫が調子が悪くなって買い替えるまでの1か月間、その間はそれが当たり前ではなかった。
特に夏なので冷えたものを口にしないことの苦しさを人一倍身に染みた。
だけど冷蔵庫などなかった時代は、そんな状態が当たり前だったのではないか。台所に冷蔵庫が入るようになったのは20世紀前半ぐらいのこと。日本では戦前は大変高価なもので庶民が持っていることはなかったという。
一般家庭に置かれるようになったのは戦後の高度経済成長期で「三種の神器」なんていわれる家電製品の一つとして購入するようになってからだ。
冷えたものを口にしたい、腐らないように冷やしておきたい、とかいうことは生活の中で想定外だったのだろう。
でもいざ、冷えたものを好きな時に口にできる習慣になれたなら離れることはできなくなる。それが現代における気候変動とも大きく関わっている。
この冷蔵冷凍庫というのはとても電気を食う電気製品なのだ。家庭で使っているものだけでなくレストランや食品工場で使っているものを合わせると消費電力は凄まじい。
かの時代は暑いから冷えたものを、という発想はなかったのだろう。でも、人々は普通に生きていた。
今更、昔の生活に戻るわけにはいかないが、エネルギーを使い過ぎて地球が破壊されようとしている時代、ちょっと振り返ってライフスタイル全体を見直す時に来たのではないかと思っている。
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/